日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<偶然は準備のできていない人を助けない>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●撮記(さっき):要点をつまんで書き記すこと。また、その記録。
●箚記(さっき):読書して得た所を随時に書き記した書。とうき。
●颯颯(さっさつ):①風の吹くさま。「風は―と冷く吹いて」〈鏡花・註文帳〉②人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。「心事を丸出にして―と応接す可し」〈福沢・学問)
(広辞苑)①あっさりとしたさま。さらりとしたさま。②風の音。また、風の吹くさま。ささ。
(漢検2)颯颯(サッサツ):さっと風の吹き起こるさま。また、その風の音。「―と吹きわたる秋風」 類)颯然
●察察(さっさつ):①細かいところまで見逃さないこと。「―の明を以て他の身の弱点を狙撃すれば」〈福沢・福翁百話〉②汚れのないこと。潔白。「其人の―明鏡の如くなるに於て」〈福沢・福翁百話)
(広辞苑)①わずらわしいほどこまかなさま。 ②潔白なさま。
●扎扎(さっさつ):(字通)布を織る音、ものを数える音。(大字源)布を織る音のさま。同)札札
●雑鬧(ざっとう):騒がしくこみあうこと
●雑踏・雑沓(ざっとう):多人数でこみあうこと。ひとごみ。
●慙悸(ざんき):恥じて心におそれおののくこと
●慙愧・慚愧(ざんき):恥じ入ること、悪口を言うこと・そしること
●徙移(しい):(広辞苑)うつること、移転、移徙。
●徙倚(しい):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
(漢検2)徙:意味:うつる。場所を変える。うつす。「徙倚(シイ)」「徙居」
(漢検2)倚:「下つき:徙倚(シイ)」
ブログ内問題「彽回=徙倚」などで出題・・・
(大字源)徙倚(シイ):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
(その他)徙倚(シイ):徘徊する・うろつく意。また、だらしないさまにも使われる。他例:「独り徙倚して而、彷す」(楚辞)
●熾昌(ししょう):勢いがさかんなこと。さかんにわき起こること。
●熾盛(しじょう・しせい):火が燃え上がるように盛んなこと。気勢の盛んなさま。
*同音ではないが、間違いやすそうなので載せている・・・。
●綽綽(しゃくしゃく):(広辞苑)ゆったりとして、せまらないさま。ゆとりのあるさま。こせつかないさま。「余裕・・・」
●灼灼(しゃくしゃく):(広辞苑)①光り輝くさま。②花が盛りのさま。
●爍爍(しゃくしゃく):(広辞苑)光りかがやくさま。
●灼爍(しゃくしゃく):(広辞苑)①光り耀くさま。②つややかな色のさま。
(注)灼灼・爍爍・灼爍:さらに詳しくは、「熟語の読み・一字訓読(その57:準1以下):灼灼 灼爍 灼鑠 爍爍 鑠鑠」(2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下 )の記事を参照ください。広辞苑の説明と若干異なるものもあります。
●赦罪(しゃざい):罪を許すこと
●謝罪(しゃざい):罪やあやまちをわびること
●恂恂(じゅんじゅん):(漢検2)①まことあるさま。まじめなさま。 ②おそれつつしむさま。
(広辞苑)①まめやかなさま。真心のあるさま。②おそれつつしむさま。
●循循(じゅんじゅん):(漢検2)①順序にしたがうさま。秩序正しいさま。 ②物事にこだわらないさま。ゆったりとしたさま。
