しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

忘れないで!

2011-05-18 00:10:20 | 主張
週末の夜になると近所の土手では爆竹やらロケット花火が五月蝿い

そんな陽気になっているんだねwww

暴走族以下の爆音バイクが行ったり来たりしてるし…

震災から2ヶ月を過ぎてからは余震も減り

ここ東京でも以前の生活に戻ったような感じ。

あっ、地震の事を忘れたい方はスルーしてくださいね。


浜岡原発を運転停止してからは民主党はすっかり浮揚した感がある。

原発反対論者を喜ばせポイントを稼いだつもりだろう。

被災地から遠く離れた地域に国民の関心を引き付けてはいるが

福島第一原発の収束の見通しは不透明のままだ!

いっそのこと氷を投入して冷却すれば?

まあ、素人考えな訳でして。。。

それにしても民主党の議員は人相がすっかり変わった。

菅総理は顔全体が浮腫んで表情が読めない厚顔になったし

岡田幹事長は顔がこけて歪んでしまった。

男の顔は自分でつくるものです。

心にも無い事を言い続けていると人相は悪くなるのだろう。


原発のニュースが多いと陰に隠れてしまう被災地。

震災直後は24時間どこのチャンネルでも津波の映像が流されていた。

東京も一晩中緊急地震速報と揺れが収まらないで眠れなかった。

津波で全壊した街を助けに行かないとダメだ!

そんな強い決意は少しずつ風化する。

だけど、上総さんのブログでこの映像を観た途端に

嗚咽と共に決意が甦ってきました。

津波とは巨大な波がざぶーんと来るものでは無い。

ジワリジワリと水位が上がり街を破壊した。

撮影は大船渡市で高台に避難した住民によるもの。

自分の店だけで無く近所の家も次々と破壊されて

やがて街が壊滅する8分間の出来事。

生まれ育った街が消えて行く…

みんな泣き叫んでいる。

涙なくしては観れないのです。


高画質調整版 東日本大震災からこうして避難・そして大津波 FULLHD


避難所で生活している方達に帰る家は無い。

家族や財産を失った方ばかりなのです。

被災者に届かない義援金。

現地で直接応援するのが一番だと思う。

そして復興には多くのボランティアを必要としてます。

忘れないで、東北の被災地の事を!

一緒に南三陸町を目指す方は連絡ください。
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反骨精神

2011-05-17 07:28:00 | 主張
南三陸町歌津地区で連休中3日間ボランティアをした

環境副大臣の近藤昭一議員。

現場に行かないと見えないものがある!

民主党にしてはまともな政治家がいたものだ。


総理大臣はじめ、各大臣が現地入りして

県知事、市長、町長、村長から緊急要請がある。

「わかりました。早急に指示を出します!」と答えても

実は何もしてくれないそうだ…

仰々しくやって来る現内閣を迎えるためには

復興作業が一時的に止まる。

「何もしてくれないのなら来て欲しくない!」が現地の本音だそう。


その点、石原東京都知事が岩手県入りして知事と会談。

東京都は直接、被災された県に総額1000億円の援助をする。

会談中に県庁内の職員が少ないのに気が付いた石原氏は

都庁から応援の職員をすぐに来させると約束。

猪瀬副知事も動きは早いです。

「政府はモタモタし過ぎるんだ!」

本当、その通りだと思う。


原発への対応から津波で壊滅した被災地の事が

忘れられそうで心配になる。

私は体調を整えてから又、被災地へ行きます。

今の政府では復興が出来そうに無いと思う。

自分の中で反骨精神が蘇る。

そうだ、ロック魂だ。

やり場の無い怒りに震えてる!
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一触即発(Isshoku-Sokuhatsu) / 四人囃子(YoninBayashi)

2011-05-17 00:10:20 | 音楽関連
高校生の時にこれを聴いた時はぶっ飛んでしまった!

日本人でもこんな音楽を創り出す連中がいるなんて…

歌詞を読んでも心の中に仕舞っておくべき事を

ストレートに吐き出していやがる。

曲の構成にしてもここまで自由に組み立てられたら

どんなに気持ち良いのだろうか?

