英語で人生修行していこう!

50代で塾講師
独学で英語の上級をめざしています

な~んや、そうやったんや「目からウロコ」

2012-03-22 10:41:10 | 英検1級
昨晩の毎水曜日の勤務先での英会話クラス。

相方の男性が年度末で多忙につき、私だけのマン・ツー・マンクラスとなった。
普通なら6000円以上も払わなアカンところなのですが
これが小さな塾が併設している英会話教室の良いところ。
ありがたいことこの上なしです。

彼女に昨晩頼んだのは、前回1月に受けた1級の見直しでした。
リスニングのパートは既にやり終えて、自分なりに「そうやったか」と
納得しましたが、問題は大問3の2の番号36の答えがなぜ「3」になるのか。
<該当部分>
he notes that although Stradivari's European [contemporaries] used wood
that grew during the Maunder Minimum,

何度読み直しても2と3のちがいが判然としない。
だから彼女に妥当性,rationaleとしてなぜ正答が3なのか訊いてみた。
そうすると・・・・。

私のひっかかったワナはたった一語の単語の読みちがえだと判明。
その単語は、
’contemporaries’

ストラディバリウスというバイオリンの名器がなぜ他とちがうのか。
これがこの問題の主題だったのだけど、該当する質問の答えに合うのが
同時期のcontemporaries、つまり他のライバルたちの意味で取らないと
正答の3番を選べないから、というものだった。
そうだったのか、「同時代に生きた他の楽器職人」の意味で
なんと、「他のライバルたち」という捉え方をしないと
3番が選べないのです。

たった一語の訳しちがいでドボンだったとは・・・・。
たかが単語、されど単語というところでした。

でも、こういう見直しを可能にするためには
独学だけではムリだろうとしみじみ思った次第です。
もっと別の、
「あぁぁ~、こんなんでつまづいてるんや!」
と明らかに自分の間違いを客観視してくれる他人がいると思いました。

つまり、自分でやれること、そして別の意見や考え方を教えてくれる他の人、
この両方がいるという事実です。

ジェシカがいてくれるおかげでホント大助かり。
思わず両手で彼女の手を握ってしまいそうになったほど。

「あっ、そうだったのか!」
この言葉が出るようにしないと。
私も講師として夕べの彼女のように、後に続く生徒の皆さんに
的確な指示をしてあげたいと思いました。

6月の試験はパスになりそう

2012-03-19 12:54:22 | 英検1級
もう今月9日から6月10日の申し込みが始まっているとは知っていました。
なんかこの頃大きなイベントがあったよなぁ~??と思っていました。

そうだそうだ、そうだった!!

昨日、専業農家の元次女の私は実家に早期米の田植え機用の種まきを要請されていて
早朝から実家へ息子ともども半日強の肉体労働をしてきたのです。

そうすると跡を継いだ兄の娘(わが家の娘と2週間違いの同学年、26歳)が、
「おばちゃん、前に話していた結婚式、でてな。6月10日やし。」

あれれ??
英検の実施日は6月17日やったっけ?

自宅に帰り、HPをみたら・・・・。
そうやん、同じ日か!
あかんな~、今回は見送りとなりました。

案外受験する気持ちでいたので、拍子抜けもあります。
まぁ、こんな年齢になってからの挑戦なので1年や2年の時間の早い遅いも
そう目くじら立てることもないでしょう。

そういうワケで次の試験日が10月になった途端、8月末で終わるフェローの講座を
ちょっとは気合を入れてやらねばな、と思いました。

ご存知でしたか?
creat,「創る」という動詞なんですがこれってcause「(あまり良くないことが)起こる」の
フォーマルな「起こる」という意味があるのです。
知らなかったなぁ。
こういう使い方などを知らないことで、ムンバイ在住のお兄さん指導の添削コースで
私はあんまりよい評価がもらえなかったのかもしれません。

