今夜、「なぜか人生がうまくいく『明るい人』の科学」、和田秀樹著、を読了した。アマゾンkindleアンリミテッドにて、読ませて頂いた。
明るい人の特徴などが述べられて、明るい気持ちで笑顔になっていると、たくさんのいいことがある、と著者は述べる。
明るさとは、毎日を楽しく過ごす「原動力」ともなる、と冒頭でも説かれている。
気持ちが明るくなったり、暗くなったりするのは、全て、私(あなた)の「主観」(自分だけの物の見方や感じ方)の問題だと述べて、同じ出来事に出会っても、平然とする人、不安に襲われてしまう人、様々だと言う。
この違いは、物事に対する「考え方」や「見方」の違いによって生まれる、と言う。
人は明るい気持ちでいると、笑顔になる。笑顔でいれば、自然と明るい気持ちとなり、笑顔が無理でも、仏頂面をやめることは出来る。
表情が明るくなれば、暗い沈みがちな気分も変わる。
自分が変われば、周囲の人たちの受け取り方も変わる。
少なくとも、物事が今よりも良い方向へと動き始める。
物事が良い方向へと動き始めれば、人生が楽しくなって、笑顔でいられる日が続く事になる、とこう、精神科医でもある著者は述べる。
とにかく、笑顔、明るさ、等々、それらへのリハビリをやっている感覚、実感があった。精神科医としての、医師による、説得力・自信あふれる後押しがあり、自信がこちらにも付いてくるような感覚を覚えた。
後は、べき、とか、ねばならない、等々の、べき思考は避けた方が良い、などの、明るさに近づくまでの、立ち居振る舞いまで、この先生から習えた気がした。
実はこの本、kindleアンリミテッドにて、去年の頃、一度中断した本だった。
その頃は、他にももっと読みたい本がたくさんあって、アンリミテッドはニ十冊までという限定・制約があり、この本は、今までちょこちょこと少しずつ読み進めて、七割方読んでいて、もういいかな、と思い、手放して、返却してしまった。しかし、今はかなり読んだ本があり、余裕が出来たので、又借りた訳だ。それが昨日今日で、読み終わった。
読後感は、最高に良い。この先生の本は、私の最近のお気に入りだが、この先生は、あんまり、おなじ著者、同じ店、馴染みのものばかりにしないで、新たな冒険をこの先生は提言している。そこで新たなる発見を是非ともして欲しいと。
それが老化やボケ等予防の、脳の前頭葉への刺激となると。
私にとり、この本は、非常に為になった本だった。笑顔の法則、のようなものを、私なりに、この本で咀嚼して、感じ入る所、大であった。
以上。よしなに。wainai