私は過去にバイクで日本一周をしてる。17,000kmの道のりは鉄腕DASHのソーラーカーでの日本一周と基本が同じ反時計回りで海岸線をなるべく走ろうと考えて走るのだが山脈を越えて内陸にも入って行く。だからこの日本一周と言っても旅の仕方でずいぶんと距離の違いが出てくるものだ。
数年前のツーリング誌の企画で「サラリーマンだって日本一周」というおもしろい連載があって、週末利用の分割日本一周というかなりきつい内容だ。アイデアはいいのだが毎回前回の続きをするために高速道路でそのスタート地点に舞い戻り、また次の旅が始まる文章にはだんだんと旅の楽しさが抜けてしまい、自分に課した義務のために走るみたいな悲壮感に包まれてしまう。
話は戻りこの日本一周に使用したバイクが初めてのオフロードバイクだったためその後だんだんと林道を走る機会も増えてくる。それまで見てた道路地図では林道なんて走る事がないので意識してなかったのですがけっこう山深く続く林道が全国あちらこちらにある。だいたい道路地図には道路も無いような山深い地域は省略されてることの方が多いみたいだ。
詳しい数字は忘れたがこの日本の国土の70%くらいが森林で、残った30%くらいの地域に住んで活動してるのだからこの国の事は知っているようであまり知らないのかも、と考えてしまうのです。
サラリーマン時代に仲間と尾瀬に行ったのです。夜行バスに乗って夜明けと同時に三平峠を越えてヒウチガ岳(漢字が出ない)に登り、中学の遠足以来の山登りをしたのです。東北最高峰の森林限界を超えたこの山はけっこうきつくて山を好きになるどころか、自分には山登りは向かないと感じてしまう。長蔵小屋に泊まり次の日は尾瀬ケ原を歩いて鳩待峠から帰るのだが、この尾瀬ヶ原は歩いて来た人だけが見る事の出来る風景なんだ!車やバイクで行ける場所なんて限られている!もっと知らない行った事が無い場所は、歩いて行かないと入る事が出来ないんだ!今更のようにこんな事に気づいてしっまたのである。
帰りのバスの中では山頂付近で会ったグループと再会し、意気投合してバスの中で酒盛りとなり、職場も近い事もありその後は飲み会や山登りと交流が深まりいくつかの山へも登っている。
山登りはあえて趣味とは言わないようにしてる。きつい登りは嫌いだし、雲取山荘のおやじとはけんかして「出て行け!」とまで言われている。団塊の世代のころにはブームがあったそうだが、山で若い人に出会うことは少ない。外国人の登山者は気軽な服装で山歩きを楽しんでいる。自分もTシャツに短パン姿で背中にリュックを背負い、気負わないで歩く主義。たとえあと少しで頂上なのに下山時に暗くなるといけないのでさっさと諦めて下山をする。関東主脈登頂とか日本百名山とかの目標は作らない。山にもブランド意識を持っている人が多いし、混雑している。
歩いてしか行けない場所が日本にはたくさんある。そこに行きたい!と思ったら
結果登山になっているだけです。山について詳しい訳でも無い、自分流の旅のスタイルです。
数年前のツーリング誌の企画で「サラリーマンだって日本一周」というおもしろい連載があって、週末利用の分割日本一周というかなりきつい内容だ。アイデアはいいのだが毎回前回の続きをするために高速道路でそのスタート地点に舞い戻り、また次の旅が始まる文章にはだんだんと旅の楽しさが抜けてしまい、自分に課した義務のために走るみたいな悲壮感に包まれてしまう。
話は戻りこの日本一周に使用したバイクが初めてのオフロードバイクだったためその後だんだんと林道を走る機会も増えてくる。それまで見てた道路地図では林道なんて走る事がないので意識してなかったのですがけっこう山深く続く林道が全国あちらこちらにある。だいたい道路地図には道路も無いような山深い地域は省略されてることの方が多いみたいだ。
詳しい数字は忘れたがこの日本の国土の70%くらいが森林で、残った30%くらいの地域に住んで活動してるのだからこの国の事は知っているようであまり知らないのかも、と考えてしまうのです。
サラリーマン時代に仲間と尾瀬に行ったのです。夜行バスに乗って夜明けと同時に三平峠を越えてヒウチガ岳(漢字が出ない)に登り、中学の遠足以来の山登りをしたのです。東北最高峰の森林限界を超えたこの山はけっこうきつくて山を好きになるどころか、自分には山登りは向かないと感じてしまう。長蔵小屋に泊まり次の日は尾瀬ケ原を歩いて鳩待峠から帰るのだが、この尾瀬ヶ原は歩いて来た人だけが見る事の出来る風景なんだ!車やバイクで行ける場所なんて限られている!もっと知らない行った事が無い場所は、歩いて行かないと入る事が出来ないんだ!今更のようにこんな事に気づいてしっまたのである。
帰りのバスの中では山頂付近で会ったグループと再会し、意気投合してバスの中で酒盛りとなり、職場も近い事もありその後は飲み会や山登りと交流が深まりいくつかの山へも登っている。
山登りはあえて趣味とは言わないようにしてる。きつい登りは嫌いだし、雲取山荘のおやじとはけんかして「出て行け!」とまで言われている。団塊の世代のころにはブームがあったそうだが、山で若い人に出会うことは少ない。外国人の登山者は気軽な服装で山歩きを楽しんでいる。自分もTシャツに短パン姿で背中にリュックを背負い、気負わないで歩く主義。たとえあと少しで頂上なのに下山時に暗くなるといけないのでさっさと諦めて下山をする。関東主脈登頂とか日本百名山とかの目標は作らない。山にもブランド意識を持っている人が多いし、混雑している。
歩いてしか行けない場所が日本にはたくさんある。そこに行きたい!と思ったら
結果登山になっているだけです。山について詳しい訳でも無い、自分流の旅のスタイルです。