英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

受精卵時の父親の年齢が問題??

2012-08-24 10:33:22 | TIME reading
20代で父親になって!!

私は自分が所属するバレエスクールの先生たちや元・生徒さんたちとつながるのに
facebookを愛用しています。

そこにTIMEから新しいトピックが来るように購読可能にしてあります。
今日のトピックで面白いのがこれです。

「自閉症や統合失調症の子どもにはその父親の年齢が関係??」

昔から出産した子どもの遺伝的な問題が、いともた易く母親のせいにされてきた歴史がありました。
これって本当なんかな??といつも思っていました。

だって、
「子どもは夫と妻の合作」
じゃないですか??

母親の遺伝子だけで子どもができるはずがない。
このところを、アイスランドの研究者たちが妊娠した母親と父親のどちらも
追跡調査をして出した結果が今回のものです。

この調査で定義されているのは、ダウン症児に影響が大きいのは母親の年齢であるのに対して
自閉症と統合失調症の児童により関係があるのが、妊娠時の父親の年齢だということです。

アイスランドでも晩婚化が進んでいることと比例して障害をもつ乳幼児の数が増えているのだそうです。
先進国全般の問題かもしれませんね。

わが家の息子も今年で31歳・・・・・。
元々マニアックな部分をもつのですが、これが出産時の私のせいにされてきたといういきさつがあるのです。
ひどいでしょ??

中々分娩が思うとおりに進まなかったこともあり、トイレなどのつまりに使う例の「すっぽん!」のような器具で
息子はこの世に出るときに頭の頭頂部を引っ張られました(涙)。

夫は、これが原因であの子の変人っぷりを説明してきたのです。
そんな・・・・おかしいんと違う?と常日頃思っておりました。

いや~~。
これからこのゲノム解析の結果で、37歳で晩婚だった夫のせいにできるなぁ~~(ほくそえむ)。

ともあれ、何十億もある文字の25個から65個の突然変異という差の話だから
あんまり信憑性があるわけもないらしいです。

この分野も日進月歩でどんどん新しい発見が出てきそう。

でも、だからといって自分の20代の精子を精子バンクに冷凍保存して
後年いざ子どもを持とうと思ったら嫁に人工授精させるというような
無粋な(危険な?)賭けをするというのも倫理的、人道的に問題があると思う。

合理的な欧米人だとやりそうな話なんですけどね・・・・。
私は反対だなぁ。

疫病とよべるほどの軍隊での白人の自殺率の増加

2012-07-26 10:26:31 | TIME reading
7月23日づけのTIMEの記事、「自殺との戦い」は興味深い話だった。
それはここ!二人の自殺した兵士が紹介されている。

1人は、Michael McCaddon。
4人の子どもがあり、日本なら防衛大学付属医学校を卒業後に見習い医師として
ハワイのある病院へ勤務してすぐに命をたった。

もう1人は、Ian Morrison。
ヘリコプターの操縦士だった。
奥さんが画像にあるとてもきれいな女性。
まだ結婚してそんなに経っていないカップルだろう。
彼女は心理学で博士号も取得している。

問題は、この二人の兵士が、戦争(イラク&アフガニスタン)の最前線に行っていないのに
強迫不安症のうつ病に度々悩まされて自殺したことだ。
アメリカの人種別にみても、白人男性兵士の割合が非常に高い。

驚くのは、アフガニスタンで死んだ兵士の数をアメリカに帰還した後で自殺した兵士の数が上回っていること。
どう考えてもなんとか打開策を見つけないとまずい。
でも、記事を読むとありきたりのことしか書いてない。
例・軍人向け自殺予防HP、ホットライン、自死した家族向けの集まり等。

軍隊の所属別では、陸軍がダントツに多い。
次が空軍、海軍、そして海兵隊。

ここで思い当たるのが、先週の英会話クラスでのこと。

先週は、次に私たちの担当になる新しい男性講師(46歳、オーストラリア人で奥様が日本人)とジェシカの二人の先生だった。

私の記事担当の日だったので、TIMEからの記事、「男の子向けの無料のバレエクラスが開始される」というのをやった。

アメリカでは、芸術関連の習い事はかなり中流以上じゃないとさせない親が多い。
まして男の子にバレエなんて・・・とBilly Elliotの映画みたいなことを思う男親は多い。