第一回のテーマは「原因をあらわす動詞」。
第二回が「可能を示す動詞」。

独特の日本語らしい訳し方を提示してもらってますが、
何だか私ったら日本語の方が怪しかったりするかもな~と思っています。

22日にネット上での提出締め切りになっているので
全く手付かずのままの2回目の提出に向けてちょっとお尻を叩かないといけないな。

7ヶ月ほどの次回の英検受験日までの時間の猶予ができて
以前にUPしたアルク社の最上級英単語熟語をしっかり脳みそに定着させつつ
1級リスニングの苦手パート、PART3を何度も聞きなおそうと思っています。
あっ、もちろんTIMEは読み続けますよ。

石井てる美「その2」

2012-02-13 08:42:06 | 英検1級
興味が尽きないので「英検1級ネタ」で彼女を再度UPしてみます。


彼女も英語をかなりやりこんだ人のようです。
以下に彼女のブログのプロフから多少の抜粋をします:

ブログの詳細説明
お笑い芸人 石井てる美 が、お笑い活動、英単語の語呂合わせ暗記法や日々の雑感をつづるブログです。

--- 以下、以前にブログを英語ネタに特化させていたときに書いた"英語を勉強するとはなんぞや"みたいな熱い思いです。最近読み返して恥ずかしくなりましたが、ひょっとして英語の勉強をしている方の参考になればと思い、残しておくことにしやす。 ---


私は“バリバリの帰国子女”ではありません(小学生になる前に3年ほど海外に住んでいたことはあります)が、
中高時代にいわゆる「受験英語」を徹底的に勉強して英語が得意になったおかげで、
大学入試では東大と私大すべて受かり(東大本番では英語120点満点中104点をゲット)、
大学に入ってからも海外に調査に行くチャンスがあったり、
修士論文を英語で書いたり、英会話に困ることも無く、
芸人になる直前には英語をバリバリ使う外資系コンサル会社で働いていました。
英検1級も取れ、TOEICは985点まで行きました。

「受験英語なんて役に立たない!」なんて意見をよく耳にしますが、
受験英語をしっかりやった人はそんなことは言うはずがありません。
耳にするだけで自然と言語を覚えられる子供とは違い、
もうオトナになってしまった私たちには、
しこしこと文法や単語を根気よく量をこなしていく機械的な方法(=受験英語的なやり方)しか残念ながら方法はないのです。
でも逆に言うと、しこしこやってればそれだけできるようになるのです!

本気で英語ができるようになりたいと思ったら、
「これは覚えなくていい」「またいつかでいいや」という知識はひとつもありません。
英語は地道な暗記がとても大事です。
とにかく、未知の単語や表現に出逢ったらまずその場で覚えちゃいましょう!
めんどうですが、とりあえず覚えようとしてみる。(もしくは手に書く。)
一旦覚えてもどうせすぐ忘れます。
そしたらまた確認して、また覚えて。
また忘れてまた覚えて・・・。
そうするうちにようやく定着してくれます。
私は高校生の頃、覚えたい英単語を手のひらに水性ペンで書いて、
通学で歩いたり自転車を漕いでる間に覚えるようにしていました。
特に帰りは、家に帰って手を洗うとその文字が消えてしまうので、
消える前に覚えなきゃ!と自分を追い込んで覚えるようにしていました。

とはいえ、マジメにしこしこと…というのは実に難しく面倒くさいものです。
そこで、私は英語をときにくだらない方法で気楽に覚えられるようにブログを書こうと思っています。
たとえば「ゴロ合わせで覚える英単語」とかは、
「正しい覚え方」とはだいぶ違います。
よく、単語は接頭辞から意味を推測するべき、とか言いますよね。
たとえば、"Pre"は「前」という意味だから、
Prepareは前もって何かするの意味だな…というものですが、
私はこれが苦手でした。その代わり一人で語呂合わせをして覚えていました。
語呂合わせに下品な表現や下ネタが出てくるのはザラでした。
でもそれで覚えられるなら、それでいいのです!
今となっては、最初は語呂合わせで覚えた単語も、
何も考えなくてもポンと出るようになりましたが、
本当に初見のときは下ネタでもなんでも利用して暗記するのはかなり使える手だと思っています。

英語ができるようになると本当にいいことがいっぱいあります。
英語だけは本当にちゃんと勉強すべき、となんで中学高校で教えないか不思議なくらい、いいことばかりです。
大学4年生のときにヨーロッパを一人旅していたとき、
英語の先生をされていたというドイツ人のおばあちゃんと列車内でお話をしました。
異国のおばあちゃんとお話する機会なんで滅多に無いもので、
そのときに英語ができて心から良かったなと思いました。

というわけで、このブログが英語を学びたい誰か(非ネイティブの方)のお役に少しでも立ちますように!!


