報告3とはいえ、今からだとあんまり書く時間がありません。
ちなみに、在宅ケアセミナー報告2のコメントを読んで頂くと、Yamamoto先生が、NPPVやPEEPについての説明をしてくれていますので、興味のある方コメントもいっしょに見て下さいね。
誤嚥について
気管に唾液や食物がはいることをいいます。
ひどい時は、肺炎になります。
実は私は若いころからむせやすく、自分の唾液でもよくむせます。
もちろん食べ物でもよくむせます。
今のところ、ちゃんとむせる事が出来るので、肺炎にはなりませんが、年を取ったらすぐに肺炎をくりかえし、胃瘻コースかもしれません。
この肺炎ですが、日本の80歳以上の男性の死因のトップです。
85歳以上になると、男女ともにトップになるそうです。
ちなみに、男性の方が誤嚥しやすいんだそうです。
老人が、にこっと笑った時、上の歯が見えるのが女性、下の歯が見えるのが男性に多く、奥歯までみえるような笑い方の人は誤嚥しにくいそうですよ。
そういえば、今日も嚥下機能の悪い方の訪問で、「笑って見て」とお願いしたけれど、どうしても口角をあげて笑う事はできませんでした。
このところ、急激に全身の筋力の低下や、嚥下機能の低下、構音障害がすすんでいるかたです。
アカンベーも出来なくなっており、ほとんどソファーでうとうとしています。
使わなければどんどん落ちて行く・・・
このままでは、この夏が終わるころには、ベット上の人になってしまうかもしれません。
なんとか、もう少し本人が苦痛なく、自然にリハビリができて、自分で頑張る気持になってくれないかと思っています。
このセミナーの講師の先生が言っていました。
「在宅では、嚥下訓練はありません。嚥下支援・介護が必要なんです。!」
ふむふむ、そうか。
私も何だか嚥下訓練って言葉に抵抗があったのですが、やっぱりそういうことですね。
誤嚥性肺炎では、口腔内の清潔が重要であることは、よく言われています。
口腔内に存在する菌は、500種類あるそうで、ちゃんと口腔ケアをしていない汚い人のデンタルプラークは、大便と同じ位の雑菌がいるそうです。
ある研究で、歯科衛生士とヘルパーさんにそれぞれ口腔内の検査をしたら、歯科衛生士さんにはほとんど問題となる菌はいなかったけれど、二人のヘルパーさんから緑膿菌が検出され。といっていました。
歯磨きの仕方や頻度にもよると思うのですが、毎日の口腔ケアには十分気を使わないとだめという事ですね。
介護者は、直接患者さんとお話しをしたり触れたりするので、自分たちのケアもきちんとする必要がありますね。
また、寝たきりのかたに口腔ケアをするとき、水が喉の奥に流れて行ってむせってしまったなんて事もあるとおもいます。
絶対これは避けたいものです。
こういうときは、口腔用の保湿ジェルでぬぐい取るようにするときれいになります。
スポンジの付いたスティックもきれいになります。
と、今日は遅くなったのでこの辺にします。
次回は、実際の嚥下の支援についてご報告します。
ちなみに、在宅ケアセミナー報告2のコメントを読んで頂くと、Yamamoto先生が、NPPVやPEEPについての説明をしてくれていますので、興味のある方コメントもいっしょに見て下さいね。
誤嚥について
気管に唾液や食物がはいることをいいます。
ひどい時は、肺炎になります。
実は私は若いころからむせやすく、自分の唾液でもよくむせます。
もちろん食べ物でもよくむせます。
今のところ、ちゃんとむせる事が出来るので、肺炎にはなりませんが、年を取ったらすぐに肺炎をくりかえし、胃瘻コースかもしれません。
この肺炎ですが、日本の80歳以上の男性の死因のトップです。
85歳以上になると、男女ともにトップになるそうです。
ちなみに、男性の方が誤嚥しやすいんだそうです。
老人が、にこっと笑った時、上の歯が見えるのが女性、下の歯が見えるのが男性に多く、奥歯までみえるような笑い方の人は誤嚥しにくいそうですよ。
そういえば、今日も嚥下機能の悪い方の訪問で、「笑って見て」とお願いしたけれど、どうしても口角をあげて笑う事はできませんでした。
このところ、急激に全身の筋力の低下や、嚥下機能の低下、構音障害がすすんでいるかたです。
アカンベーも出来なくなっており、ほとんどソファーでうとうとしています。
使わなければどんどん落ちて行く・・・
このままでは、この夏が終わるころには、ベット上の人になってしまうかもしれません。
なんとか、もう少し本人が苦痛なく、自然にリハビリができて、自分で頑張る気持になってくれないかと思っています。
このセミナーの講師の先生が言っていました。
「在宅では、嚥下訓練はありません。嚥下支援・介護が必要なんです。!」
ふむふむ、そうか。
私も何だか嚥下訓練って言葉に抵抗があったのですが、やっぱりそういうことですね。
誤嚥性肺炎では、口腔内の清潔が重要であることは、よく言われています。
口腔内に存在する菌は、500種類あるそうで、ちゃんと口腔ケアをしていない汚い人のデンタルプラークは、大便と同じ位の雑菌がいるそうです。
ある研究で、歯科衛生士とヘルパーさんにそれぞれ口腔内の検査をしたら、歯科衛生士さんにはほとんど問題となる菌はいなかったけれど、二人のヘルパーさんから緑膿菌が検出され。といっていました。
歯磨きの仕方や頻度にもよると思うのですが、毎日の口腔ケアには十分気を使わないとだめという事ですね。
介護者は、直接患者さんとお話しをしたり触れたりするので、自分たちのケアもきちんとする必要がありますね。
また、寝たきりのかたに口腔ケアをするとき、水が喉の奥に流れて行ってむせってしまったなんて事もあるとおもいます。
絶対これは避けたいものです。
こういうときは、口腔用の保湿ジェルでぬぐい取るようにするときれいになります。
スポンジの付いたスティックもきれいになります。
と、今日は遅くなったのでこの辺にします。
次回は、実際の嚥下の支援についてご報告します。