だから元プロダンサーだった男性が寄付金で基金を設立して、希望者に放課後、男の子だけのバレエクラスを始めた。
そうしたら、全米で希望者が多いことが判明して、少しずつ同様のクラスが増えてきたという内容だった。

この話をしていると、そのオーストラリア人の先生が、
「僕はまだ自分の子どもがいないけど、もし息子がこんなこと言ったら絶対にNO!だ。」と言う。

また面白いのは、大の男が軽自動車に乗ったり、いわゆるママチャリに乗って近くをうろちょろしたら
写真に撮られてからかわれるというじゃないの!

そうなのだ。
男は男らしくしないとダメだ、という既成概念がとても強いんだな。
特に白人男性の中には、そういう保守的な考え方がいまだに根強く残っているのかもしれない。
なんだか面倒くさいなぁと思ってしまう。

日本のテレビでマツコデラックスをはじめとして、オネエキャラ(女装した男性、つまりgay)を見ない日はない。

ということは、日本は性の境界線には、欧米よりずっと寛容な気持ちをもつ国民じゃないのかな?

私の考えはちょっと違う。

親が完璧なパートナーを捜して、離婚→再婚を繰り返してきた欧米では、
そういう葛藤を見させられて大きくなった子どもの精神衛生は置き去りにされてこなかったのかな?

大人になり、自分が家族をもつ側になって、人生の大きな試練をくぐっていかなくちゃいけなくなった時、
実は無条件の親の愛情の下で育たなかった、大きな不安や磐石な一体感がないということは、
中年期以降の人生の危機になかなかうまく立ち向かえないことがおこるのじゃないかと思ったりする。

自分を自分でちゃんと肯定できるためには、お金や物質的な豊かさもあったらいいけど、
その基礎に自分をあるがまま受け止めてもらえた大人の存在が必要不可欠だと思う。

その親が自分の幸せを第一に考えてグラグラしていると、やはり子どもは不幸な人生を送ることにならないかな?

Drの資格をもった、二番目の男性の奥様はお子さんがいない分、今後の人生に幸多かれと思わずにはいられないのだ。

医学部生のおこした銃乱射事件

2012-07-21 16:11:01 | TIME reading


コロラドのオーロラでおこった銃乱射事件、ご存知ですか?
驚くことに、あの地下鉄サリン事件より死者数が多くなりそうです。
なんてことでしょう。
(注・現在の死者数12名、危篤状態7名)

7/20日が封切り初日の「バットマン/ダークナイト/ライジング」、真夜中の回が始まって30分ほどの犯行だったそうです。
私も来週日本でも封切りなので、とても楽しみにしていたのですが。

犯人は、ジェームズ・ホームズ、24歳のコロラド大学院医学部博士課程の学生。
専攻は神経科学で、博士号をとれば精神科医になったかもしれないエリート学生だという。

こんな悲惨な事件をアメリカでエリートに属する人物がおこすことに
この国の深刻さがわかる気がする。
うぅ~ん、簡単にアメリカで暮らそうと思わなくなる。

容疑者は、カリフォルニア州立大学リバーサイド校を優秀学生賞までもらって卒業している。
両親には自慢の息子だったそうだ。
詳細はこれからどんどん報道されるのだろうが、
悪意をもつ人間が簡単に銃火器の入手ができることが問題じゃないのだろうか。

私が以前入っていたプロテスタント教会の英会話クラスにクラスメートとして一緒に学んでいた女性には
優秀な3人のお子さんがいました。
その2人がAFS,American Field Service(鳥飼久美子さんで一躍有名になった)で高校時代に留学生として英語圏に行っていたということでした。

ところが、留学先がアメリカを希望する日本側の学生はほとんどいないし、
この留学したい学生数が三重県ではほぼゼロというからビックリ!
なんとか数を増やさないと、この団体自体が存続しなくなりそうだと嘆かれていました。

時代が変わったなぁ、とその話を数年前に聞いたときに思ったのです。
でも、こんな銃乱射事件を何ヶ月ごとにニュースで見聞きすると
どうにもアメリカに住みたいという気がなくなりますわ。