ワタナベエンターテインメントのピン芸人。
英検1級、TOEIC985。東大、脱サラ。Twitterは@terumi_tellme
石井てる美

抜粋終わり。

一々『うんうん』とうなづくことばかり。
彼女は接頭語、接尾語などの正式な単語の類推方法より
私もやった「語呂合わせ」の方式でまず頭に馴染ませつつ
未知の単語を覚えていったんだと思った。

一番大切なのは、どうしても分かりたい、自分の意見を言いたいという思いじゃないかと思う。
英語が国際語になりつつある現実で、知らなくてもいいやと思うかもしれないけど
やっぱり勿体ないと思う。

彼女のように現実に体当たりしてみてなるほどなぁ~と思うと
モチベもものすごく上がるように感じる。

語学の習熟には単語がまず手始めだけど、覚えただけでは使えない。
血肉にするには、それを実際の場面で何度も見聞きしないとダメなんだなぁ。

それが多量に読む英文の刊行物だったり、ネイティブとの会話だったりしたら
一気に脳の言語野に経験知としてインプットされるだろう。

思うより地味な作業のくり返しでしか語学の習熟は進まないんだと
彼女の実体験からのエピソードは含蓄があると思った。

なんともぴりっとしないというか

2012-02-04 10:43:52 | 英検1級
結論から入りましょう。
合計で「75点」でした。
つまり5点足りませんでした。

ワタシ的にはエッセーが最大の関心事だった今回の1次受験でした。
18点はもらえるのとちがう??なんて
妙な下心(汗)があったのですが
カクタスのインド人のおにいさんの採点基準と大体合致する16点でした。

しかしなぁ。
そんなに簡単にぴゅーーーっと語学力は上がらないものです。
その理由は、「たった12回しかエッセーを書いていないから」。

ネットだったか、英語学習法関連の本だったか定かじゃないけど
最低でもエッセーを20回以上書くと「開眼」すると書かれていたような。

ただですね、これも誰にもあうような黄金律じゃないことを
心にとどめておかねばならないと思うなぁ。

私はヘソ曲りモンでやや偏屈な性格の持ち主なのです(自分で言うかなぁ)。
何が一番したくないか、というと「意味もなくやれ、と言われること」。

だからやらされるならば、どうしてこんなに大変なことを
私はやらなくちゃいけないのか、その成果がどれほどからやるのか
きちんと説明を受けたい。
そして自分で決められる選択肢を提示してもらいたいのです。

この逆は、自分で決めたことは最後までやりたい、です。
多分、自己決定したことは力量にあうということが分かるからでしょうか。
通信教育が私にあっているというのが、このあたりにあるのかな。

話を戻すと、量をこなせばおのずと実力もつくのだ式のやり方は
私は向かないということがわかります。
なので誰かに全部委ねて導いてもらうというのが私はダメだなぁ。

どんなにまわり道だと思えても、自己流のやり方で自分の性格にあった方法を
編み出すしか活路は見出せないのです。
面倒くさいヤツだなぁ、と時々自分に対してもダメだししたり(汗)。

とりあえずは6月の一次受験まで時間があることが判明したので
気分的に余裕がとれなかったために積読してあった
何冊かの本を読もうと思っています。

以前にも紹介し、30ページほど読んであった
NHKブックス『集中講義・アメリカ現代思想-リベラリズムの冒険』は
中々に面白いなぁって100ページほど読みました。

妙な話なんですが、1人の人間が原子核だとするとそれが核分裂して家族をつくり、
村から町、そして市、最後に国家を作るとする。
結局、その国の人間の文化や習慣というのが国の基礎をつくっているという考えが
とても現代的だということはいえると思う。