●順順(じゅんじゅん):(漢検2)序にしたがって物事を進めること。「―に話す」 類)順次
●諄諄(じゅんじゅん):(漢検2)よくわかるように何度も繰り返し、ていねいに説くようす。「生徒に―と諭す」 類)懇切・懇懇 *「くどくど」と読めば別の意になる。
(広辞苑)①ていねいに繰り返し教えいましめるさま。「・・・と説く」 ②まめやかにいそしむさま。
●情誼/情義/情宜(じょうぎ):(個別記事アリ・・・当該記事参照)
●蕭殺(しょうさつ):秋風が草木を枯らし、しぼませる、ものさみしいさま
●蕭颯(しょうさつ):秋風がのもさびしく吹くさま
●聳峙(しょうじ):山などが高くそびえたつこと
●霄峙(しょうじ):天空に高くそばだつ
*漢検2掲載内容
「聳峙(ショウジ)」:山などが高くそびえ立つこと。 (類)聳立(ショウリツ)・屹立(キツリツ)
「霄峙(ショウジ)」:漢検2:「峙」の下付き:意味説明ナシ。
●升平・昇平(・昌平)(しょうへい):国運が盛んで世の中が平和に治まっていること。
*漢検2熟語は「升平・昇平」 *広辞苑では、「昇平・升平・昌平」
●承平(しょうへい):(広辞苑)代々太平が続くこと。 (漢検2大見出し)平和な世が長く続くこと。
●奨揚(しょうよう):続ける気を持たすべくほめること
●賞揚・称揚(しょうよう):ほめあげること
●掌理(しょうり):(広辞苑)取り扱って処理すること。➪*****燮理との比較***
●燮理(しょうり):(広辞苑)やわらげおさめること。ほどよくととのえること。宰相が国を治めることにいう。「陰陽を・・・する」
●峭立(しょうりつ):(広辞苑)きりたつようにそびえること。「岩石-せる峻険の谷地/肉弾 忠温」(大辞林)
●聳立(しょうりつ):(漢検2)山などがひときわ高くそびえること。類)聳峙(ショウジ)・屹立(キツリツ)
(デジタル大辞泉)聳立:まわりの物よりもひときわ高くそびえ立つこと。「聳立する雄峰」
●憔慮(しょうりょ):(大字源)やせる思いをする。苦しみおもう。(その他)やせる思いで悩む、なやみおもう など
●焦慮(しょうりょ):(広辞苑)心をいらだたせること。焦心。(その他) 気をもむ。心がいらだつ。あせる。Ⅱ 憔慮・・・しょうりょ
(漢検2)憔:意味:やつれる。やせおとろえる。「憔悴(ショウスイ)」「憔慮」
●舒緩(じょかん)・舒巻(じょかん)・舒閑(じょかん):*いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●人寰(じんかん):人の住んでいるところ。世の中。
●塵寰(じんかん)=俗世間、塵界、けがれた世界。
●垂拱(すいきょう):(衣の袖を垂れ、手をこまぬく意)何事もせず、傍観すること。多く、天下がよく治まることの形容。垂裳。
●垂教(すいきょう):教えを垂れること。教えること。垂訓。
●睡郷(すいきょう):夢の中で魂が通うという里。夢のうち。
●酔郷(すいきょう):①酒を飲んで酔う所。また、よっぱらいの天国。②酔って心地よい状態を別天地にたとえた語。
●酔狂・粋狂(すいきょう):-略-
*以上、広辞苑。
●静淑(せいしゅく):しずかでしとやかなこと
●静粛(せいしゅく):静かにつつしんでいること、静かでしんとしていること
●整粛(せいしゅく):おごそかにととのうこと
●井井(せいせい):①物事が整って秩序あるさま。井然。②きよく静かなさま。変わらないさま。
●菁菁(せいせい):(広辞苑)草木の茂って盛んなさま *「青青(せいせい)」は、“あおあおとしたさま”。
●淒淒・凄凄(せいせい):(広辞苑)寒さがきびしいさま、さびしく痛ましいさま、涼しく風の吹くさま。雲の起るさま。
●悽悽(せいせい) :(広辞苑)①悲しみいたむこと 悽然。。②飢え病むこと。