ロックを聴き込んでいないと受け付けない音楽なんだ。

大衆迎合なんて糞喰らえ!の精神。

高校の同級生に少年隊の錦織一清君が居た。

ジャニーズの音楽とは対極にある存在。

売れなくたって

認められなくたって

自分たちの表現方法を持つ事の意味は大きい。

迷走を続けるこの国の

今さえ良ければいい、それが一番腹が立つ!

聴いて欲しいぜ「四人囃子」

曲の頭が切れているけど10分を超える。

一触即発(Isshoku-Sokuhatsu) / 四人囃子(YoninBayashi)
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達者でナ

2011-05-16 00:10:20 | 日記
私の父の出身地は山形県の羽黒町。

この度の震災で被害の多かった太平洋側とは反対側

日本海側にある。

子供の頃、田舎に向かう車内のBGMだったのが

三橋美智也全集のカセットテープ。

車窓から見える田園風景にぴったりな音楽(笑)

でも当時は眠くなる音楽でもあった。


達者でナ



ヘビメタバンドでベースを弾いていた私がこの曲かよ?

うん、そうだよ!

体の奥深くに染み込んでいるメロディーなんだ♪

今でも田んぼが広がる風景を見れば

心の中で自動再生されている。

米を喰って生きてきた日本人だからね~


津波を被って塩害に苦しむ農家も多い。

それでも田起こしをする農家がいる。

嘆いているだけではダメなんだよね。

前に進まないとさ。。。


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ダラリな日曜日

2011-05-15 13:44:16 | 
サントリーの安酒レッドとトリスは翌日に頭が痛くなるwww

日本一周中は野宿が多くて安酒をあおって寝たものさ。

ジーンズの尻ポケットに収まる形をしたポケット瓶をラッパ飲みする。

意外と旨いんですよ!安酒。


昨夜飲んだトリスハイボールのせいで今朝は頭痛い。

目を覚ましたら自宅のベットでは無く

宮城県内の車の中だったらどんなに気合いが入っただろうか…

熱い風呂に入ってから猫の朝ごはん。

サイクリングにでも行こうかな?

でも何だか体がだるい。

ボランティアどころかサイクリングでさえ無理。

風邪のせいで力が抜けた体。

カメラを片手に玄関に行けば2猫が散歩に行きたい!

そんな様子だったので久しぶりに♪



2軒隣のお宅のコンクリートの上でごろりん中のうりずん

「そんなに嬉しいのかい?」



ぐり子はアゲハを追いかけてました。



今日は何だか元気が無い。

ダイエットの為にももっと走り回ってほしいのだが…



地味で目立たない花。

そんな女性に出会いたいものです。



座りこんで動かない今日の猫。



「花とぐり子」



猫も飼い主もダラリな日曜日を過ごしております。





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揺れる想い

2011-05-15 00:30:18 | 日記
今、トリスハイボール500mlを飲みながら書いている。

実は昼寝の効果てきめんで、ボランティアに行こうか心が揺れていた。

って云うかポリスを聴いて気持ちが軽くなっている?

財布の中に万札が無いのでATMでお金を引き出して

ディスカウント店で支援物資を購入。

会社に置いてあるボランティア用具を収納してあるコンテナを

愛車セレナに積み込み準備だけは済ませた。

風邪気味で体調はイマイチだけど

トラック→乗用車にすれば車中泊も可能だし運転の負担も減るはずだ。

そんなに被災地に行きたいの?

はい、行きたいです!

(たった11行を書いただけでハイボールは2本目に突入だよ)

目指す場所は遠い。

繰り返し何度か通えば土地勘も出来、慣れるはずです。

それと金曜日の夜出発で土曜日の活動ならば

帰宅が深夜に及んでも仕事に影響は無さそうだ。

土曜日はボランティアの為の休日にしようかな(笑)


先程、土曜日の夕飯の弁当を買いにコンビニに行ったら

「これから被災地に行くんだ!」と聞こえた。

ああ、駐車場にあるキャンピングカーだな?

