日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●今朝、“猫姐さん”のブログを見たら、弊ブログ「29-1向け模試」の文章題で、「ウセツ(迂拙)」を出していたことがわかった(^^;)
●“猫姐さん”が、近々、弊ブログの直近模試(29-1向け5模試)を新装してアップしてくださるそうです。見栄えも絵入りの問題も格段に見やすく面白く、楽しみながらやりやすいと思います。これから29-2に向けて弊模試を活用される方は「猫姐」ブログの方のご活用もご検討ください。
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●さて、そんなことがあったので、折角の機会なので、直近模試(29-1向け模試5作と28-3向け模試5作の計10作)をざっと読みかえしてみた。今回の29-1本番に、参考となる模試問題を幾つか出していることがわかった・・・
●次回29-2に向けた“学習のヒント”になるかも知れないと思い、弊ブログ模試の活用の仕方と合わせて、簡単に触れてみます。弊模試を全部精査したわけではありません・・・まだまだヒントとなる問題は色々とあると思いますので、以下のヒントのようなものをヒントに、自らの学習レベルを高める工夫をされると良いと思います。お役に立つようでしたら幸いです・・・。
(以下、出題日時・出題分野ともに順不同)
<漢検1級 29-1向け模擬試験問題 その1>
●書き問題「14.盆にコウヒの掃苔を行った・・・解答:考妣・・・」
*単に、「考妣」という熟語を覚えるだけでなく、“考妣”の周辺知識を増やす学習をしておくと良い・・・漢字ペデイアで「考妣」だけ調べるのではなく、「考」「妣」のところも調べると、関連する熟語がある、また、ネットに「考妣」などと入力して関連情報を集めれば、「先考」「先妣」「顕考」「顕妣」「顕祖考」「顕祖妣」「祖考」「祖妣」等々、色々と出てくる・・・ 「顕考」 ⇔ 「顕妣」は、弊模試でも対義語で出題したことあり・・・
●故事成語問題「9.ソウユ且に迫らんとす ・・・解答:桑楡・・・」 *今回、29-1でそのまま出題あり・・・
*「鼻中の白毛はエンオウの使い」以外の、今回出題された故事成語類はすべて弊ブログ内にあります。
●文章題「・・・今や7.ウセツの文を録し、ク.恬然として愧ずることなし・・・ 解答:迂拙・・・」
*29-1文章題で「・・・必ず旧法を以てウセツとなし・・・」と出題された。
*今回の文章題は難解でしたが、主として明治・大正・昭和初期の熟語には耳慣れない、見慣れない熟語がわりとある・・・対策のしようはあまりないが、弊ブログのカテゴリー「文章題」にはその時期の文章(題)もあるので、時間に余裕があれば、そういう文章や熟語に触れておくのも一法かも知れない・・・
<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その3>
●音読み問題「2.岡巒糾紛として雲を吐く ・・・解答:こうらん・・・」 *29-1「岡隴の・・・」
*「岡」の音読みは時々見かける・・・弊模試も「岡」「巒」の音読みができるかどうかの視点で出題している・・・1級対象外の常用漢字(特に表外読み)の音にも注意しておく必要がある・・・
●故事成語(書き問題) 「10.梅は食うともサネ食うな ・・・解答:10.核・実 ・・・
*ま、今回は「ウリザネ顔」という書き問題だったから、直接のヒントにはならないかもしれないけど、(1級対象外の)“サネ”の漢字ということで少しは役に立つ・・・かも(笑)
<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その4>
●音読み問題「5.実は莨莠のごとき人物である ・・・解答:ろうゆう・・・」 *29-1「田圃の悪莠を芟除する」・・・
*「莨」と「莠」の音読み・・・
<28-3 syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その4>
●故事成語「2.百川、海にチョウす ・・・解答: 2.朝 ・・・」
*漢検2にも、この成語?は掲載されているが、いくらなんでも、ここから「朝宗」を導き出すのは至難のわざ・・・でも「朝ソウ」の「朝」はなんとなく浮かんでくる・・・ので、漢検2の中でも熟語だけでなく、文章や成語で記載されているものは、文章や成語もまるごと覚えたり理解しておくと良い・・・
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その3>
●読み問題「10.流言蜚語が巷に漬浸する ・・・解答:ししん・・・」 *29-1「・・・漬墨・・・」
*「漬(シ)」の音読みを意識して出した問題・・・「漬(シ)」を読めていれば、今回の「漬墨」は簡単・・・
●書き問題「12.カノトトリの年は変事が多い」
*この種、干支の問題は時々出題されるので、模試でも出した・・・詳細は「干支の覚え方」でまとめているのでそちらを参照してください。
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その2>
●音訓よみ「イ.3.鞏固 - 4.鞏い」 ・・・自分で出しておいて「鞏(かた)むるにめ・・・」が読めなかった・・・音訓問題も変形して訓読み問題で出るのでよく理解して読んどかないと・・・
●文章題「・・・むかしは熊野の5.ナギは全国に聞こえ渡れる名木・・・解答:5.梛(竹柏)・・・」
*今回の29-1では読み問題で「梛筏」が出た・・・
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その1>
●<対義語> 1.顕妣 ・・・解答:1.顕考・・・
*説明略。上述のとおり。
<その他>
●「熟語の読み・一字訓読」シリーズは熟語と対応訓読みの宝庫です。膨大な量ではありますが・・・すべてを調べてませんが、今回の音読み問題「耨耜」なども掲載してありました・・・
(参考)
「・・・
<耜:シ、すき>
・すき:良耜、耨耜(ドウシ)=すき・くわなどの農具、農耜、長耜
