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「敷金・職質・保証人ー知らないあなたがはめられる」烏賀陽弘道著、を読了。今現在進行形の自公政権の未来について!テレビでは事実は見えてこない!

2024年08月17日 17時05分42秒 | 読書・本を読む事への楽しみ誘い。日蓮正宗御本。その他一般著作物電子書籍・辞書類

「敷金・職質・保証人ー知らないあなたがはめられる」自衛のための「法律リテラシー」を備えよ、烏賀陽弘道(うがや・ひろみち)著、を本日、読了した。
 日本国民の無知に付け込み、警察、司法などや、貸家の家主の不当な搾取、法的に認められない事実を列挙しつつ、それにどう対処してゆくのかを論じて、考え、対処法をアドバイスする。
 例えば、敷金は、大家は、これは返す事が原則になっているのに、敢えて無知な借主に付け込み、返さない。後は、警察の、街角での職務質問も、これも法的には強制力はなく、断る事が出来得る案件である事を、この著者は力説する。
 そうして、これら事実が、「警察官はヤクザ同然」「裁判官は世間知らずのバカなのだ」「所詮あいつらはマスゴミだから」といった、「人間的資質」のせいにする事は、余りに愚かで賢明ではないとする。
 これは、間違った問題設定であり、問題の本質・原因を隠し、現実の改善を妨げるものだとする。
 ここで露呈しているのは、「法律」「制度」「組織運営」といった「システム」に何らかの深刻な障害、故障が起こっている結果と考えるのが妥当だと著者はいう。
 法律や制度が機能不全を起こしている。ならば、改めればよい、と。
 西欧の格言に「知識は力なり」(Knowledge is power)との言葉があると。「知っている事で、あなたには力が備わる」という意味。敷金は入居者に返還するのが原則、と「知って」いる事で、退去時に、貸主に堂々と請求が出来得る。そうした知識を、「力」を、あなたは「自分の身体や財産の安全を守る事」に使えます。あなたの財産を不当に奪われる事は起きません。それが著者が言う、「自衛のための知」なのだと。
 元々、この著者は、Jポップから、インターネット、メディアリテラシー、福島第一原発事故など、手広く本として書いて来たという、朝日新聞社会部記者であり、ニュース週刊誌「アエラ」編集部員・記者でもあった。その後、退社しフリーランスの報道記者・写真家として活動している。
(これらは主に、筆者あとがきから、主要なものをかいつまんで書き表わした。)

 それにつけても、私も、実は数年前に、警察のパトカーによるパトロールの最中に、職質、職務質問に遭っているのである。
 これは数年前の、今の時期の様なお盆に、私は近所のコンビニへと、自転車で悠々と車輪を走らせて、何気なく、警官二名を乗せたパトカーが私の横を通り過ぎるのを、そのまま見送ったのだが、これがしくじりの元だったが、そのまま目線は、パトカーに釘付けとなったのである。
 それはそうだ。この住宅街では、滅多な事では、パトカーなどに出食わす事など、有り得ないからである。
 それで、じっと、後ろを振り向いてまで、私はパトカーを見送った。
 その後、私はゆっくりと、コンビニに向かって、自転車のカギを掛けようとした瞬間、先程のパトカーが、ウーとサイレンを大袈裟に鳴らして、私の目の前に現れた。
 そうして、あなたの身辺を調べさせてもらう、と、確か、警察手帳を見せて、私のカバンを調べ始めた。
 その後、カバンに異常がないのを確かめて、今度は私のズボンのポケットの中身を、外側から手でまさぐり、その後、私に、ポケットの中身を、この網の中に入れろ、と指示した。
 そこで私は、ポケットの中の、家のカギやら、ティッシュ、ハンカチ等を、その中に入れた。
 そして、二人の警察官は、一人が私に対応し、もう一人は周りを常に伺っていた。
 そうして、私に、本当にこの、これらだけしか、ポケットには入っていないのですね、と聞いて来たので、ええ、ハイ、と答えた。
 それで、何も事件性がない、無事なのを確認した警官二人は、その押収物を私に返還して、何ら謝るでもなく、さも当たり前のように、帰っても良い、との指示の下、私は無罪放免、又もや自由の身となった。
 これには、私の不審な行動、パトカーを見つめ続けた、その点と、この時期はお盆であり、この住宅街には、色々な地方から、帰省で地元に帰って来る。それには、中には物騒な犯罪者も紛れ込んでいるのかも知れない、との思いが、私にも納得せられた。
 この日は、私以外にも、このコンビニへの、沢山の買い物客が数人以上いた。その中から、あえて、気の弱そうな私を選ぶ当たり、この警官達も相当、気が弱かったと見えた。自分の同類項に、人は惹きつけられ得るのであるからして。
 しかし、この本を読む限り、これに応じる理由など、一切ない事になる。
 けれども、この職質は、元国家公安委員長や、国会議員、弁護士に至るまで、皆、犠牲になっている事であり、日常的に行われているが、不正な、不法かは微妙だが、警察官の個人の得点稼ぎにはなっているというのだ。
 その件に関して、私はこんな事があった、と、その後、うちに来ていたヘルパーさんに早速言ってみた。すると、○○さん(私)がそんな目に遭うなんておかしい、そんな風には全然見えないのに。その警官がよっぽどおかしいんだ。と言ってくれた。
 私の菩提寺、日蓮正宗無量山寿海寺の元女性講頭の、Gさんに早速電話を入れると、Gさんは、その時に、お寺の本や、お数珠、お経本は持ってなかったのかい、と聞かれて、勿論、私のカバンの中にはそれら、「仏教セット」が入っていました。というと、Gさんは、それがあれば、立派に折伏が出来ただろうに、勿体ないねえ。又、機会があったら、チャレンジしてみな、と、その御指南は、悠然、御立派たるものであった。
 その言葉に、私はせっかくの、警察官二人もの、日蓮正宗の折伏の獲物、対象者を逃がした悔しさで一杯であり、忸怩(じくじ)たるものを感じざるを得なかった。「ここで会ったが百年目!」との、正に恨みを慈悲で返す、意気に感ずる想いだ。
 とにかく、不当な警察権力が、この街を舞台にして、繰り広げられている、という事。この私は元はと言えば、母の父親、詰まりは私の祖父が、実はかつては弁護士出身の警察官僚だったと言う誇りさえ持っていたのに、このザマだ。これには不服でもあった。
 それにしても、敷金、職質、保証人、これらには、非常にこの社会を生きる私達にとっての落とし穴であり、いついかなる時に、裁判にかけられたり、被告、被疑者とされかねない危険性がこの社会にはある。それらを打破するには、それらを構成する、仕組み、システムを改変する以外にない。
 もう、西欧では、マスコミその他が、司法を監視するシステムが既に確立しているが、この日本という国は、マスコミが先程も私は言ったのか言わないのか、機能不全に落ち込んでいる。

