昨日、日蓮正宗無量山寿海寺にて、御報恩御講があり、御講終了後、勉強会となった。最後の締めは御住職様の池田大作の変節についての講義だった。
創価学会名誉会長の池田大作は、会長就任挨拶の時の、日蓮正宗を外護し、守り抜くと誓った辺りは本当に日蓮正宗信徒としても立派な挨拶であった。
ところが、何十年か経った今では、言ってることが180度まるっきり違う。とても同じ人の発言とは思えない。
私は質問した。何故、池田大作はこうまで変節したのか、と。
Bさんが答える。池田大作を宗教家だと思ってはいけない、彼は宗教家というより寧ろ、ペテン詐欺事業家、質(たち)の悪い土建屋の親分みたいなものだと。
何しろ、戸田城聖氏の下で、池田は大蔵商事なる金融業(今でいうサラ金業者)で、外交を担当し、病人の布団を取り上げ持ち去るなど、かなりの借金取り立てを手掛けていたという。
その意味で、宗教に入る人は元々純真無垢な人が多く、ただでさえ騙されやすいのに、若者相手に、時には池田自ら宴席を設けて誑(たら)し込む等、いとも簡単に人を騙すのが得意な口八丁手八丁の人間だったのだと。
そして、池田自身慢心を起こし、増上慢となり、どんどん学会を違った方向へと変えていった。実に鮮やかに詐欺師そのままに振舞った。こんな池田のような男を長に頂く創価が哀れである。
御住職様は、学会自身にも問題があり、ある学者の説として、悪人を持ち上げる風潮がどの組織にもある、という。昔、江戸時代に、ネズミ小僧と言って、ボロ儲けした金持ちの屋敷に入り、金品をせしめる。それを江戸中の庶民が拍手喝さいを送った例などを挙げ、実際は悪い事、盗みをしているのに、それが逆に一般大衆にとってはガス抜き、歓迎されてしまう事を話された。
皆一同、笑いに包まれながらも、池田以下、学会の日顕上人への罵倒の数々を見聞きするにつけ、そんなに宗門を、以前から嫌悪し見下したかったのかと、正に増上慢、慢心、傲慢な池田大作以下幹部から末端に至るまでの学会員達の不信の根深さに戦慄を感じて、勉強会はお開きとなり、帰路に着いたのであった。