●棲棲・栖栖(せいせい) :(広辞苑)いそがしいさま、心が落ち着かないさま
●済済(せいせい):(広辞苑)(ふるくは“セイゼイ”とも)①多くて盛んなさま。さいさい。「多士・・・」②多用・多忙なこと。
●整斉・斉整(せいせい):(広辞苑)ととのいそろっていること。ととのえそろえること。
(参考)
①他に、
「盛世(せいせい)」:盛んな御代(みよ)
「清世(せいせい)」:清らかに治まる世。大平の世。清時。
「済世(せいせい)」➪済世(さいせい):(荘子)世の弊害を除き人民をすくいたすけること。
「惺惺(せいせい)」:頭がはっきりしている、明晰である、意識がしっかりしている。また、心が落ち着いて静かなさま。
「猩猩(せいせい)」:犬の鳴き声 注:「猩猩(ショウジョウ)」は別義。
「晢晢(せいせい)」:星などの光るさま。「明星セイセイたり・・・」 注:(大漢和・字通ともに「セイセイ」 )
②他にまだ、「生生」「世世」「正正」「清清」などがあるが、わかりやすいので略。
●淅淅(せきせき):風の音のするさま。 「 ーーとして樹梢を払ふ風の声に/花間鶯 鉄腸」「風鈴がーーと涼やかに鳴る」
●戚戚(せきせき):うれえて思いわずらうさま。 「窮して-たらず、天命を楽(たのし) む/金色夜叉 紅葉」 恐れるさま。「今は―として、引き退きしが・・・」〈竜渓・経国美談〉
●寂寂(せきせき):ものさびしいさま、ひっそりしたさま。「ーーたるたたずまい」 注:( 「じゃくじゃく」とも読む)
●責善(せきぜん):(孟子)善行をすすめること。
●積善(せきぜん):善行を積みかさねること、つもり積もった善事。
●赤地(せきち):作物の収穫のない土地。不毛の地。赤土(せきど)
●瘠地(せきち):草木の養分の少ない地。やせち。
●石竜(せきりょう):トカゲの異称
●赤竜(せきりょう):ミミズの異称
●切諫(せっかん):強くいさめること
●折檻(せっかん):きびしく意見すること。せめさいなむこと。
●繊妍(せんけん):ほっそりと美しいさま
●嬋娟・嬋妍(せんけん):顔や姿の美しくあでやかなさま
●潜心(せんしん):心を落ち着けて、ひたすら考えること。
●専心(せんしん):その事だけに心を注ぐこと。専念。
(広辞苑)潜心:心を落ち着けて、ひたすら考えること。没頭。 *広辞苑では「潜心」と「専心」は別項。意味が違うようだ。
(広辞苑)専心:その事だけに心を注ぐこと。専念。
(漢検2)潜:意味③心を落ち着ける。「潜心」「沈潜」
●禅那(ぜんな):(広辞苑)(仏)心を安定・統一させることによって宗教的叡智に達しようとする修行法。禅定。禅。六波羅蜜の第5。(漢検2下つき)禅那(ゼンナ)
●禅和(ぜんな):(広辞苑)(仏)参禅の人。禅和子(ぜんなす)。
●剪滅(せんめつ):討ち滅ぼすこと
●殲滅(せんめつ):皆殺しにして滅ぼすこと。滅ぼしつくすこと。
●粗鬆(そしょう・そそう)・粗相(そそう):*いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●摶飯(たんぱん):飯を手でまるめる。また、握り飯。漢検2:「摶」🈩タン まるめる。まるい形にする。「摶飯(タンパン)」・・・🈔セン・・・
●攤飯(たんぱん):満腹になった腹をゆったりとのばす。食後の昼寝のこと。 「昼食後に15分ほど攤飯をとる」 ・・・攤(ゆる)やか、攤(ひら)く
●団欒(だんらん):(漢検2)集まって楽しく語り合うこと。親しい者どうしのなごやかな会合。「一家―のひとときを過ごす」 類)団居(まどい)
*<団居>(まどい):①人々がまるく並び座ること。類)車座(くるまザ) ②親しい人々が集まり楽しむこと。類)団欒(ダンラン) 「円居」とも書く。
