しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

父の死を乗り越えて!

2011-09-19 07:00:11 | ボランティア
5月22日のボランティアに行った翌日、父が入院した為に中断したままの

4ケ月ぶりに南三陸町に行って来た。



まだ誰も住めない瓦礫の街が目の前に広がる…



コンビニもプレハブで営業を再開してます。



運転しながらの撮影でごめんなさい



瓦礫が集積されて、かつて家々が立っていた敷地には草が生えて

一見、田舎ののどかな風景と錯覚してしまう被災地だった。



正面に瓦礫の山があります。



今回はトラックに支援物資を積んで来た(背景はスクラップ自動車置き場)



街の印象は以前に比べれば随分と穏やかに成りつつあります。

5月の時点では自衛隊が生活の根幹を支えてくれて成り立つ避難所生活、

大規模災害からの救出活動の真っ最中だったが

今は街中で住民を見かける事もなくなった。

今回、10枚しか入手出来ませんでしたがプレコンバックにガレキを入れて

あちこちに集積してあるのが分かった。

これはすべてボランティアさんの仕事ですね!

街の復興、再興、これらの下準備を黙々とこなすボランティア!!!

心の逞しい人間が全国から集まる被災地でもある。


ボランティアセンターでは嬉しい再会もあった^^

5月8日にトラック持ち込みで参加してた植木屋さん。

学校を再開させる為に体育館にいる被災者の引越しでした。

彼はあれから継続して通っていた。

私は4ケ月ぶりにここへ来た理由を手短に説明したけど

それがどうした?みたいな目で見られてしまった。


多くの犠牲者を出した南三陸町を助ける為にみんな集まっているのだ!

父を失ってメソメソした男は足でまといになるだけなんだ

でも来て良かったと思う。

今回も不安があったけど自分の中で勇気が湧いてくるのを感じた

絶望感に包まれた街に希望の光を照らしてくれるボランティアさん

その一員であった自分。

よしっ、また来よう!

勇気が湧いて来た。

これで父の死を乗り越えられる。



コメント (6)
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