悩みつつも…

先月、俳優の渡哲也率いる石原軍団が石巻で炊き出しを行った。

しかも夜は寝袋で寝る生活をしながら一週間も続けていた。

石巻市は早くからボランティアを受け入れており

仙台からの交通アクセスも臨時バスを走らせていたりと

全国から多くのボランティアが殺到した場所でもある。

私も初めはここを目指しておりました。


石原軍団の炊き出しは女優の上戸彩も応援に駆け付けて

連日大盛況だった。

でもね、軍団の舘ひろしが気が付いたのです。

毎日、炊き出しで食事を出来る方は限られている事。

牡鹿半島で避難生活を送る方達にも食事を届けたい！

そんな思いから軍団から数人を引き連れて４tトラックに荷物を積み

１時間半の道のりを行き現地で炊き出しをしたそうです。

自衛隊の支援を受けてはいるものの

ボランティアも来ない地域が沢山あります。


私は３月下旬に地元でボランティア保険に加入して

トラックで現地に向かう予定は何度か書いてます。

ボランティアセンターや石巻市役所に問い合せもした。

そもそも社会福祉協議会が指揮を執るボランティアには制約が多い。

現地での移動は徒歩か自転車なのでカバー出来る地域も限られる。

建物内の泥かきや、避難所のお手伝いが中心。

トラックを持ち込んでのお手伝いは却下されてます。

石巻市内の物資の輸送は自衛隊と佐川急便に任されている。

佐川の社員は自分たちの頑張りが復興に繋がる強い意志の下

飛脚魂で過酷な労働環境もなんのその！

ちょっと羨ましいなぁ…


菅総理はボランティア担当大臣級の扱いで辻本清美を任命。

社民党を離党し、いつの間にか民主党入りしてたのね（笑）

早稲田在学中にボランティア組織「ピース・ボート」を立ち上げ

ボランティア以外に変な平和運動もやらかしている。

昨年、ソマリア沖で「ピース・ボート」の資金集めの旅行部門が

海賊からの護衛を自衛隊にお願いしていた。

自衛隊の存在を否定し、海外へ派遣に猛反対していた

同じ人物の行動には疑問が残るのだが…

その「ピース・ボート」が石巻のボランティアを牛耳っている？

そして連夜に渡り、意味のない会議を続けていると

あるブログで読んでしまった。

それからは石巻から私の心は完全に離れてしまった。


全国から集まる支援物資の集積所となっている石巻。

仕分けが遅れ季節も変わり物資の処分が行われるそう。

確かに古着を送った輩もいるし、ＮＨＫは意識的にそんな映像を流す。

でも、冬物の衣類から石油ストーブ、賞味期限が過ぎた食品は

必要としている方に届かなかっただけだ！

阪神大震災で得たノウハウだけでは通用しなかっただけなのです。

現場に経験者を送り込んでみたものの

現状に即した新しい提案を出来るリーダーがいないのだ。

まさに役所仕事、まさに民主党そのものだと思う。


目的地を南三陸町に変更してからも私の苦悩は続く。

でも変化がありました。

連休後のボランティア熱が冷めた今

トラック持ち込みでの応援を求めて来た！

衛星電話にやっと繋がり申し込んだ。

往復900kmに及ぶ夜行日帰りはキツイだろう…

だからこうしてブログを書きながら自分を鼓舞させている。

さあ、行って来ますね！