ここ数日 冷たい雨や風の強い寒い日が続いています。
庭や畑のお片付けの作業をやりたくても外仕事が気持ちよくできる空模様ではありません。
イチジクの最盛期も終わり それでもまだ ポツポツなる実を収穫しながら
甘露煮やジャム作りをしていました。
今回は 男鹿で採れたという天然のハチミツを見つけて ちょっと贅沢な甘露煮を作ってみました。
甘さを控えめにして レモン果汁を入れてみましたが酸味が強すぎたかな・・・?
でも 甘さや酸味は時間の経過とともにまろやかな味に変わりますから
保存する上で腐敗防止にもなり 酢は健康にも良いのではと。
畑には初夏に実をつけた イチゴとラズベリーが少しづつまた実をつけていたのでレモンの代わりに
完熟のイチジクジャムに入れたら 酸味とマイルドな甘さが加わり美味しくできました ♪
じっくりと火を通し 煮沸したびんに詰めます。
食べさせたいと思う、あの人や あの人の顔を思い浮かべながら作っています。
イチジクは、栄養価が高く抗酸化作用のあるアントシアニンやポリフェノールが含まれており
老化防止や美肌効果もあるそうですよ。
そのほかに、整腸作用や消化を促進させる効果など美容や健康に良い果物といいますから
新鮮なものを美味しく たくさん食べるためには自家栽培がベストということになります。
3年前の秋 ドッグランを畑に変えた時 6本の苗木を植えました。
その翌年の春
草が生えないように防草シートを敷き 間にスイカを植えています。
そして今年の秋
スイカを植えていた場所にイチゴが植えられ 今年はランナーが伸びて足元がいっぱいに、、、
果樹は3年目にグンと大きくなるような気がしますが、イチジクは特に生長が著しく
冬に剪定をしたあとでも背丈を超えるほどに伸びています。
そして若い木には 良い実がたくさんつき 全体で昨年の 1,5倍の収穫がありました
これまであった木は幹も太く大きくなりすぎて脚立に上がったり大変なのと
カミキリムシの被害にあってボロボロになっているので切ることにしました。
イチジクの木は、柿の木などと違って固くないので容易にのこぎりで切断できます。
生長も早いので若い木と更新しながら育てていきますが
農薬を使わず虫は捕獲し木酢液や肥料も油粕・骨粉・堆肥など有機物でと こだわって。
もう余計なことはやめようと思っていたのに
リクエストにお応えして また新しい苗木を植えました
一昨年 植えた新しい苗木は 冬越しに失敗したのと夏の乾燥で枯らしてしまいました。
イチジクは本来暖かい地方で育つものですから 耐寒性の強い品種でなければいけないし
乾燥に弱いので水をきちんと与えなければならなかった反省も込めて。
なにもかも意欲が後退する中で 今の私の唯一、前向きな考えで取り組んでいること。
それは、多分 私ひとりの自己満足の趣味の域を越えて
私の育てたイチジクを欲しいと待っていてくれる人 ファンができたことに他ならないでしょう。
生き甲斐って そんなことから生まれるのですね