*円居(まどい):①人がまるく座ること。車座(くるまザ)。 ②人が親しく集まること。団欒(ダンラン)。「団居」とも書く
(デジタル大辞泉)(他の国語辞典もほぼ同じ)
①月などがまるいこと。また、まるいもの。②集まって車座に座ること。まどい。 ③親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。
●檀欒(だんらん):竹の伸びて広がるさま、竹の美しいさま 「脩竹檀欒」(枚乗・梁王菟園賦) *漢検2下つき:檀欒(ダンラン)
●中霄(ちゅうしょう):なかぞら、中天
●中宵(ちゅうしょう):よなか、夜半
●啼泣(ていきゅう):声をあげて泣くこと
●涕泣(ていきゅう):涙を流して泣くこと
●挺進(ていしん):多くのものの中から抜きんでて進むこと
●挺身(ていしん):自ら進み出ること。自分の身を投げ出して物事をすること。
●天錫(てんしゃく):天から授かった物。天賦。
●天爵(てんしゃく):(広辞苑)その人に自然に備わった徳の高さ。 ⇔ 人爵
●洞貫(どうかん):①突きとおすこと。②その意味に通暁すること。
●洞観(どうかん):①見ぬくこと。見とおすこと。②推理・思考などによらず。直覚的に審理を知ること。
(その他参考)洞徹(ドウテツ):①すきとおること。洞達。②はっきりと知りつくすこと。
●蕩然(とうぜん):①広大なさま ②あとかたのないさま
●陶然(とうぜん):気持ちよく酔ってうっとりするさま
●洞洞(とうとう):穴などがぽっかりとあくさま。また、黒々と奥深いさま。「薄紫にけぶる野末に大きな月がーーと顔を出す」〈蘆花・思出の記〉「黒(こく)ーーたる夜」〈芥川・羅生門〉
●丁丁(とうとう):斧で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「ーーと白檀を伐つ斧の音」〈白秋・蟻〉
(広辞苑)①斧で木を伐る音。②碁を打つ音。また、琴の音。
(注)「丁丁(チョウチョウ)}:(漢検2)物を続けて強く打ちたたく音を表す語。「打打」とも書く。
●登登(とうとう):(広辞苑)どこまでも高くつづいているさま。
●鼕鼕(・鏜鏜・鞺鞳)(とうとう):①鼓や太鼓の鳴り響くさま。「間もなく太鼓がーーと打ち鳴らされた」〈島木健作・生活の探求〉② 水や波の音の響くさま。「荒磯に砕る響き、ーーたり」〈竜渓・経国美談〉*「鏜鏜」は対象外。*「鞺」も対象外だが、漢検2に「②つづみなどの音を表す「鞺鞳」に用いられる字。」とある。
●幢幢(とうとう):炎などが揺れ動くさま。「満目の紫焔ーーとして」〈蘆花・自然と人生〉
(漢検2)光が薄暗く、ゆらゆら揺れ動いて落ち着かないさま。
●滔滔(とうとう):(漢検2)①水が勢いよく、盛んに流れるさま。「―と流れる大河」 ②すらすらとよどみなく話すさま。「―とした演説」 ③世間の風潮が、強い勢いである方向に流れ向かうさま。「―たる時代の流れ」
●蕩蕩(とうとう):①はてしなく広いさま。「瓢々ーーとして窮まるところを知らず」〈独歩・悪魔〉②心のやすらかでゆったりしているさま。「王者の民ーーたりと云う句の価値を始めて発見する」〈漱石・吾輩は猫である〉
(漢検2)①広々と大きいさま。 ②ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。 ③水の勢いが激しいこと。「滝の水が―としぶきをたてる」
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●撮記(さっき):要点をつまんで書き記すこと。また、その記録。
●箚記(さっき):読書して得た所を随時に書き記した書。とうき。