 この本には書いてはいない気がしたが、マスコミの自由度では日本は世界で確か70位前後である点を考えても、「テレビ真理教」では、ダメな気がして来た。
 インターネットの情報も玉石混交だが、そのうちのお寺の元女性講頭さんも、ネット情報に手慣れた娘さん達仕込みおかげで、我々日本国民はもう通ったのか、危険な、国民皆がワクチンを強制的に打たれかねない法律を政府は通そうとしている。
 そして、そのアメリカでも使わない代物のワクチンの実験台に、我々国民がされようとしているんだと、アメリカの不使用の在庫余りのワクチンを日本が全て買い取り、それを日本人だけが有難がって、自民党・日本医師会が中心になって、アメリカの製薬会社、ファイザーやらモデルナらが、大儲けしているんだと言った元講頭さんの反応であった。ここまでは正しい。
 この知見は、テレビのみでは得られない、正に娘さん達のインターネットの情報を見事に取り入れ仕入れて、自分の身を守ろうとする、一身に日本の太平を祈る講頭さんではある。

 しかし、やっぱり、テレビ真理教信徒の限界を感ずる。
 私は、その時のテレビの視聴はしていなかったので、知らないし判らないが、きっと、岸田に有利な、勤続三年間の軌跡のような悪徳番組や、総理後継の指名は誰か、誰がこの国のかじ取りを為すのか、とかいう、まだ総選挙すら行っていない。それなのに、党の表紙だけ替えて、飾りを、見た目を良くしてこれから起こり得る総選挙戦を戦おうとする自民党政権の悪辣極悪さ。その傲岸無比さ。
 誰が首相にふさわしいか、ではなくて、本来、そもそも、お前ら自民党政治家には、首相すら、政権を担当する能力資格すらない、与えられてはいないのではないのか、果たして!元はと言えば。日本国民の一般常識から考えても。
 実に下らない政治放送報道ばかりで、この国の民衆を惑わせ、去年末から今年にかけての、「裏金問題」をも駆逐、反故にする、由々しき問題、事態だ。
 それに加えて、政治と宗教の問題。「統一教会」「創価学会率いる公明党」の邪教、邪政治団体のこれらも悪党共の、悪事が大いにバレているのに、一切、報道しようとしないマスゴミ共。それを、すぐに忘れる国民性。水に流すという、悪風習。
 とにかく、この国は、国民共々、少し狂っている。国民の大多数が、今まで悪だと思って来た空気が、岸田が降りると宣言した次の日の朝には一新されたかのような、まるで、この調子だ。これでは先が思いやられるよ。

 元はと言えば、本の書評、感想だったはずが、何故か政治評論、テレビ論へと向かってしまいました。脱線してしまい誠に済みません。

 以上。よしなに。wainai

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