昨日、寿海寺にてお会式があり、御本が御供物として皆に配られた。
日蓮正宗法義研鑽委員会編による、「顕正会破折Q&A」という御本だ。昨日の内に読んでしまった。
顕正会という団体は、国立戒壇の事や、日蓮正宗が御遺命に違背しているだとか、実に事実に反した事柄に猛烈にこだわる集団だという事が、この本を読めば分かる。全くもって話にならぬ。正直、面倒くさくて、余り関わり合いにはなりたくない気持ちが半分、しかし、理路整然と文証理証現証の三証をもって反論し、彼らの目を覚ますには、この御本の内容は打って付け、大変勉強になった。
今日日、顕正会などに入っている人々は、日蓮正宗のみ教えからは遥かに遠ざかり、自分らでは進んでいるつもりでも、日蓮正宗法華講より十年二十年も遅れをとる、時代遅れの宗教だ。
こだわっているのが、今はもう亡き正本堂とか、狭く切り立ち環境の悪い天母山(あんもやま)に戒壇を、とか、時代が昭和で止まっている。それもこれも、会長の浅井昭衛がおじいさんで、昭和の古臭い人間、胡散臭い昭和のペテン師だからだ。
この御本は、顕正会員自身にも読んでもらいたい。むしろ、顕正会の人の方がこの本をかぶりついて読みたくなる本じゃなかろうか。
消費税込み350円。大日蓮出版。