日本の10年先を行くとよく言われるけど、こういうのはやっぱり困る、
絶対にダメだと思います。

もし共和党のロムニー氏が新大統領になったら、こんなに銃規制をしないとダメだという事件が多くても
自分の身は自分で守るべきだ、ということで同様の事件は決してなくならないと思う。




Nightmare scenario/7月9日号より

2012-07-15 13:15:29 | TIME reading
7/9日号のHEALTH特集は、『悪夢のシナリオ・どうやって管理、改善するか』。
なかなか興味深いストーリーでした(36ページから)。

まずクイズをやってみましょう!
http://healthland.time.com/2012/06/28/a-nightmare-quiz-just-how-bad-are-your-dreams/

1.週に一度は悪夢に悩まされる。
2.悪夢で起きることがある。
3.崖から落ちたり、体がマヒするという他に生命の危機や自尊心を汚される悪夢も見る。
4.日常のストレス(仕事や対人関係)から悪夢が起こりそうだが、出所は定かじゃない。
5.また悪夢を見るんじゃないかと、寝る前に不安になる。
6.同じ悪夢を何度も見ることがある。
7.悪夢を思いかえすと、恐怖はもとより驚くほど細部まで思い出せる。
8.見ている間に不安だけじゃなく、怒りや恥ずかしさも感じる。
9.悪夢を思い出すと、翌日もそれを引きずる。
10.悪夢で目が覚めると、体が緊張状態になっている。


以上、昨今の湿度の高さで寝られずに起きることはあっても、
この診断結果はすべて「NO」となり、
 あなたはまるで赤ちゃんのようにぐっすりと寝ています
というものでした。

悪夢というと映画『エルム街の悪夢』がすごい有名ですよね?
あんな夢を見たんじゃ、そりゃ寝るのが恐ろしくなります。

この記事には、いま睡眠障害の研究が非常に注目を浴び始めていることが書いてあります。
現在注目度No.1は、「睡眠時無呼吸症候群」と悪夢との関連性。

しかし、アメリカでこの研究が注目を浴びるのは、帰還兵のPTSDから悪夢を見るという病的な症状が出始めたからです。
やっぱり人間が虫けらのように殺されるのを目前に見て、自分もいつ?と思いながら過ごすのは
どんなに脳の心をつかさどる部分にダメージを与えることか。

不眠症、insomniaに苦しむアメリカ人が6千万人というのも驚き。

PTSDを含めたストレスから来る悪夢を改善するのは、
imagery rehearsal therapy(よいことを想像する治療方法?)が効果的だと書いてあります。

毎日数分自分にとって、こうあったらいいなぁ~、と思うことを考えるというもの。
本当にこんなんで大丈夫?と思うのですが、これが案外効果的だというのです。

ただこれだけでは悪夢とサヨナラはできません。
クスリの服用、prazosinという薬がお勧めだということです。

面白いのは、この薬は高血圧抑制剤として認可&普及したのです。
ところが、副産物として脳の血流を促進したら、悪夢を見ていた高血圧の患者さんが
見なくなったことから
悪夢治療に一役買うことになったということです。

よい眠りは潜在的なビジネスになりそう。

でも、悪夢ばかりでゆっくりぐっすり寝れないという人にとって
昼間の日常生活が送れないのでは、これは厄介な問題ですよね。

7/2日、'Made in China'より

2012-07-12 10:53:23 | TIME reading
'The cult of Apple in China'のカバー・ストーリを読みました。

近ごろ翻訳通信コースが一層難易度が増して
動詞の扱い、例えばgo,travel,moveというお馴染みなはずの動詞を
どうやって料理するかに一喜一憂して時間が過ぎていきます。
昨日も実務翻訳コースのテキスト執筆者である吉本秀人さんという方のインタビューを読んでいました。

そうすると、こんな箇所が→
僕は実務翻訳に必要な英語力や知識をピラミッド型で捉えています。最下部でベースになるのが「学校で学ぶ英語(受験英語)力」、
その上に「翻訳に必要な知識(英語力)」があり、次に「ビジネス・経済の翻訳に必要な知識」、
それらをベースにした最上部にIT、医薬、特許、金融などの「専門分野の知識(翻訳力)」があると。
いくら専門知識が豊富であっても、ベースとなる部分が抜けていると、よい翻訳はできないと思います。