余程、話しかけようと思ったが

彼も舞い上がっていそうだ…

私も現在一人で行動している。

仲間が出来ると予定はしばられるのだ。

夜の11時に車のエンジンを掛け、出発の予定だったが

エンジンを止めた。

無理して出掛けても疲れは一週間引きずる。

週末には家出猫のじんじろげも迎えたい。

それにこの時、駐車場までうりずんが着いて来てしまった。

先週、寂しい想いをさせたばかりなのに…

(かなり酔っ払ってきた)


震災以降、婚活サイトが盛況らしい。

特に女性が不安な精神状態から結婚相手のハードルを低くしているそうだ!

今、モテナイ男はチャンスだと思う。


ごめんなさいwww

酔いが回って限界です~。

お休みなさい。。。
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気持ちが軽くなるよ♪

2011-05-14 16:34:00 | 音楽関連
土曜日は午後から仕事を休んで寝てみた。

大河ドラマ「江」の再放送を観ていたが5分ともたない…

ボランティアって実際に現地に行くまでは不安がいっぱい。

でも、一度行ってみると

今度は「まだまだやることがいっぱい」と言う気持ちにおおわれる。

義務感や責任感とはちょっと違う。

別に行かなくてはいけない訳でもないから。

余力だ。

自分に余力があれば困っている人に使ってあげる。

シンプルで良い。

見返りは求めない。

報酬は被災者の笑顔を見せてもらうこと。

それで充分。


とは言え、仕事中も絶えず被災地の事を考えてしまう。

ホームセンターに猫の餌を買いに行っても

「おぉっ、これ使えるかな?」と被災地を想う自分。


悩んでいる訳では無いし、今の状態の自分が好きだ!

昼寝は頭をスッキリさせてくれた。


そしてこの曲、ポリスのドゥドゥドゥ・デ・ダダダ。

昔からこれを聴くと気持ちが軽くなっていた。


The Police - De Do Do Do, De Da Da Da


どうですか?

えっ?悩みなんか無い?

これは失礼しましたwww
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体調を崩してます

2011-05-14 11:29:05 | 日記
10日(火)に母が退院した時は大汗をかきながら

荷物を運んでいたのにねぇ。

翌日からは毎日雨が降り気温が10℃くらい下がり

ボランティアの疲れがようやく抜けたと思っていたら

咳とくしゃみが出てしまい、眠い毎日です。


実は今日、土曜日の夕方6時に出発の予定をしている。

高速道路上のSAは食堂も売店も24時間営業で便利なのですが

一晩中、車の出入りがあるので車中泊するとうるさくて眠れません。

大和ICで下りて国道4号線沿いにある道の駅「三本木」が良さそう。

三本木SAにはスマートICがあるけど夜間は使用できません。

内陸部にある道の駅「津山もくもくランド」では

ボランティアの方のみ芝生の上でテントを張らせてくれます。

(ただし要予約)

夜間に東北道から内陸部に入るには道路が荒れて危険です!

明るくなってから移動しましょう。

睡眠時間を確保出来ると遠方からの週末ボランティアも可能です。

太平洋側にある被災地はライフラインが寸断されたままで

車で入るしかありません。

折角行くのであれば救援物資を届けましょう!

トイレットペーパーや生理用品、男女別・大人用子供用の下着

靴下やスニーカー等はいつも不足してるみたい。

南三陸町では自衛隊による仮設お風呂の提供が始まってます。


被災地に風邪などの病気は持ちこまないのが原則。

また体調が弱っていると病気をもらいます。

明日日曜日は仮設住宅の引越しボランティアを予約してあるが

今回は見送りにします。

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初めの一歩

2011-05-13 06:58:04 | 日記
今朝の産経新聞一面の写真は

がれきの町で店舗跡の敷地でテントを張り

営業を開始したセブンイレブンの写真。

先週の日曜日にはトラックを停めて営業をしてた。

復興は出来る!

勇気を与えてくれる写真です。
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三原じゅんこさんを!

2011-05-13 06:49:00 | 主張
福島第一原発の事故から避難地域に動物が置き去りにされた。

全国から多くの団体が動いてくれております。

義援金も多く集まっているそうです。

でもその義援金は使われる事が無い。

最新のニュースでは枝野官房長官が

「避難地域内の家畜を安楽死するように!」

そう発表がありました。

私も以前に書いている!