●颯颯(さっさつ):①風の吹くさま。「風は―と冷く吹いて」〈鏡花・註文帳〉②人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。「心事を丸出にして―と応接す可し」〈福沢・学問)
(広辞苑)①あっさりとしたさま。さらりとしたさま。②風の音。また、風の吹くさま。ささ。
(漢検2)颯颯(サッサツ):さっと風の吹き起こるさま。また、その風の音。「―と吹きわたる秋風」 類)颯然
●察察(さっさつ):①細かいところまで見逃さないこと。「―の明を以て他の身の弱点を狙撃すれば」〈福沢・福翁百話〉②汚れのないこと。潔白。「其人の―明鏡の如くなるに於て」〈福沢・福翁百話)
(広辞苑)①わずらわしいほどこまかなさま。 ②潔白なさま。
●扎扎(さっさつ):(字通)布を織る音、ものを数える音。(大字源)布を織る音のさま。同)札札
●雑鬧(ざっとう):騒がしくこみあうこと
●雑踏・雑沓(ざっとう):多人数でこみあうこと。ひとごみ。
●慙悸(ざんき):恥じて心におそれおののくこと
●慙愧・慚愧(ざんき):恥じ入ること、悪口を言うこと・そしること
●徙移(しい):(広辞苑)うつること、移転、移徙。
●徙倚(しい):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
(漢検2)徙:意味:うつる。場所を変える。うつす。「徙倚(シイ)」「徙居」
(漢検2)倚:「下つき:徙倚(シイ)」
ブログ内問題「彽回=徙倚」などで出題・・・
(大字源)徙倚(シイ):さまよう。たちもとおる。行ったり来たりする。
(その他)徙倚(シイ):徘徊する・うろつく意。また、だらしないさまにも使われる。他例:「独り徙倚して而、彷す」(楚辞)
●熾昌(ししょう):勢いがさかんなこと。さかんにわき起こること。
●熾盛(しじょう・しせい):火が燃え上がるように盛んなこと。気勢の盛んなさま。
*同音ではないが、間違いやすそうなので載せている・・・。
●綽綽(しゃくしゃく):(広辞苑)ゆったりとして、せまらないさま。ゆとりのあるさま。こせつかないさま。「余裕・・・」
●灼灼(しゃくしゃく):(広辞苑)①光り輝くさま。②花が盛りのさま。
●爍爍(しゃくしゃく):(広辞苑)光りかがやくさま。
●灼爍(しゃくしゃく):(広辞苑)①光り耀くさま。②つややかな色のさま。
(注)灼灼・爍爍・灼爍:さらに詳しくは、「熟語の読み・一字訓読(その57:準1以下):灼灼 灼爍 灼鑠 爍爍 鑠鑠」(2017年04月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下 )の記事を参照ください。広辞苑の説明と若干異なるものもあります。
●赦罪(しゃざい):罪を許すこと
●謝罪(しゃざい):罪やあやまちをわびること
●恂恂(じゅんじゅん):(漢検2)①まことあるさま。まじめなさま。 ②おそれつつしむさま。
(広辞苑)①まめやかなさま。真心のあるさま。②おそれつつしむさま。
●循循(じゅんじゅん):(漢検2)①順序にしたがうさま。秩序正しいさま。 ②物事にこだわらないさま。ゆったりとしたさま。
●順順(じゅんじゅん):(漢検2)序にしたがって物事を進めること。「―に話す」 類)順次
●諄諄(じゅんじゅん):(漢検2)よくわかるように何度も繰り返し、ていねいに説くようす。「生徒に―と諭す」 類)懇切・懇懇 *「くどくど」と読めば別の意になる。
(広辞苑)①ていねいに繰り返し教えいましめるさま。「・・・と説く」 ②まめやかにいそしむさま。
●情誼/情義/情宜(じょうぎ):(個別記事アリ・・・当該記事参照)
●蕭殺(しょうさつ):秋風が草木を枯らし、しぼませる、ものさみしいさま
●蕭颯(しょうさつ):秋風がのもさびしく吹くさま
