町会ボランティアが忙しくてもう何年も山歩きはしていない。過去のたいした事のない経験ですが参考にでもなればと思います。
雲取山に登る
尾瀬で知り合った方と行ったのが雲取山で東京で一番高い山は標高が2,018m。東京・埼玉・山梨の3県にまたがる一等三角点で東京の西端に位置してるので、東京の東端に住む私にとっては、西遊記の御一行がガンダーラを目指すようなあこがれを子供の頃に地図をみながら感じたものです。(大げさな!)
朝4時頃に家を出て歩いて30分くらいで駅に着き総武線~中央線~青梅線と乗り換えて終点奥多摩駅からはバスに乗り、バス停から林道を歩いて登山口に着くのは9時頃になってたかな?いくつもの山を越えた奥に雲取山が見えて、避難小屋を覗くがちょっと一泊するのには勇気がいるので、三峰側に少し下るが雲取山荘に泊まる事とした。山小屋は予約もしないのに受け入れてくれるのでありがたい。この山小屋は電気を引いてないランプの宿としてテレビで紹介されていた。夕食後ビールを飲んで少し眠くなっているのだが、この日はインドかどこかの国の民族舞踊集団が踊りを披露し、9時を過ぎても布団を敷くことを禁じてやっと実現した「星を見る夕べ」とか言ってたイベントの成功を祝い、酒宴が続いたのです。自分の親世代の登山者の夫婦が疲れていて、特に奥さんの方が具合が悪そうなので、山小屋のオヤジに掛け合ってその奥さんだけでも布団に寝かせてあげて!と頼んでみたのですが「みんな楽しくやってるのに何言ってるんだ!文句あんなら今すぐ出て行け!」絶句しましたよ。まさかこんな山小屋で興味の無いイベントやっていて、この小屋で何をやろうが俺の勝手だ!とまで言われたのですから・・結局10時をまわってから布団に入ることが出来た。翌朝、小屋の前の水場で顔を洗っていたら目の前は見事な雲海で、雲の上の世界にいたのでした。昨夜の嫌なことなんて吹き飛ばしてくれる 見事な雲海でした。
丹沢縦走(あわや遭難か?)
年賀状に使う写真を撮りに初めて一人で、初めての冬山と、初めてづくしでそれも正月に丹沢へ行きました。数カ月前に小田急線に乗って大倉から丹沢山に日帰りで登っており、今回は午後から家を出て夕方急いで駒止めまで登り、3人しか宿泊客がいないので夜遅くまで酒浸り。うだうだとしてたら9時過ぎに小屋を出発し、丹沢山頂でも二日酔いで頭が痛くて、これで下山すれば良かったのに蛭ヶ岳へ向かうヤセ尾根がバリバリに凍っていて、四つん這いで進んだりでしてたから時間がどんどん過ぎてしまい、東海自然歩道にぶつかる姫次で日没を迎えた。頭にはヘッドランプ、手に持つ懐中電灯はたえずグルグル回して広い範囲を照射。突然目の前を二つの光が横切る。動物の目が光ったのだがあまりに突然だとウォーだかギャーだかみっともない悲鳴をあげている。何度か枝分かれする道があり水の流れる音が聞こえるので近道かな?と迷ってしまうのですが、真っ暗で町に通じるようには思えない。とにかく真っすぐ朝まで歩けば山脈は終わり国道に出るのは判っている。
立ち止まって地図なんか見る余裕は無い(怖いので)。そんながむしゃらになって歩いていたら町に下りる案内板が出てきて、登山道から林道に変わり街灯があった。遭難しかけてたのかな?国道沿いの食道兼飲み屋に飛び込んで「何でもいいから飯を食わして!」と頼む。店内で飲んでる客に話しかけられて「今下山してきたのか?」と厳しい口調。なんでも地元の消防団で何度も遭難者の捜索をしてるからこの時間に下山はかなり危険な状態だと言う。早く町へ出たい思いで川の水音に誘われて道をはずれると遭難してたはずだ、と言われました。太平洋側なら川を下れば海に向かうが、こっちの山梨側は谷深く川が流れて町には出られないし動けば動くほど方向感覚を失いパニックになるそうです。危機一髪でしたね。一度きりの丹沢縦走はこうして終わった。
この後は電車に乗る山登りには行かなくなる。マイカーで行く山登りという本を買って、登山口に車を停めて林道歩きの時間を節約する方向に変えるのである。
雲取山に登る
尾瀬で知り合った方と行ったのが雲取山で東京で一番高い山は標高が2,018m。東京・埼玉・山梨の3県にまたがる一等三角点で東京の西端に位置してるので、東京の東端に住む私にとっては、西遊記の御一行がガンダーラを目指すようなあこがれを子供の頃に地図をみながら感じたものです。(大げさな!)