牛を歩いてでも避難させる事が出来ただろ?とね。

ようやく一時帰宅が始まったが

地震から2ヶ月も経過している。

放射線量が落ち着いているわけでも無い。

政府の中に責任者がいないからなんです。


先日も避難地域入りした岡田幹事長。

一人だけ防護服で武装し、頭からはスッポリかぶる防護用のマスク?

周りの人は無防備で迎えている写真が話題になった。

天皇・皇後両陛下も相馬市に慰問で訪れたが

特に防護服を着るわけでも無く…

あっ、地震だ!


動物の救済の指揮を出来る政治家は

自民党の三原じゅんこ議員です!

民主党は臆病で責任逃れの連中ばかりです。

自己犠牲の覚悟が無ければ動物は救えない。

ボランティアで犬・猫を救出してくれた方々は

自らの身は顧みずの精神をお持ちだ!

猫を膝に乗せながら。
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失電社会

2011-05-12 00:10:20 | 日記
さすがに45歳ともなると日曜日の疲れが取れません

ボランティア疲れと言うよりも運転の疲れかな?

それと睡眠不足も重なった(肌荒れに注意だね

土・日は天気がイマイチだったので折角持参した寝袋も

トラックの荷台に拡げて寝る事が出来なかった

セレナだったら車中泊が出来たのにねぇ

山登りの時はいつもそうしてますよ♪


週末になると必ず帰る家出猫のじんじろげ

水曜日の朝、帰って来ました。

(家出猫が帰るのを心配しながら待つと言う表現は変かな?)

その日の夜も帰って来てくれたよ


いつもの堅い話で恐縮ですが

産経新聞の記事で失電社会という文字を見つけた。

原発を停止する事によって電力不足になるよ!

そういう意味。

それと「原発を停止する」とは議論では勝ちパターンなのね。

私も金曜日に大急ぎで記事に書いた「電力不足は経済の危機!」と

頑張って書いてるけど説得力は小さかったし…


「在日米軍は沖縄から出て行け!」と同じで

本当に出ていったら日本の防衛どうする?

それが議論されていない。


いつもそうwww

民主党なんて大嫌い。

世界のトヨタが中国の企業に買収される日が来るかもよ?!

しかし男ってこういう話題が好きなんだよねー。。。

原発の心配よりも経済の心配をしているし~

正常に運転している浜岡原発なんか放っておいて

福島の原発の収束と被災地の復興に全力を注ぐべきだろ?

民間企業の社長だったら即刻クビでしょうねぇ…菅総理www

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みんなの力!

2011-05-11 07:49:36 | ボランティア
とりあえずボランティアのお話はこれで終わります。

昨日のニュースでは「最も遅い始業式」があちこちで取り上げられました。

まさか初めてのボランティアでたまたま与えられた作業が

こうして全国ニュースで取り上げてもらえたなんて!

地元テレビ局が取材しておりました。

とは言え、私は黙々と荷物運びをしているだけでしたが(笑)


朝の受付で「お昼までの作業でも構いませんか?」と聞いた。

現地で夕方まで頑張ると帰宅は日曜日の夜中www

仕事に支障をきたしてまでは出来ませんから。

「ええ、それでも十分ありがたい事ですから~」

後ろめたい気持ちだったが、すっかり楽になりました。

午前の作業を終えてベイサイドアリーナに戻ってみると

「タマホーム」の大きなテントが避難所の前に設置されて

お揃いの黄色いジャンパーを着たスタッフが100人くらい?

宣伝活動をしてたのでムカッとしてしまった。

でも冷静になって考えると、例え営業活動が目的であっても

被災者は嬉しいと感じているのでしょう。

一番悲しいのは忘れられてしまう事でしょう?

政府の関心もテレビニュースの取材対象も原発ばっかり…

自分の目で見ないと被災地が現在でも水も電気も自由にならない

避難所生活を送っているなんて忘れてしまいそうです。

セブンイレブンの移動販売車が来てたり

自衛隊員が河原で遺体の一部分を回収していたり

同じ日本の中にこんな場所があるのですよ!


