昨日の朝日・朝刊、読書欄、『売れてる本』より■55歳からのハローライフ/村上龍。
青年心理、特に引きこもりの心理で有名な精神科医・斉藤環氏がこの「ハロー~」について書評を書いています。
「成熟」なき時代に希望を探る、という副題がついている。
うぅ~ん、成熟かぁ。
まさしくドンピシャ55歳なんですけど????
自分が成熟した人間だとホンマに言い切れるかなぁ・・・・・。
わが子たちがお世話になっていた現在のパート仕事の塾での講師仕事も
塾長先生の命令で受け持つことになる生徒の皆さんからは
先生と呼ぶかどうかは、彼ら(彼女ら)に一任してある。
というのも、英語の1学習者として先にいるだけという私なりの考えから。
先にいるから、偉いんだという思い込みは絶対にしないと心に決めている。
これも実は何も立派な考えからこうなっている訳じゃないのです。
私より先に1級ホルダーになった以前のクラスのメンバーから
かなり露骨に差別的発言をされたことが発端。
そういう経験知から、知識の多少で決して威張ったりする人間にはならんぞ、と
心に誓ったに過ぎないのです。
それから考えると、まぁ、私なんかも成熟した人間とは程遠いなぁ。
話を該当する村上作品に戻すと・・・・・。
なんと2030年には50-60代が単身男性が4人に1人となるという!
この中には、ずっとシングルもいれば、シングルアゲインという男性もいるんだろうな。
もちろんオヤジ化したシングル女性も心理的には同じような寂しさを持つだろう。
自分が55歳になってみて思うのは「ちっともしっかりしてないぞ」という気持ち。
仕事柄、中高生と馴染んでいることも一因かもしれない。
ただちょっとだけ、自分が成熟したかも?と思えるなら
それは子育てをしたからかもしれないとは思う。
自分のこと以外にまず第一に考えないといけない存在だったからなぁ。
少し前の1級問題に「利他的遺伝子は生得的か?」という内容一致問題が出たっけ。
こういう問題になると、試験そっちのけで
のめりこんで読もうとしないようにするのが必死だったなぁと思い出します。
もしもともと人間の脳に組み込まれているなら、
それを引き出す教育的取り組みがいるでしょう。
でも後天的に環境から意図的に作り上げねばならないとしたら???
かなりの努力が必要になると思う。
私が思うに、人間の成熟度=利他的行動=自分の喜び、という図式かな、と
思ってみます。
話は変わって・・・・。
でんすけさんご推奨『海街diary1ー5巻』吉田秋生作、読了しました。
マンガなんだけど、一字一句にかなり時間をかけて読みました。
ほのぼのとした日常の1コマが美しいタッチで描かれてますよね。
無名の市井人として生きて死んでいく人々の人生模様。
女性漫画家ならではの作品だと思いました。
まだ完結していないので、これからも続くのでしょうね。
青年心理、特に引きこもりの心理で有名な精神科医・斉藤環氏がこの「ハロー~」について書評を書いています。
「成熟」なき時代に希望を探る、という副題がついている。
うぅ~ん、成熟かぁ。
まさしくドンピシャ55歳なんですけど????
自分が成熟した人間だとホンマに言い切れるかなぁ・・・・・。
わが子たちがお世話になっていた現在のパート仕事の塾での講師仕事も
塾長先生の命令で受け持つことになる生徒の皆さんからは
先生と呼ぶかどうかは、彼ら(彼女ら)に一任してある。
というのも、英語の1学習者として先にいるだけという私なりの考えから。
先にいるから、偉いんだという思い込みは絶対にしないと心に決めている。
これも実は何も立派な考えからこうなっている訳じゃないのです。
私より先に1級ホルダーになった以前のクラスのメンバーから
かなり露骨に差別的発言をされたことが発端。
そういう経験知から、知識の多少で決して威張ったりする人間にはならんぞ、と
心に誓ったに過ぎないのです。
それから考えると、まぁ、私なんかも成熟した人間とは程遠いなぁ。
話を該当する村上作品に戻すと・・・・・。
なんと2030年には50-60代が単身男性が4人に1人となるという!
この中には、ずっとシングルもいれば、シングルアゲインという男性もいるんだろうな。
もちろんオヤジ化したシングル女性も心理的には同じような寂しさを持つだろう。
自分が55歳になってみて思うのは「ちっともしっかりしてないぞ」という気持ち。
仕事柄、中高生と馴染んでいることも一因かもしれない。
ただちょっとだけ、自分が成熟したかも?と思えるなら
それは子育てをしたからかもしれないとは思う。
自分のこと以外にまず第一に考えないといけない存在だったからなぁ。
少し前の1級問題に「利他的遺伝子は生得的か?」という内容一致問題が出たっけ。
こういう問題になると、試験そっちのけで
のめりこんで読もうとしないようにするのが必死だったなぁと思い出します。
もしもともと人間の脳に組み込まれているなら、
それを引き出す教育的取り組みがいるでしょう。
でも後天的に環境から意図的に作り上げねばならないとしたら???
