昨日は、我がお寺、菩提寺にて、「節分会」が執り行われた。
まずは夜七時から、御住職様と一緒に皆で夕べの勤行をして、最後の三座の回向で、御住職様は、卒塔婆の方へ向けて、思いきり、「福は内」と仰って、豆を盛大に一回だけ渾身の力を込めて、投げ出だされた。
その後、各、講頭さん、古参の信徒二名で、これも思いきり、格式ある木の器から豆を手に取り、「福は内」と言って、盛大に、豆をまいた。
その大音声は、まるで法華経の行者の宗祖日蓮大聖人様が大師子吼なされた姿を彷彿とさせた。実感としては、凄い宗教が我が宗なんだと判る一場面であった。
日蓮正宗では、「鬼は外」とは言わない。御本尊の中に「鬼子母神」が入っていて、彼女は、釈尊に対して、法華経並びに、その信ずる人の守護神となると誓いを立てた関係上、「善鬼」として、我々日蓮正宗では敬い親しむ。
それが、我が宗の習わしである。
それから付言すれば、私は日蓮正宗に入信してから、初めての「節分会」参詣となった。これは非常に喜ばしく、何で今の今まで、皆と一緒に参加しなかったのかが不可思議だ。
お寺でまかれた豆。落花生と、特製ののしに包まれた大豆マメ。有難く食べさせて頂いた。
以上。よしなに。wainai