ボラセンブログのコメントにこんなやりとりがあった。

関西方面の女性が連休を利用して小学生の子供2人を連れて行きたい!

ボランティアを体験させて子供達の記憶に残る体験をさせてあげたい。

そんな書き込みに対する反論があり

被災地は子供の学習の場所ではありません!うんちく…うんちく…

「わかりました。行きません!」

このやりとりは読んでいて悲しくなりましたよ。


私個人の意見ですが被災地で子供の声を聞くとホッとします。

避難所でお手伝いをする子供の姿を見れば優しい気持ちになると思う。

何が正しくて、何が不謹慎か?

判断を下すへんてこりんな常識人が多過ぎるぞ!


南三陸町ボランティアセンターでは支援物資を受け付けてます。

ボラセンブログでも不足している物を求めていたりします。

物資を届けたついでにちょっとだけお手伝いもありです。

目の前の避難所で肩もみなんてどうでしょうか?

「ちょっと、この荷物運んでくれないかしら?」

「おやすい御用でっ!」これも立派なボランティアです。

どうか、どうか、津波で全壊した南三陸町を応援してください!

ひとりひとりの小さな力でも

みんなの力を合わせれば大きな支援となることでしょう。

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最も遅い始業式

2011-05-10 19:00:00 | ボランティア
たった一度のボランティアなのに色々書いてしまいます(笑)

あれはいけない、これはいけないと注意勧告の多い経験者のブログを読み、

ボランティアをためらっている方を応援したいです!


駐車場のトラックの中で一人ポツンと観察をしてた私。

事前にボラセンに連絡を入れた際、

「避難所の引越しをしてもらいます」と聞いていた。

県外ナンバーのトラックは私と同じボランティアだけど

その時点では会話をする事も無くチラチラお互いを気にしてただけ。

8時半くらいからボラセンのテントに人の出入りがあり

受付が始まった。

ここのスタッフも全国の社会福祉協議会の応援を受けて成り立っている。

トラック持ち込みのボランティアは志津川小学校に向かった。

5月10日に全国で最も遅い始業式を迎える為に

体育館で避難生活をする住民が志津川中学校の体育館に引っ越す。

トラックを一列に並べて先頭の車から荷物を積み始めた。

避難所支援のボランティア、住民の方、学校の先生が既に体育館の中を整理して荷物をまとめてくれている。

家が津波に流されて全てを失った避難住民の方の荷物は少ない。

むしろ今日、退院した母の荷物の方が多いくらいですwww

1ボックスカー1台に小型トラック4台が集まっているのに

3台で足りてしまった。

荷物の積み込みでは「バケツでやりましょう!」と提案があり

バケツリレーで作業が始まった。

お互い初対面のボランティア達はこうした作業を通じて会話が進み

少しずつ知りあうのですね。

荷物を積み終えた3台は先に中学校に向かう事にした。

向こうでは新たな避難所の準備の為のボランティアが待機している。

さて、私のトラックの積み荷が無いのですwww

それともう1台、長野県からやって来た造園屋さんの2tダンプ。

仕事探しをしました。

「運ぶ荷物はありませんかー?」

「仕事を与えてくださーい!」

はるばるやって来たのに仕事にあぶれてしまったのね…

地元ナンバーの2tロング幌付きトラック2台がやって来て

支援物資の移動をすると聞き手伝わせてもらった。

使い捨ての発泡容器の運送屋さんを手配してあったのです。

支援物資はものすごい量が備蓄してある。

中学校に荷物を下ろした3台も戻り作業に加わる。

種類を分けて積み込むのだが、指揮官は校長先生です!

