本日昼13時、郡山市の日蓮正宗無量山寿海寺にて、盂蘭盆会大法要に参詣してきました。昨夜は自分としては熱帯夜で寝不足気味の中での法要でした。
お経が寿量品第十六に差し掛かると、皆で二人ずつの焼香となった。
密にならないように椅子も間隔が開けられ、途中の換気も行なった。
御住職様の説法では、お盆の謂われが説かれ、「先祖の数」という用紙が渡された。それには一代で二人の親、二代で四人の先祖、三代で八人、四代十六人と次第に増えてゆき、三十代さかのぼると10億7千374万1824人となり、縁のない人は一人もいない、日本人の現在の人口を遥かに超え、四十代さかのぼらないうちに現世界人口を優に超えてしまう、正に人類皆兄弟ということになる。
御住職様は、今から六千万年位前に、人類の祖ともいえる遺伝子を持つ女性がたった一人アフリカで生まれ、そこから現代の人類が生まれた、という。
皆ゆかりのある人ばかりで、街ですれ違ったとき、「袖擦り合うも他生の縁」で、過去世からの縁があるんだとすれば、何か熱いものを感ずる。
人は一人では生きられない。皆、誰かのお陰で生きている。そう考えると、本当に有り難いと思いました。