五木寛之先生著「超合本『青春の門』第一部~第七部」「同、第八部」を購入した。既に第九部は購入済みであった。
私は、この本を、第三巻初頭まで読み進めており、紙でも、第八巻までは持っていた。最新刊の第九巻は、どうしようかと以前から思っていて、その時、今風の、電子書籍での購入を今から数か月前にした。
それから、いつかは、この書籍群の、電子書籍化を図らないとなあ、と思い続けて、今日のある時、アマゾンの宣伝に釣られて、第七巻までの「合本」があり、割と単体で買うよりも、その本の値段が同じか廉価なのか、それから、整合性が何といっても取れると判断して、第一部から第七部、それプラス、第八部、を購入した。第九部は先ほども言った通り、既に持っていた。
この小説は、紙で味わうのもいいが、文庫本であり、電子書籍の方が、割合、画面が大きく、文字も当然大きい。どっちがいいかは好みだが、私は電子書籍だと、かーるく読める方なので、こっちがお金を出してもいいや、となった。
決して、安くはない買い物である。既に紙の本では読める体裁とはなっていた。
しかし、私は、整合性を何よりも重んじた。整合性が取れないと私自身の気分が悪い感覚なのだ。結果、このダウンロードに踏み切った。電子書籍の時代には抗えなかった。
私は、読書が楽しい時と感ずる感性を持ち、その、今まで積読であった書籍の再読を試みようとしている。これは、一種の探検家になった心地がする。非常にうれしい感覚なのだ。
この気持ちは、私以外の人には、中々判ってもらえないかも知れない。しかし、いいんだ。この気持ちが共有されなくとも、私個人が感じ続けられれば、それで良い。私は私なりの道を歩み続ける。この道は果てしなく、どこまでも続くのかは分からないが、私の生きる道として、生涯を悔いなく生きてゆこうと今、決めた。バッチリよ、バッチリ。バッチリなんですよ。要するに(謎!?)。
以上。よしなに。wainai