仕分けは避難生活を送る住民の方で

「これは使わないから残して、こっちは全部運んでちょうだい!」

思っているより元気です、チャキチャキのご婦人は手際良い。

「乾パン~乾パン~乾パン~、カレー~カレー~カレー~」と

バケツリレーで積み込む。

電気も水道も使えないうす暗い教室での作業は会話が明るいです。

「割り箸~割り箸~割り箸~、皿~皿~皿~、はい又皿~皿~皿~」

「この発泡容器、こんなに使うのかよ?」

「だって水が無い生活なのよ、使い捨ての容器はすぐに無くなっちゃうのよ!」

「あっ、失礼な事を言ってごめんなさい…」

現地での会話は気を付けなければいけませんねぇ。

「あら?気にしないでね。ボランティアさんが居て助かるんだから~」

みなさん、とても逞しくてこっちが元気をもらってしまうようです。

さてさて、私のトラックは空荷のまま中学校へ向かうのも悔しいので

「運ぶ荷物はありませんか?」と御用聞きをした(笑)

「ストーブがあるそうだよ!」

「はい、喜んでっ!」

「これも中学校に運ぶのですか?」

「うん、ここらでは朝晩はまだストーブを使っているんだよ」

校長先生が教えてくれました。

他のボランティアさんも助手席に乗せて中学校に移動。

小学校も中学校も高台にあるから建物は無事でした。

それらの学校は避難所として使われているけど

5月10日に最も遅い始業式を迎えました。

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目をそらすな気持ちを削ぐな!

2011-05-10 07:20:07 | 日記
コメントに返事を書けずにごめんなさい。

ちょっと疲れが残ってしまい夜はバタンキューでして…

おまけに今日、母が退院するので仕事を調整して

迎えに行かなくっちゃ状態です。

今日10日は支払いと集金の集中日でもある。

そして志津川の学校が始業式を迎える日でもある。

ボランティアの仕事はその為のものでしたが

また改めて記事に書きますね。



ニュースは原発の停止ばかりを伝えている。

浜岡原発は被災していないだろ!!!

被災地から目をそらすな!

復興への気持ちを削ぐな!

今この国の政府とマスコミは被災地の事を忘れて

菅総理の得意な議論へ引きずりこまれているんだ!

何をやっているんだ日本人!

8日(日)の時点でボランティアは激減してるのに…

東北は泣いているぞ!

菅総理は即刻辞職して被災者と共に生活しろ!

痛みのわからない人間はそうすべきだ!

何をすべきかは被災地が教えてくれる。

自衛隊の活躍を観て来い!菅直人よ。

仮設の橋を架けて街を救っている自衛隊の姿を観るのだ!!!

軍隊のパワーの凄さを実感して来いよ、左翼思想の民主党員。


取り急ぎ更新です。。。
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涙枯れるまで…

2011-05-09 19:41:38 | ボランティア
猫のトイレを掃除したり、カリカリを山盛りにしたり

出発直前に猫缶を2つ皿に盛り付けしたり…

これから24時間以上、家を開ける時の儀式です(笑)

一人暮らしで猫を飼っていると悩むところなのさ。

まあ、基本的に猫が自由に出入り出来る家なので

餓死する心配は無用だし、ご近所さんにお願いする手もある。

さっさと出掛けないと心が揺らぐwww


土曜日の夜8時にトラックのエンジンを掛けた。

カーナビの目的地を南三陸町志津川に設定し

到着時間は午前2時過ぎと表示されている。

ああ、やっぱり6時間以上は掛かるのだな?