朝4時頃に家を出て歩いて30分くらいで駅に着き総武線~中央線~青梅線と乗り換えて終点奥多摩駅からはバスに乗り、バス停から林道を歩いて登山口に着くのは9時頃になってたかな?いくつもの山を越えた奥に雲取山が見えて、避難小屋を覗くがちょっと一泊するのには勇気がいるので、三峰側に少し下るが雲取山荘に泊まる事とした。山小屋は予約もしないのに受け入れてくれるのでありがたい。この山小屋は電気を引いてないランプの宿としてテレビで紹介されていた。夕食後ビールを飲んで少し眠くなっているのだが、この日はインドかどこかの国の民族舞踊集団が踊りを披露し、9時を過ぎても布団を敷くことを禁じてやっと実現した「星を見る夕べ」とか言ってたイベントの成功を祝い、酒宴が続いたのです。自分の親世代の登山者の夫婦が疲れていて、特に奥さんの方が具合が悪そうなので、山小屋のオヤジに掛け合ってその奥さんだけでも布団に寝かせてあげて!と頼んでみたのですが「みんな楽しくやってるのに何言ってるんだ!文句あんなら今すぐ出て行け!」絶句しましたよ。まさかこんな山小屋で興味の無いイベントやっていて、この小屋で何をやろうが俺の勝手だ!とまで言われたのですから・・結局10時をまわってから布団に入ることが出来た。翌朝、小屋の前の水場で顔を洗っていたら目の前は見事な雲海で、雲の上の世界にいたのでした。昨夜の嫌なことなんて吹き飛ばしてくれる 見事な雲海でした。
丹沢縦走(あわや遭難か?)
年賀状に使う写真を撮りに初めて一人で、初めての冬山と、初めてづくしでそれも正月に丹沢へ行きました。数カ月前に小田急線に乗って大倉から丹沢山に日帰りで登っており、今回は午後から家を出て夕方急いで駒止めまで登り、3人しか宿泊客がいないので夜遅くまで酒浸り。うだうだとしてたら9時過ぎに小屋を出発し、丹沢山頂でも二日酔いで頭が痛くて、これで下山すれば良かったのに蛭ヶ岳へ向かうヤセ尾根がバリバリに凍っていて、四つん這いで進んだりでしてたから時間がどんどん過ぎてしまい、東海自然歩道にぶつかる姫次で日没を迎えた。頭にはヘッドランプ、手に持つ懐中電灯はたえずグルグル回して広い範囲を照射。突然目の前を二つの光が横切る。動物の目が光ったのだがあまりに突然だとウォーだかギャーだかみっともない悲鳴をあげている。何度か枝分かれする道があり水の流れる音が聞こえるので近道かな?と迷ってしまうのですが、真っ暗で町に通じるようには思えない。とにかく真っすぐ朝まで歩けば山脈は終わり国道に出るのは判っている。
立ち止まって地図なんか見る余裕は無い(怖いので)。そんながむしゃらになって歩いていたら町に下りる案内板が出てきて、登山道から林道に変わり街灯があった。遭難しかけてたのかな?国道沿いの食道兼飲み屋に飛び込んで「何でもいいから飯を食わして!」と頼む。店内で飲んでる客に話しかけられて「今下山してきたのか?」と厳しい口調。なんでも地元の消防団で何度も遭難者の捜索をしてるからこの時間に下山はかなり危険な状態だと言う。早く町へ出たい思いで川の水音に誘われて道をはずれると遭難してたはずだ、と言われました。太平洋側なら川を下れば海に向かうが、こっちの山梨側は谷深く川が流れて町には出られないし動けば動くほど方向感覚を失いパニックになるそうです。危機一髪でしたね。一度きりの丹沢縦走はこうして終わった。
この後は電車に乗る山登りには行かなくなる。マイカーで行く山登りという本を買って、登山口に車を停めて林道歩きの時間を節約する方向に変えるのである。