現代の木造住宅の主流になっているのがプレカット工法です。
必要情報を入力すれば骨格(軸組)部分を機械で加工します。
私の自宅も実家も自分で図面を書いて建築しましたがプレカットを利用してます。
設計事務所で仕事をしてたのでプレカット導入は早かった。
都内で材木屋を営むと作業場の確保も難しい程、地価が高騰してたので理にかなった。
でもプレカットが主流になってくると問題なのが流通の空洞化です。
工務店が直にプレカット工場に注文すると材木屋が不要になります。
プレカット工場も木材市場を通さずに木材を入手するので木材市場も不要になる。
使用される木材も海外から輸入した集成材が主流になりつつあります。
日本の国土の多くを占める森林が荒れているのもこうした事情がある。
安さと合理化を求めた結果です。
国産材が余り、大工の木工技術も途絶える。
こうした流れは止められません。
でも家づくりの現場は楽しいですよ。
動画は家を建てる様子、27分です。
【閲覧注意】上棟中、事件が・(GoPro に映った犯行現場)【尾沼住建】