しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

踏ん張れ~

2011-09-21 20:24:00 | 日記
台風が通過中だ。

会社に居る。

屋根がヤバイ状態。

自宅の猫も怯えているかもしれないけど

この会社を守れるのは私一人しかいない。

建物はそれなりにくたびれてはいるものの

材木屋を営業するだけなら充分だと思う。


相続を巡って兄の不穏な動きは気になっている。

親戚の所に出向いては この小さな材木屋を解体して

土地の有効活用でもしたいのか私を悪く言っているようだ。

昼間、心配をして従弟が訪ねてくれた。

「続けた方が良いよ、折角引き継いで頑張っているんだから!」

「うん。今は赤字だけどまだ運転資金も残っているし…」

昨年、母の土地を駐車場にしたり自販機を設置したり

この従弟がパートナーとして力になってくれた。


叔父さんも母に忠告していた。

「茂ちゃんを守ってあげないとダメだよ!」

注:私はいまだに親戚からはちゃんづけで呼ばれる46歳のおじさんです(-_-;)

母からその言葉を聞いた時点では私には意味が分からなかった。


私は次男なので何が何でも家業を守る そんな気負いはありません。

でも、かれこれ20年近く頑張って来た材木屋は私の生き様でもあるから

中途半端に放り出したくは無い!


兄として力になってくれるどころか

こんな形で攻撃されるとは思わなかった。


でも私にはこれがある。



被災地入りをして勇気をもらっているんだ!


少し風が弱まっている。

台風の目に入ったようだ。

もうしばらく様子を見よう。

持ちこたえてくれよ、この建物。


また暴風が吹き荒れている。

屋根材がバタバタと暴れている。

屋根材が吹き飛んで風が入ると抜け道を探して壁が吹き飛ぶかも知れない。

会社猫チバちゃんが不安そうに近寄ってきた。

「よしっ、腹ごしらえに猫缶いっちゃう?」

食べないじゃんかよーwww


暴風が吹き荒れてから2時間が過ぎている。

くだらない事を書きながらやり過ごしている。

家中を引っ掻き廻す兄もこのようにやり過ごしたいものだ。

あともう少しだ、暴風も間隔を空けて吹いている。

建物が壊れると心まで壊れそうで不安だ。



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悲観論ではダメ!

2011-09-21 08:25:06 | 仕事のはなし
供給される新築の住宅着工戸数が世帯数を越えてる現象

そう、日本は住宅が余る時代に突入している!

うちみたいな材木屋も仕事量は少なくなっている。

今までのやり方では通用しないのは分かっているが

この先どうするかは見えないままだwww


建築関連企業の業務提携もそれを証明しているようだ。

トステム、INAX、サンウェーブ工業、東洋エクステリア

サッシュ・タイル・システムキッチン・エクステリアそれぞれのトップ企業が手を組んで一つのブランド名で生き残りを賭けた戦いが始まっている。

まっ、日本の都市銀行の統合を考えれば今更って言うか

建設関連の会社は今まで単独で経営が成り立っていたから大したもんだ!


地元でも入居見込みの怪しいマンションや建売住宅の建設が続く

そんな現場に材料を納めたら殺されてしまいます。

ただでさえカスカスの利益で勝負してるのに、売れなきゃ大幅値引きで販売する不動産屋ですから工事に関わった者すべてに賃金や材料代の大幅なカットを言い渡される。

以前にこのような現場で抗議の焼身自殺を計った設備業の社長がいた。

そんな事をしても何も変わらない建設業界なのに…


人口70万人目前の江戸川区に建設ラッシュ?

大災害が起きたら避難場所も無くなっているぞ!

駅近くの新築アパートも入居者が埋まらないと言うのに…

すべての元凶は土地税制にあると思うのです。

それに今現在、私を直撃している相続税も見直しが必要です。

税源を不動産に求めるのは止めてほしいものだが

民主党政権では逆行しておりますwww


これら材木屋を取り巻く環境は非常に厳しいものがあるけど

小さな会社はそんなの関係無い?

うん、隙間を見つけて生きる隙間産業でもある自営業だからね^^

悲観論ではダメだ!

明日に繋がる希望を探さなければね♪


日本を縦断している台風がこちらに向かっている

こんな日はお客さんも来ない。

誰にも邪魔をされずにゆっくりデスクワークをしようっと
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汚名返上~名誉挽回

2011-09-21 00:10:20 | 日記
間違いやすい日本語に汚名挽回と言う言葉がある。

恥ずかしながら私も以前は得意になって使ってました(-_-;)

でもタイトルを見てもらえば分かり易いのだが

今流の省略語でもあるんだよね(笑)

いやいやそんな話をする予定では無かったwww


愛知県のとある場所で震災からの復興を願い花火大会が行われた。

岩手・宮城・福島 それぞれの被害が大きかった地域に花火の製造を依頼

しかし大会直前に福島の花火を打ち上げるな!と苦情が相次ぎ

福島の花火だけを地元製造の花火に変更して大会を実施した。

「放射能をばらまくつもりかっ!」

そんな苦情があったらしいけど ひでえ話だよね(怒)

被災地の応援どころか福島の人達を悲しい気持ちにさせてしまった(涙)

とある場所とは確か全国でも教育に力を入れて有名な地域だったと記憶がある。


かと言えば台風12号の水害被害に苦しむ和歌山県に

支援物資を送ったのは岩手県の大槌町です!

震災の大津波で甚大な被害を受けているにも関わらず

全国から支援頂いた恩返しだそうです(涙)


愛知県民と岩手県民、同じ日本人とは思えませんぞ!!!

今日は多くを語りません。

被災地から帰ってからこれらのニュースを読んで

力が抜けてしまいました。


原発反対を唱える人の根底には個人主義があります。

否定するなら被災地に足を運ぶべきです。

福島を差別し原発を否定した愛知県日進市には

電力の供給をストップするべきなのです。

それほどに私はこのニュースに腹が立ったのです!  おわり



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