大河ドラマ「晴天を衝け」を観ていると殖産興業と言う文言が思い浮かびます。
富岡製糸場や深谷のレンガ工場も農村部に新たな仕事を作り出すきっかけになりました。
日本の女性が社会進出した走りとも言われてます。
都市部と地方の格差を無くすためにも殖産興業と言う考えがとても重要です。
福島第一原発がある福島県の太平洋側(浜通り)は徳川寄りの相馬藩だったために
近代日本の発展から取り残されてしまった地域です。
いわき市以北には高速道路も未開通で近年になってようやく対面通行の道路が延伸されましたが
東北南部にありながらも南相馬市まで小さな町が続きます。
原発の誘致は浜通りの悲願でもあったのです。
福島第一、第二原発の廃炉で過疎化がさらに進みます。
原発に代わる新たな産業や工場を誘致しないと仕事がないので復興も進まない。
脱原発を叫ぶのは構わないが浜通りにどうやって雇用を創出するかと言う考えが野党には無いのです。
原発反対を叫ぶのは都市部の人達です。
地方の仕事を奪ってまで反対するのは如何なものでしょうか?