日本の南極観測隊は氷の大地に10頭の樺太犬を置き去りにして
果たして人が滞在することが可能か?可哀想な実験をした。
1年後に再訪した時に生き残っていたのが太郎と次郎。
有名なお話ですよね。
事故を起した福島第一原発周辺の避難区域には
おびただしい数の動物が置き去りにされて
にゃんこはうすが保護した猫だけでも600匹以上(1年前の数値)
被曝の影響よりも極端な栄養事情の悪さが目立っていただけで
人が住めないと云われた地域の安全性は確認されている。
かなり危険な地域へ足を踏み入れて猫を保護し続けたボランティアさんも
大きな健康被害は出ていない。
一年前の記事でも私みたいな者が月に1,2度通過している場所での
放射線量を測定しているのだが参考になったでしょうか?
福島での震災時の犠牲者は1600人だったのに対して
震災後に亡くなった震災関連死はそれを上回っている。
人は希望が持てないと生きてはゆけぬものなのでしょうか?
私はこうして小さなブログでずーっと書き続けておりました。
また国会周辺で脱原発集会が行われた。
坂本龍一も参加して「福島を忘れるな!」と叫んでいるけど
この人たちは警戒区域を見たのだろうか?
二度と人が住めない地域を作ってしまったのは原発事故のせいだが
生まれ故郷に戻ろうとする住民の足を引っ張っているのも確かです。
広島や長崎も二度と住めない土地になってしまったの?
「福島のようになったらどうする!」では希望が持てません。
高速道路も途中までしか開通していない浜通り。
原発が地域経済を支えていた。
原発に頼らないで生活するにはどうすれば良いかを探らないと
戻る家があっても生活は成り立たない。
しかも住民が避難した町はゴーストタウンになっていて
泥棒被害に遭った建物も多く目にする。
東電管内ではこの3年間で電気料金30%の値上がり。
原発が再稼動できないのと福島への賠償金支払いが負担になっている。
再生可能エネルギーによる発電計画はどの程度進んでいるかといえば
ソフトバンクグループをはじめとする複数の企業が
広大で安価な北海道の土地で太陽光発電を計画している。
ただし津軽海峡を横断する海底ケーブルに問題があり
発電された電力が送電出来なくて計画は頓挫しそう。
北海道で発電して関東に送電する。
そうです、関東は慢性的に電力不足の状態なのです!
朝刊を読んでも関東の1都6県でも震災による犠牲者は61名。
東日本大震災という名称はこれでおわかりでしょう。
東北の復興を後押しする関東も復興の途上にあるのです。
復興を遅らせているのは電力事情の悪さにあると思う。
私は東日本全体の復興のためにも原発の再稼働は必要だと考えます。
他の発電方法が確立して電力が賄えるようになれば原発は不要になる。
頭ごなしに原発を反対する人達とはそんな違いがあるだけなのです。
あれから3年 果たして復興は進んでいるのか?と問いかけも多いが
柔軟な発想を持たなければ前に進めないと思いますね。
長文になりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。