自由(これもそれぞれの哲学者によって定義まちまち)のアメリカの考え方が
時代によって変化するのを学ぶのが目的の本です。
多様化する考え方に寛容な体制を作っていくというアメリカの姿でしょうか。

とても興味深いのは、全体主義(右でも左でも)がおこるのは
自由主義の中に住んでいる人の中にもおこるということ。
あまりに自由すぎることが人間を思考停止にしやすいという逆説がとても心惹かれます。

でも分かる気がする。
誰かの強い意見に乗っかって正しくそれだけが唯一正しいと思ってしまうことかと。
現在で言えば、橋下大阪市長や河村名古屋市長、そして石原都知事。
新興勢力の強いカリスマが素晴らしいと思うのは
危ういことだと一方で考えつつ
自分だけの意見を持たないと危ないと思ったりします。
日本人などは少数派でいることに不安を抱きやすいから
すぐに全体主義に傾きやすいと私は思うのだけどなぁ。

でもね、これってヨーロッパで近代におこった
人間理性の核になるものは何かという動きと真逆なのですよね。
文化とか習慣とかそぎ落とし、そぎ落とし
最後に残ったものは何かを考えてそれを国づくりにいかしてきたりした。

さてさて。
マクロ的な人間の存在から超・ミクロ的なモノにシフトすると、
フェローのベータ講座での英→日の訳出にも
それを加味しなくちゃいけないという発見がありました。

テキスト内で筆者が学習者にどうしても学ぶべきことの1つが、
「書かれた英文には人間の行為者の存在を加味して訳すこと」
という不文律が要求されるのです。
「そうやった、文明を作ったのも人間やないの?」。

なんとも哲学的かつ詩的な感じ。
そしてこれが論理的な実務翻訳で必要だということも
奇妙な面白さがあるなぁって思います。

まずはテキスト上にUPされている英語例文をその日本語訳ともども
暗記することから始めようかなぁと思っています。

また新たな章のはじまり、はじまり~~♪

かぎりなくボーダーかなぁ

2012-01-23 14:06:41 | 英検1級
昨日の1級受験で思わない強敵の長文で久々に焦りまくりました。

何がってベトナムの歴史が出題されたのですが、
おでんのすけさんに言われたことをもっと訓練しておくべきだったと
深く後悔する羽目になりました。

というのも、そこまでは非常に順調に時間の管理も行えていたんです。
ところが、この大問3-3でさっぱり馴染みのない同国人のベトナム名が
頭に入らず、すったもんだしている最中に時間をみると・・・あぁぁぁ~!


あと半分が読めないのにもかかわらず、残り時間が5分ほど。
マークもしていなかったのでバタバタと適当に塗りつぶしてしまった。
いや~まずいことになってしまいました。

そこまでが順調にいっていただけに残念でしたねぇ。
きっと3問中1問くらいしか合っていないと思うなぁ。

先ほどHP上で解答し終えましたが
前回よりも出来が悪いのですよねぇ。
それもこれもベトナム名のせいだなぁ(涙)。


語彙・熟語は以前と同様に19点。
空所補充は全問かと思ってたら1点はずして5点。
そして恐怖の内容一致問題・・・よくて20点中12点か10点ですねぇ。
リスニングがこれまた良くなくて23点。
合計で59点ほどですね。

あとはエッセーがどれほど取れるかですけど、
前回のボーダーが81点だったから
今回は全体的に出来が悪くてギリギリか数点差で不合格になる模様ですわぁ。

まぁ、今回は内容一致があまりにがっかりで
これはやっている最中に、
『あぁぁ~やってもうたな!』
と思ったのですが、さすが年の功か
リスニングにはあまり影響が出ませんでした。
慣れというのも結構悪いもんじゃなかったということですね。

さぁってとりあえずは終わった、終わった。
読みたかった日本語、英語、どちらの本も読めるし
まだ未定だけど翻訳の講座も始める予定もしてしなぁ~。

次は6月なので、それまでにもうちょっと焦らずに
長文を読めるようになろうと思う私です。