☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

ベローナ 編

2010年06月20日 | イタリア旅行
ミラノから東に約160キロ ベネチアに向かう途中にある
イタリア北東部の都市 


 ベローナ (車窓から)


「ロミオとジュリエット」の舞台として知られる街
と だけの予備知識で訪れたその町に 多くを期待してはいなかったのだが

アディジェ川沿いに広がる美しい中世の町並みは 街全体が世界遺産に登録されている
すばらしい歴史ある町だった。


    



街の中心部にある古代ローマ時代の
    円形劇場 




「ジュリエッタの家」と呼ばれ映画や舞台でおなじみのバルコニーは、観光名所となっている。
前庭にはジュリエッタの像があり多くの観光客が胸に手を当て写真を撮っていた。

     

町のいたるところに中世盛期の貴族たちの暮らしぶりが色濃く残っていてとても興味深い。

   


今回のツアーでは、訪れる先々で専属の現地のガイドさんが待っていて詳しく説明してくれた。
日本語が堪能な人もいれば、多くは話せないので添乗員さんが通訳しながら。

 私たちには“イヤホンガイド”なるものが手渡され、耳につけていると離れていても声が聞こえて来る。

その時は、真剣に聞いていたが、今になってはほとんどが忘却の彼方・・・
メモをとっても、ついていけないしボイスレコーダーがあればよかったと思った。

今、私はたくさん撮ってきた写真と行程表を照らし合わせながら記憶をよみがえらせている。

  
      


私たちの添乗員さんは 一年間のほとんどをヨーロッパに仕事で来ているとのことなのでガイドなしでも説明できるほど知識があったと思う。

バスの移動中も前の席でガイドをしながら、とてもよく色々教えてくれた。
あの、お話を全部覚えてきたら、かなりの雑学王になれたはず。
ほどよく、居眠りタイムも与えつつ、あらゆるシーンで、さりげない気遣い心配りを感じた。

そんなきめこまやかな日本人のお仕事ぶりと対照的なのが イタリア~ノな人々

ナポリっ子の運転手も陽気で愛嬌たっぷりで憎めないが、何度も道路を間違えても大して気にしな~い!気にしない!

ホテルのレストランでも照明がつかないと言っても、ドン!とたたいてみて手を広げ
気にしな~い!気にしない! 

ワールドカップが始まっていたら、お客様なんてそっちのけで大変なことになっちゃっているんじゃなかろうか?!


2日目のホテルは 
ベネチアの近く メストレの町に新しくできたばかりという

モノトーンのシンプルモダンな ホテル

エレベーターに乗ったら ギギギギギィーーー!
「まさか・・・?」 しっかりと シンドラー社 と書いてあった!

翌朝の朝食会場は、みんなで聞いていた場所に行ったのに、「違う!」いわれ案内されたのが中国人ツアーの人たちがワヤワヤしていた地階。
まちがわれたらしい・・・たしかに、東洋系は似ているけど、
日本人は、やはり節度のある行動をしている。


 その夜、レストランでお向かいに座った方が

「50・60 よろこんで! 人生これからだ~~!」のCMでおなじみの
地井さんそっくりなご主人。奥さまも笑顔が素敵な、明るい方 
以降 私と姉の間では“チイさんご夫妻” ということに。

お食事タイムを通じて ツアーの人たちとも親しくなっていった。

盛りだくさんの2日目の行程を終え 翌朝は 水の都ベネチアへ