平井大橋から首都高中央環状線に乗り東北道に。

40歳を過ぎてから夜の運転が苦手になっている。

カーナビの音声から「この先100km以上道なりです」と聞くたびに

あぁ…とんでもない遠くを目指しているんだなぁ~

と自信を無くしたけど、その反面

そんな事ではボランティア出来ないぞ!と自分を励ましてもいた。


キッツcatさんのブログで読んだけど東北道の道路状況は

宮城・福島県内では荒れているそうだった。

一定のスピードを保持する大型トラックの後ろを走っていると

テールランプが上下に揺れたりブレーキランプがそれを教えてくれる。

道路のゆがみ、修復した路面の継ぎ目で下から突き上げるような衝撃、

トラックのサスペンションはそれを吸収してくれない。

100km走る毎に休憩をした。

菅生PAでガソリンを給油。AM00:55。既に350km走った。

若柳金成IC手前の長者原SAで仮眠しながら明るくなるのを待った。

考えてみれば昨夜夕飯を食べていない、朝食はカレー丼とそばのセット。

売店で牛タン弁当を昼食用として買った。

高速を降りてからは県道4号と国道398号を繋ぎ太平洋に向かう。


海岸線から離れた場所に漁船を見つけ、ガレキの山が増えてきた。

坂道を下ったら目の前には津波で壊滅した街が広がっている

言葉を失う風景です。

カーナビの案内する道路はガレキと海水に浸かって通行止め。

街中の建物は全てが破壊されている。

鉄骨の建物は骨組みだけが残っていて

鉄筋コンクリートの建物は躯体だけが残っている。

住民が一人も住んでいない街。

震災から2カ月になると言うのに何も変わらないの?

SAで仮眠をした時にふと「このまま帰るのもあり?」と心が揺れたけど

来て良かった。いや来るべきなんだ!

目の前に広がるこの凄まじい街の姿を心に焼き付けなければいけない!


道路脇に手書きのべニア板の案内板を見つけた。

←ベイサイドアリーナと書いてあった。

ボランティアセンターのある町内最大の避難所でもある。

坂を登った高台にその建物はあった。

手前の工場のフェンスには

「自衛隊のみなさん ありがとう」と書いた横断幕がある。

避難所へは夜から早朝に近づいてはいけません!と予備知識があったが

敷地内へ出入りする車が多いので入ってみた。

駐車場手前にあるプレハブの建物群は仮設の志津川病院。

一番奥のテントがボランティアセンターになっている。

駐車場には各地から来ているボランティアの車、

私もそこにトラックを静かに停めた。

朝6時。

駐車場の真ん中には自衛隊の車両が整然と並びすでに給水が行われている。

地元ナンバーの車が次々とやって来てはポリタンクに水を汲んでもらう。

津波被害をまぬがれた高台の家に住む人も電気や水道の無い生活。

仮設トイレが何台も並んでいるがその横には仮設の手洗い場。

トイレでは「小」では水を流すな!「大」の時だけ水を流せ!

トイレットペーパーはくずかごに捨てる。

手洗い場の使用済みの水は小さなプールに貯めてトイレの洗浄用に。

水の手に入らない生活そのものです。


給水活動をする自衛隊員が増えてお湯を沸かしている。

駐車場の上の方に新しい大きな体育館みたいな建物がある。

街に不釣り合いなほど大きくて立派な建物こそベイサイドアリーナ

この地域最大級の避難所となっている。

その建物から魔法瓶を持ってお湯をもらいに人が出てくる。

多分そちらでは自衛隊による朝食の炊き出しが始まっているのだろう。

自衛隊員と避難住民の会話が和やかです。


さて、8時頃になると人の動きも活発になり駐車場も車が増えている。

自治医科大学からは医療の応援チームが大勢来ている。

医師・看護師・薬剤師と名前が入ったベストを着ている。

志津川病院ではたった一人の医師が身重の妻を仙台に避難させて

被災者の治療にあたっていた姿はテレビで紹介されてました。

この勇気があり使命感に燃える姿は全国の医療従事者の心を動かし

今の体制を作り上げたと思います。


ベイサイドアリーナの敷地の一角に消防車が並んでいる。

そうです、消防署も津波に破壊されている。

広い敷地の奥にはトレーラーの荷台に重機が積まれ

続々と自衛隊のトレーラーヘッドがやって来ては

重機をガレキの撤去活動の為に運び出している。

そう、この志津川地区は犠牲者も多く自衛隊の遺体の捜索は

先週まで手作業で行われていたのです。

ようやく重機でのガレキの撤去作業が始まりました。


震災から2カ月、ガレキの街がそのままになっている事情はそこにある。

避難生活を続けている住民の生活の根幹を支えているのは自衛隊です。

「自衛隊のみなさん ありがとう」の横断幕の意味が理解できました。

涙枯れるまで泣いたら、生きている人の復興が始まるのだ!

私もそのほんの一部でもお手伝いが出来ると考えてみたら

ボランティアに来て良かったとつくづく思います。


                             つづく

コメント (8)
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