Kaettekita 私が思う あのこと このことReturn(Get Back Part2)

進取究明。日々の雑感を気ままに綴る私なりに思い考え行い実践する不定期の記録。写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ。

又、別れの時、季節が来る…

2023年03月10日 22時32分36秒 | ブログ論。私の本音。一人語り。物故録。恋愛論。恋話。大いなる自分の好み、嗜み。
 長文失礼。

 今年も、春とはなり、温かくて、良い季節ではあるものの、何とも、ガッカリ来る季節だ。
 誰とは言わないが、折角出逢ったばかりであるのに、もう、お別れ、という、報せが届いた。
 残念至極だ。極めて虚しい。私も判らない。
 
 今は語りたくはない。これ以上、人と人との別れなど、見たくも語りたくもない。何の為に、人は、卒業を迎えるのか?このまま、別れ等、一切、しなくても、良いのではないのか。


 今は、現金主義で、やっている。これが、自分の首は締めているが、しかし、一生は一度きりであり、一度買えば、もう、要らない物共ばかりである。
 そんなに心配は要らない、はずではあるが、何か、悪い事をしているような、罪悪感をも感じてしまう。

 そんなに心配は要らない、と誰か、背中を後押ししてくれる人などは、居ない、確実に!
 私が思い出すのは、去年の今頃か、セブンイレブン郡山西ノ宮店での、横断歩道、自衛隊側での、年を取った、男の人が、何故か、道で私の目の前で転び、転倒して、血だら真っ赤になっている所を、ちょうど通りかかった。
 私は正義感から、その方を抱きかかえ、腕を支え、体を起こすと、その方と同じく歩を進めていた方、女性の、奥さんと見える人の言葉だった。
 「この人は、普段は、転んだ事が無いのに、今日に限って、どうしたのでしょうかねえ。もう、この人ったら。」
 と言った。そして、もう傍らには、高校生と思われる、自転車のシールの校名は、今は思い出せないが、とにかく、どこかの高校生(安高では全く無かった)は、急いで、そのコンビニに入って行った。
 その時の話を総合して、その模様をうちに来ているヘルパーさんに聞くと、「えらいねえ」の言葉が返って来た。
 しかし、私は、それには疑義を呈したい。何か、若者、この場合、高校生が、一人で、英雄視されるような行動をとると必ず余の世人は絶賛して、人望を集める傾向。いわゆる、美談に酔い痴れる。お涙頂戴の、そんな風潮が、私は大嫌いだからだ。
 
 とにかく、今日は、私は、あの時の老人と同じように、情けなくも、郡山市立介護病院前の、南側に面した、団地ビルの目の前で、強風のせいもあり、大いに派手に転んでしまった。同じように、自転車で、血だら真っ赤になってしまった。
 これは、私には、非常に不覚であった。
 そして、これに対して、誰一人として、私の醜態、その場で、あの時の様な、私への手助けなんて、一切なかったのである!!!これが、怒らずにいられようか!!!
 その日、たまたま、訪問看護の方の来訪であり、私は救われた。
 
 とにかく、そんな風に、人に助けられるのが、世の情けの有難さ。

 私は、うちのお寺の御住職様に先程の、何でこの世に別れがあるのかと聞くと御住職様は、こう言われた。
 「○○君も、一人の人、先生を独り占めしちゃ、ダメだよ。また多くの人々の、対象者としての、働き、○○君と出逢えたような、又新たな出逢いがある。それを遮っては、ダメだよ。狭い心はダメ。その先生も、新しく、その地に於いて、赴いて、新しい人達との出会いが待っている。だから、○○君も、門出をお祝いするまでもなく、心の中で応援してあげなくちゃ」こう仰る。

 それを聞いて、一呼吸おいて、やっと落ち着けた、私であった。

 自身が、やっと、見苦しかったと、判った一日であった。

 嵐が去り、晴れ間が、太陽が正に差し込んだような日取りであった。

 以上。よしなに。wainai


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