いやはや。

亀井よし子さんという文芸翻訳家であり、講師の先生も翻訳で身を立てたいなら、
原書を一冊訳してみるくらいのガッツを持ちなさい、と
生徒の皆さんに檄を飛ばすのだそうです。ひぇ~~。
ちなみに彼女の通学部コースを受講するには、試験にパスしないとダメなのだそうな。

まぁ、私の場合、通信の課題を出すだけでも大変になっています。
そのあおりをくらっているのがTIMEを読む時間。
土日、そして月曜日の3日間にスキマ時間で読むことになっています。
もろ不可能ですわ。

よい方に解釈すれば、なるべく精読しつつ速読するという
1級の読解問題に無理なく対応するための
制限時間つき内容把握の修行と考えればいい、ということも言えそう。


しかし読解力というのは、一朝一夕につくもんじゃなし。
そんなに適当に読み散らかしても絶対にダメなこともわかっているのです。


ですから、ちょっと遅ればせに7月2日づけのカバー・ストーリーを読むと・・・。


中国では模造品の「なんちゃってiPhone、iPad他」があるのは、
正規店が驚くほど少ないのが原因らしい。
わずか数店舗しか中国本土にはないという。

だからダフ屋が発売されると聞きつけると、
何日も前から店頭に陣取って買おうとする。
というのも、一年間の所得に相当するほどの金額で
このApple製品が闇で売買可能だから。

ちょっとニュースになったのは、
17歳の男子高校生が裏社会で勢力を増している
中国の臓器売買の組織に自分の腎臓を売った話。
彼がそのお金で欲しかったのは、
上に書いたiPhone、iPadの製品。

日本と同様に仏教文化が浸透している中国では
死体から臓器を摘出するのに社会的タブーが多い。
でもこの臓器売買は魅力的なビジネスだ。
だから処刑された囚人や秘密裏に処理される胎児などからの
医者を巻き込んだ臓器移植ビジネスが存在する。

海外の富裕層がインドなどで代理母から自分たちの子どもを産ませるのと同様に
中国の怪しげな組織がおこなう臓器移植のビジネスもきっと横行するだろうなぁ。

腎臓を一個摘出した少年のその後は・・・。
彼は手術にともなう合併症で腎臓の機能低下が起こっている。
母親が高額な製品を自宅で見つけて問い詰めたところ、
とんでもないことを息子がやっていたことでニュースになったのだ。

Foxconn,フォックスコン富士康、ふじこうでは、
自殺者が短期間に多く出て注目を浴びている。
日本でも印刷会社の社員に胆管ガンが発生したように
Apple製品の製造過程で危険と思われる化学薬品の使用を
換気も十分じゃない部屋でおこなっているのでは?と書いてあった。

台湾に本社のあるこの会社が中国本土のこの工場を稼動するために
雇っている従業員がほぼ100万人!
地元じゃ企業城下町になっているだろうから、
どれほど非難されても移転されたらもう終わりじゃないのかな?

田舎の県である、わが三重もシャープやホンダなどのおかげで
なんとか財政が維持されている地方自治体が多いから。

中国じゃミドルクラスがどんどん増えているという。
そうなると、劣悪な労働条件をもつ会社は経営が苦しくなるだろう。
一人っ子政策でまだ過疎地域のところは、妊娠後期(7ヶ月以上)で二人目を産もうとする妊婦を
強制的に病院で堕胎させたりするという記事が16日づけのTIMEに書いてあった(Briefing/World/3One-child Woes)。
ひどいことをするもんだ、もう言葉も出ない。

気分を変えようとiTunesのStoreをのぞくと・・・。
おぉぉ~私の好きなミュージシャンがコラボで夏歌を作って出してました!

中々楽しいニュースというのがない昨今ですが、夏ももうすぐそこ。
子どもたちもあとちょっとで夏休みだ!
今日はわが娘の誕生日でもあります。
ちょうど今頃「おぎゃぁ~」と私が産み落とした時刻かな?