かなりの努力が必要になると思う。
私が思うに、人間の成熟度=利他的行動=自分の喜び、という図式かな、と
思ってみます。
話は変わって・・・・。
でんすけさんご推奨『海街diary1ー5巻』吉田秋生作、読了しました。
マンガなんだけど、一字一句にかなり時間をかけて読みました。
ほのぼのとした日常の1コマが美しいタッチで描かれてますよね。
無名の市井人として生きて死んでいく人々の人生模様。
女性漫画家ならではの作品だと思いました。
まだ完結していないので、これからも続くのでしょうね。
彼も還暦回りましたね~。「コインロッカー・ベイビーズ」には瞠目しましたが、あとはあんまり好きなのないなあ。
春樹も龍も昔であれば「文壇の大御所」的な年齢と実績なんですが、そういった表現はまったく似合わないですね。
そういった成熟の仕方というのが受け入れられなくなったのでしょうね。
以前ちょっと書いたのですか、やはり子供を持たないと人間ってのは成熟できないんだろな、って思います。
ネオテニーってかんじですね。まあそれはそれで悪くもないかなとも思いますが(汗)。
人間自体がapeのなかでネオテニーなんじゃないかという説もあって、独り立ちするのに異常に時間がかかることをかんがえると妙に首肯できたり。
さて、海街diaryの感想ありがとうございます。
一種の成長小説みたいなかんじですよね。自分は風太が可愛くてね~。
なんせ一冊刊行するのに一年半近くかかりますから、まだまだどうなることやらですが、「人生の楽しみ」だと思ってます(笑)。
いや~学生時代の仲間5-6人でいつも集まるのですが、男二人独身(汗) もう。。。。結婚する気もなさげ。。(汗)
もう一人は、20代で結婚し、30前半で離婚。 また30後半で再婚(爆)
仲間で二回も結婚できる人もいるのになとか(爆)
ま、彼はかなりルックスもいいです(爆)
学生時代、はじめてあったとき、ハーフ課と思うくらい端正な顔立ちでした。。
世の中の不公平感を感じたな。。。。
英検1級とって威張れるのはええですよね。。(汗)
一級もってくその程度かと思われるほうが怖くて、
年々「一級ホルダー」って言いづらくなってきたわ。。。(汗)
明日もお互い、充実した一日でありますように~!!!
男性が結婚してて、それから奥様に先立たれると
まぁ~びっくりするほど老いぼれちゃうのには
かなり驚いたもんです。
シングルで未婚のまま、家事など一応できる男性は
それほどダメージがないのでは?と思ってみたり。
でんすけさんは肝心要の食事作りができるのが凄いと思います、はい。
だってね、食べることは生きることやからな~。
自ら食べなくなったら、生物の死が待ってますよねぇ。
ところで「ネオテニー」って「おてもやん」なら知ってるけど(汗)、と思い、
すぐに調べました。
幼児的状態ということですかぁ??
初めて聞いたなぁ。
子どもを持つか持たないか、それが人間の成熟度を測れるなんて
まぁ~、これがさっぱりだろうとは思います。
ただね、私、夫はそうならなかったけど
子どもが小さい頃、ビロウな話で恐縮だけど
この時期に胃腸カゼ、つまり吐き戻し+下痢+発熱をよくしました。
私はうつりこそなかったけど、下痢だけはしたんです。
貰い下痢??ひゃぁ~~ばっちいな!!
それはなんでか、というと、気持ちがシンクロするんでしょうね。
思ってしてることじゃないのですが、
最前線で看護してると、妙なことにそういう現象って起こったりするんです。
父親は、あんまり聞かないなぁ~~??
親になるってこういうことか、と思ったことがありました。
あっ、次に読んでるマンガは落合尚之氏『鉄人』です。
おじさんの仮面をかぶったおばさんの私は、どうもこっちのほうがしっくりきます(爆笑)。
エネルギーが要るとは、よく聞く話。
ぅぅぅ~む、何度も再婚する人もいるんやねぇ(ため息)。
私はムリやな、きっぱりとそう言える。
もうなぁ~、恋愛するってのがなぁ~メンドー臭いわ!