・・・」
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●今朝、“猫姐さん”のブログを見たら、弊ブログ「29-1向け模試」の文章題で、「ウセツ(迂拙)」を出していたことがわかった(^^;)
●“猫姐さん”が、近々、弊ブログの直近模試(29-1向け5模試)を新装してアップしてくださるそうです。見栄えも絵入りの問題も格段に見やすく面白く、楽しみながらやりやすいと思います。これから29-2に向けて弊模試を活用される方は「猫姐」ブログの方のご活用もご検討ください。
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●さて、そんなことがあったので、折角の機会なので、直近模試(29-1向け模試5作と28-3向け模試5作の計10作)をざっと読みかえしてみた。今回の29-1本番に、参考となる模試問題を幾つか出していることがわかった・・・
●次回29-2に向けた“学習のヒント”になるかも知れないと思い、弊ブログ模試の活用の仕方と合わせて、簡単に触れてみます。弊模試を全部精査したわけではありません・・・まだまだヒントとなる問題は色々とあると思いますので、以下のヒントのようなものをヒントに、自らの学習レベルを高める工夫をされると良いと思います。お役に立つようでしたら幸いです・・・。
(以下、出題日時・出題分野ともに順不同)
<漢検1級 29-1向け模擬試験問題 その1>
●書き問題「14.盆にコウヒの掃苔を行った・・・解答:考妣・・・」
*単に、「考妣」という熟語を覚えるだけでなく、“考妣”の周辺知識を増やす学習をしておくと良い・・・漢字ペデイアで「考妣」だけ調べるのではなく、「考」「妣」のところも調べると、関連する熟語がある、また、ネットに「考妣」などと入力して関連情報を集めれば、「先考」「先妣」「顕考」「顕妣」「顕祖考」「顕祖妣」「祖考」「祖妣」等々、色々と出てくる・・・ 「顕考」 ⇔ 「顕妣」は、弊模試でも対義語で出題したことあり・・・
●故事成語問題「9.ソウユ且に迫らんとす ・・・解答:桑楡・・・」 *今回、29-1でそのまま出題あり・・・
*「鼻中の白毛はエンオウの使い」以外の、今回出題された故事成語類はすべて弊ブログ内にあります。
●文章題「・・・今や7.ウセツの文を録し、ク.恬然として愧ずることなし・・・ 解答:迂拙・・・」
*29-1文章題で「・・・必ず旧法を以てウセツとなし・・・」と出題された。
*今回の文章題は難解でしたが、主として明治・大正・昭和初期の熟語には耳慣れない、見慣れない熟語がわりとある・・・対策のしようはあまりないが、弊ブログのカテゴリー「文章題」にはその時期の文章(題)もあるので、時間に余裕があれば、そういう文章や熟語に触れておくのも一法かも知れない・・・
<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その3>
●音読み問題「2.岡巒糾紛として雲を吐く ・・・解答:こうらん・・・」 *29-1「岡隴の・・・」
*「岡」の音読みは時々見かける・・・弊模試も「岡」「巒」の音読みができるかどうかの視点で出題している・・・1級対象外の常用漢字(特に表外読み)の音にも注意しておく必要がある・・・
●故事成語(書き問題) 「10.梅は食うともサネ食うな ・・・解答:10.核・実 ・・・
*ま、今回は「ウリザネ顔」という書き問題だったから、直接のヒントにはならないかもしれないけど、(1級対象外の)“サネ”の漢字ということで少しは役に立つ・・・かも(笑)
<29-1向け 漢検1級 模擬試験問題 その4>
●音読み問題「5.実は莨莠のごとき人物である ・・・解答:ろうゆう・・・」 *29-1「田圃の悪莠を芟除する」・・・
*「莨」と「莠」の音読み・・・
<28-3 syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その4>
●故事成語「2.百川、海にチョウす ・・・解答: 2.朝 ・・・」
*漢検2にも、この成語?は掲載されているが、いくらなんでも、ここから「朝宗」を導き出すのは至難のわざ・・・でも「朝ソウ」の「朝」はなんとなく浮かんでくる・・・ので、漢検2の中でも熟語だけでなく、文章や成語で記載されているものは、文章や成語もまるごと覚えたり理解しておくと良い・・・
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その3>
●読み問題「10.流言蜚語が巷に漬浸する ・・・解答:ししん・・・」 *29-1「・・・漬墨・・・」
*「漬(シ)」の音読みを意識して出した問題・・・「漬(シ)」を読めていれば、今回の「漬墨」は簡単・・・
●書き問題「12.カノトトリの年は変事が多い」
*この種、干支の問題は時々出題されるので、模試でも出した・・・詳細は「干支の覚え方」でまとめているのでそちらを参照してください。
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その2>
●音訓よみ「イ.3.鞏固 - 4.鞏い」 ・・・自分で出しておいて「鞏(かた)むるにめ・・・」が読めなかった・・・音訓問題も変形して訓読み問題で出るのでよく理解して読んどかないと・・・
●文章題「・・・むかしは熊野の5.ナギは全国に聞こえ渡れる名木・・・解答:5.梛(竹柏)・・・」
*今回の29-1では読み問題で「梛筏」が出た・・・
<syuusyuu 漢検1級 模擬試験問題 その1>
●<対義語> 1.顕妣 ・・・解答:1.顕考・・・
*説明略。上述のとおり。
<その他>
●「熟語の読み・一字訓読」シリーズは熟語と対応訓読みの宝庫です。膨大な量ではありますが・・・すべてを調べてませんが、今回の音読み問題「耨耜」なども掲載してありました・・・
(参考)
「・・・
<耜:シ、すき>
・すき:良耜、耨耜(ドウシ)=すき・くわなどの農具、農耜、長耜
・・・」
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