富士山 標高3,776m
今さら説明はいらないかも知れない。日本一の山であり外国人も日本に来た際は登る人も多く、むしろ外国人の方が東京の高尾山などを積極的に登ることを考えても登山を身近なスポーツとして考えているのだろう。近年富士山を訪れる人数は過去最高を記録してるそうだが、頂上まで登った人は意外と周りにはいない。かつては24時間テレビでも登っていたはずだ。
お盆休みにいつものように夜の9時頃に家を出る。車の中には山道具と寝袋は積みっぱなしなので、前日から冷凍庫に数本のペットボトルを凍らせておいてクーラーボックスに入れる。首都高から中央自動車道に乗ればあっという間に富士スバルラインに到着する。コンビニで明日の朝食と山頂で食べるポテトチップを買い五合目の駐車場で車中泊の予定だったが、駐車場のかなり手前で渋滞になっている。交通整理をする警備員が「五合目駐車場はすでに満車なので引き返すか、警備員の誘導に従って路肩に停めるしかありません」正直そんなに混雑しているのかと驚いてしまう。路肩に停めたまわりの車もやはり登山が目的で車中泊をするらしい。夜中の富士山にはご来光を山頂で見ようと懐中電灯の光の筋が長く続いており、予想よりもかなり多くの登山者が富士にいるんだと実感。さあ、缶ビールを飲んでひと眠りだ。それにしてもあまり涼しくないなぁ~
人の話し声で目が覚めるのはようやく空が明るくなり始める朝の4時である。朝食をかきこみ身支度を整えて五合目の駐車場へ向いトイレで用を足してから顔を洗う。ここから頂上までガイドブックによれば4時間55分とあるが登りが苦手な私には7時間以上もかかりました。駐車場から林道を歩いて六合目へ向かうがここは馬車が走る、歩きたくない人はこれを利用すればいいだろう。佐藤小屋の裏手からつづら折れの石段が続いており、すでにかなりの人が登っているのが見えるが終わりも見えず山頂も全然見えない。これから3時間はひたすら石の階段を登り続けて休憩したければ横にそれて、後ろから次々と登る人の邪魔をせぬようにマイペースで登り続けると頭がズキズキと痛い!軽い高山病の症状か?休憩してもこの痛みは治まらないので諦めようか頑張って登るか悩んでしまうが、もう一度この登りにはチャレンジしようとは思わないので、仕方なく頂上を目指すことにする。八合目からは石の階段から解放されて山登りらしくなるのだが、すでに森林限界を超えている富士山は緑の全くない石炭みたいな石がゴロゴロしてるだけの山。九合目の鳥居をくぐり人の話声が聞こえてくれば頂上に到着だ。
ものすごい量の汗でシャツはビショビショに濡れているのでこの頂上では寒くてゆっくりしては風邪をひきそうだ。下界は35度くらいなのにここは10度くらいしかない。パンパンに膨らんだポテトチップスの袋を開けて、溶けてぬるいポカリで流し込みすぐ下山する。下山に使うブルドーザー道はかかとでブレーキをかける要領で慎重に下りないと、走り出したら止まれない程の急斜面がずーっと続くので気をつけたい。下りは休憩もしないであっという間である。いつも登りの半分くらいの時間で下りて来れる。
高速の渋滞を避けるために時間調整で車内にいると、雷雨がやってくる。もう土砂降りでなんにも見えないのだから、登山中に天気が崩れてきたら危険だし途中でやめてしまうだろう。今は富士山は観光目的で訪れる人が多いけど、もともと登る事自体が信仰でもあったのだから楽では無い。と言っても五合目までは車で行けるのだから車中泊でならその日に山頂に行って来れる。くるぶしが隠れるハイカットシューズは必携である。下山時にあの石炭みたいなのが靴の中に入ったら痛くて歩けないだろう。さあ、今年は富士山にチャレンジしてみてはいかが?
今さら説明はいらないかも知れない。日本一の山であり外国人も日本に来た際は登る人も多く、むしろ外国人の方が東京の高尾山などを積極的に登ることを考えても登山を身近なスポーツとして考えているのだろう。近年富士山を訪れる人数は過去最高を記録してるそうだが、頂上まで登った人は意外と周りにはいない。かつては24時間テレビでも登っていたはずだ。
お盆休みにいつものように夜の9時頃に家を出る。車の中には山道具と寝袋は積みっぱなしなので、前日から冷凍庫に数本のペットボトルを凍らせておいてクーラーボックスに入れる。首都高から中央自動車道に乗ればあっという間に富士スバルラインに到着する。コンビニで明日の朝食と山頂で食べるポテトチップを買い五合目の駐車場で車中泊の予定だったが、駐車場のかなり手前で渋滞になっている。交通整理をする警備員が「五合目駐車場はすでに満車なので引き返すか、警備員の誘導に従って路肩に停めるしかありません」正直そんなに混雑しているのかと驚いてしまう。路肩に停めたまわりの車もやはり登山が目的で車中泊をするらしい。夜中の富士山にはご来光を山頂で見ようと懐中電灯の光の筋が長く続いており、予想よりもかなり多くの登山者が富士にいるんだと実感。さあ、缶ビールを飲んでひと眠りだ。それにしてもあまり涼しくないなぁ~
人の話し声で目が覚めるのはようやく空が明るくなり始める朝の4時である。朝食をかきこみ身支度を整えて五合目の駐車場へ向いトイレで用を足してから顔を洗う。ここから頂上までガイドブックによれば4時間55分とあるが登りが苦手な私には7時間以上もかかりました。駐車場から林道を歩いて六合目へ向かうがここは馬車が走る、歩きたくない人はこれを利用すればいいだろう。佐藤小屋の裏手からつづら折れの石段が続いており、すでにかなりの人が登っているのが見えるが終わりも見えず山頂も全然見えない。これから3時間はひたすら石の階段を登り続けて休憩したければ横にそれて、後ろから次々と登る人の邪魔をせぬようにマイペースで登り続けると頭がズキズキと痛い!軽い高山病の症状か?休憩してもこの痛みは治まらないので諦めようか頑張って登るか悩んでしまうが、もう一度この登りにはチャレンジしようとは思わないので、仕方なく頂上を目指すことにする。八合目からは石の階段から解放されて山登りらしくなるのだが、すでに森林限界を超えている富士山は緑の全くない石炭みたいな石がゴロゴロしてるだけの山。九合目の鳥居をくぐり人の話声が聞こえてくれば頂上に到着だ。
ものすごい量の汗でシャツはビショビショに濡れているのでこの頂上では寒くてゆっくりしては風邪をひきそうだ。下界は35度くらいなのにここは10度くらいしかない。パンパンに膨らんだポテトチップスの袋を開けて、溶けてぬるいポカリで流し込みすぐ下山する。下山に使うブルドーザー道はかかとでブレーキをかける要領で慎重に下りないと、走り出したら止まれない程の急斜面がずーっと続くので気をつけたい。下りは休憩もしないであっという間である。いつも登りの半分くらいの時間で下りて来れる。
高速の渋滞を避けるために時間調整で車内にいると、雷雨がやってくる。もう土砂降りでなんにも見えないのだから、登山中に天気が崩れてきたら危険だし途中でやめてしまうだろう。今は富士山は観光目的で訪れる人が多いけど、もともと登る事自体が信仰でもあったのだから楽では無い。と言っても五合目までは車で行けるのだから車中泊でならその日に山頂に行って来れる。くるぶしが隠れるハイカットシューズは必携である。下山時にあの石炭みたいなのが靴の中に入ったら痛くて歩けないだろう。さあ、今年は富士山にチャレンジしてみてはいかが?