だってね、恋愛ってのは自分に酔う、
自己中心性の極地じゃないとできんと思うもの。
ロマン主義ってそういう意味だと知りました。
人や国などが、自分が一番偉い優れてると思うと
自分たちの良いように何もかも作り変えてしまうことだ、と。
だからどんどん年齢を重ねて、ロマン的になれるって
それって、やっぱり才能もあるかもな、と思う。
ほら、いまエロスの極地とかで売れ始めてる壇蜜とかいう女の子、いるじゃない??
私なんか、彼女を見てると
「キミ、リスクを背負って頑張ってるな!ファイト~♪」
と思ってしまうわ。
もう完全外野席で応援してる親父っぽいもん。
アラフィフになっていろいろ考えてたところにシルフさんの記事!
人間の成熟度=利他的行動=自己の喜び この公式に唸りました。それからいうと、自分なんかもうひよこですし、世の中全体の成熟度もかなり怪しい感じがします。
年をとったら自然に素敵な大人(利他的な、気持ちに余裕のある笑顔のおばちゃん)になれると10代の頃は思っていましたが、いやはやとんでもない。(汗)・・が!「未熟な婆ちゃん」としては終わりたくないです~。
ところで、日本人は「先生」と呼ばれるのが好きですね。だから世の中にはたくさんの「先生」がいるわけですが、そんな中で自分の考えを持って生徒さんに接しておられるシルフさんは素敵だと思いました。
いや~、なーーんにも尊敬に値するほどの
中身はなくてね。
生徒の皆さんに「シルフさん」とむしろ呼ばれたいのは、
夫があんまり学校の先生をしんどそうにグチばっかり
家で吐き出してたってのもあるのです。
いや~、今の学校現場は大変っすよ。
もうちょっとすると、昔に戻って週休一日、
おまけに生徒の学力中心主義が復活しそうな気配。
各学校それぞれの学力試験の平均点を公にするそうです。
これで何が次におこると思います?
そりゃぁ、学校長がハッパをかけて
放課後に教師の負担を強いてまで
補習授業を行うことになると断言できますわ(ため息)。
とまぁ、近未来の学校現場を予想してみました。
でね、くたびれ果てた夫の姿に先生はおもろないな、と
心底思ったわけです。
わが家の二人の子どもも先生だけはイヤ!と
全く興味を示さなかったもんねぇ・・・・・。
それとね、ぴっぴさん。
先生と呼ばれてしまうと、もう絶対に同じ位置には立てないのですわ。
せっかく出会ったのに、あぁぁ~勿体ないわ、そんなん。
塾をどういう形かはわからないけど、
巣立っていった後まで人間同士としてつきあいたい私は、
先生という地位が大事だと思うタイプだとそういう関係性は作れないことがわかるのです。
そう思いません?
FaceBook,Twitterに登録してくれた何人かは
過去と現在の生徒さんたちも含まれてますもん。
子どもって敏感やから、多分心の底から
私のこと、同等やと思ってくれてると、嬉しいですわ!
シルフさんのご主人はおそらく50代?体罰当たり前の新人時代から今の現場(おそらく指導的立場)を経験されているこの世代が一番きついでしょうね。成績も学校ごとに公表って・・、会社みたいですね。無理なさいませんよう・・。
教師の家庭(大学教授も含む)は大別して2種類に分かれそう。
一つはすごく好きで自宅でも夫婦とも教師だと特に「職員会議」の続編がくりひろげられる。
そういうお宅のお子さんは、もう一方のグループのお宅とは異なり、
お子さんも教師になったりしますわ~~。
人を教えるのが大好きなのだから、
肯定感、ありありで夢を語れるじゃないですか?
最後の大学で教育哲学が専攻だったこともあり、
ルソー作、『エミール』を読まされたました。
話がずれそうですが、恐ろしく面白くない(激汗)。
まぁ、それでこの大作家(であり、社会学者でもある人)が
一体どんな人生を歩んだか、その人となりを調べると・・・。
話がやっと元に戻ります(爆)、彼は私の夫と同じように「二束のわらじを履いた人」。
つまり本当の姿と学校での仮の姿で苦しんだ人と言えそうです。
というのも、人間って美しい部分が多い人は同量の醜い部分を併せもつのが当り前じゃないですか??
私は人間は愚かで醜いから始まるタイプなので、
あまりにカッコつけすぎそうになると、「ドウドウ、ドウドウ」と諌めてました。
私と違い、幼少時に病死で実父を亡くした後
母子家庭で育ったので、大変繊細で感受性が豊かな人です。
2面性を保つのは、けっこうなリスクなんですわ~~。
ま、そういう点からも、一面でしか人間関係が築けない私を選んだのも深く納得。
そうそう!羨ましいんですよ~~♪(クスクス)