☆わんこと一緒の想い出と共に☆

シェルティと暮らしていたマールママの記録と記憶のためのページ

駆け抜けた人生

2011年12月20日 | ある日の出来事

いろいろとあった2011年 

暮れも押し迫ったある日の衝撃的な電話

「驚かないで訊いてくれ・・・」と夫から、上の義妹の突然の訃報が入った時

私は前夜、彼女の夢を見たことを思い出しました。

何も言わずニコニコと、孫を抱っこし小さな子たちに囲まれていました。

若くてとても、おばあちゃんには見えない いつもの髪型の幸せそうな笑顔で。

 

考えてみれば昨年暮れ、下の義妹宅での孫祝いで会ってから音信もなく一年も経っていました。

何があったの?! なぜ?!

わからないままに、永遠の眠りについた彼女との一年ぶりの対面でした。

 

 

3人の子供たちを、みんな立派に育て上げ

隣りに住む長男夫婦には2人の孫もでき、長女にも子供が出来て

来年2月の出産を控え、この年末には里帰りすることになっていたとのこと。

旦那さんも、今年 定年退職。

いつも、いつも忙しく走り回っていた義妹も還暦を迎え少しは落ちつたのだろうかと思っていたのに。

いつもの仕事のほかに今年は、家のリフォーム・町内会の役

まだまだ古い慣習の残る地域において、本家の嫁として冠婚葬祭など

とても忙しかったようです。

なにも、そこまでやらなくたって・・・と思うことでも完璧にやらないと気が済まない人で

秋に地域の大きな行事と、リフォームを終えたとたんに体調を崩し入院

誰にも会いたくないと家族以外の人には知らされないまま帰らぬ人となりました。

 

葬儀が終わるまでの5日間

主の居なくなった台所に立って、お手伝いしてきましたが

すべてを取り仕切ってきた主婦の居ない家は、かくも大変なものかと・・・

 

若い時からいつも自ら忙しく、ゆっくりと落ち着いて居る事のない人でしたが

韓流にはまり、追っかけのようなこともしていたこと

ヨーロッパや中国など海外旅行に何度も出かけ

今年は1月に夫婦でフランス・3月には、ひとりでトルコにも行って来たとか

私たちの知らなかったことばかりでした。

 

 

台所の隅に、この色紙が貼られていました。

まさに、彼女は この生き方をし 燃え尽きたのでしょう。

 

 前夜の夢は「私は幸せだったのよ」というメッセージだったのかもしれません。

どうぞ天国で ゆっくりと お休みください 

合掌