●聳峙(しょうじ):山などが高くそびえたつこと
●霄峙(しょうじ):天空に高くそばだつ
*漢検2掲載内容
「聳峙(ショウジ)」:山などが高くそびえ立つこと。 (類)聳立(ショウリツ)・屹立(キツリツ)
「霄峙(ショウジ)」:漢検2:「峙」の下付き:意味説明ナシ。
●升平・昇平(・昌平)(しょうへい):国運が盛んで世の中が平和に治まっていること。
*漢検2熟語は「升平・昇平」 *広辞苑では、「昇平・升平・昌平」
●承平(しょうへい):(広辞苑)代々太平が続くこと。 (漢検2大見出し)平和な世が長く続くこと。
●奨揚(しょうよう):続ける気を持たすべくほめること
●賞揚・称揚(しょうよう):ほめあげること
●掌理(しょうり):(広辞苑)取り扱って処理すること。➪*****燮理との比較***
●燮理(しょうり):(広辞苑)やわらげおさめること。ほどよくととのえること。宰相が国を治めることにいう。「陰陽を・・・する」
●峭立(しょうりつ):(広辞苑)きりたつようにそびえること。「岩石-せる峻険の谷地/肉弾 忠温」(大辞林)
●聳立(しょうりつ):(漢検2)山などがひときわ高くそびえること。類)聳峙(ショウジ)・屹立(キツリツ)
(デジタル大辞泉)聳立:まわりの物よりもひときわ高くそびえ立つこと。「聳立する雄峰」
●憔慮(しょうりょ):(大字源)やせる思いをする。苦しみおもう。(その他)やせる思いで悩む、なやみおもう など
●焦慮(しょうりょ):(広辞苑)心をいらだたせること。焦心。(その他) 気をもむ。心がいらだつ。あせる。Ⅱ 憔慮・・・しょうりょ
(漢検2)憔:意味:やつれる。やせおとろえる。「憔悴(ショウスイ)」「憔慮」
●舒緩(じょかん)・舒巻(じょかん)・舒閑(じょかん):*いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●人寰(じんかん):人の住んでいるところ。世の中。
●塵寰(じんかん)=俗世間、塵界、けがれた世界。
●垂拱(すいきょう):(衣の袖を垂れ、手をこまぬく意)何事もせず、傍観すること。多く、天下がよく治まることの形容。垂裳。
●垂教(すいきょう):教えを垂れること。教えること。垂訓。
●睡郷(すいきょう):夢の中で魂が通うという里。夢のうち。
●酔郷(すいきょう):①酒を飲んで酔う所。また、よっぱらいの天国。②酔って心地よい状態を別天地にたとえた語。
●酔狂・粋狂(すいきょう):-略-
*以上、広辞苑。
●静淑(せいしゅく):しずかでしとやかなこと
●静粛(せいしゅく):静かにつつしんでいること、静かでしんとしていること
●整粛(せいしゅく):おごそかにととのうこと
●井井(せいせい):①物事が整って秩序あるさま。井然。②きよく静かなさま。変わらないさま。
●菁菁(せいせい):(広辞苑)草木の茂って盛んなさま *「青青(せいせい)」は、“あおあおとしたさま”。
●淒淒・凄凄(せいせい):(広辞苑)寒さがきびしいさま、さびしく痛ましいさま、涼しく風の吹くさま。雲の起るさま。
●悽悽(せいせい) :(広辞苑)①悲しみいたむこと 悽然。。②飢え病むこと。
●棲棲・栖栖(せいせい) :(広辞苑)いそがしいさま、心が落ち着かないさま
●済済(せいせい):(広辞苑)(ふるくは“セイゼイ”とも)①多くて盛んなさま。さいさい。「多士・・・」②多用・多忙なこと。
●整斉・斉整(せいせい):(広辞苑)ととのいそろっていること。ととのえそろえること。
(参考)
①他に、
「盛世(せいせい)」:盛んな御代(みよ)
「清世(せいせい)」:清らかに治まる世。大平の世。清時。
「済世(せいせい)」➪済世(さいせい):(荘子)世の弊害を除き人民をすくいたすけること。
「惺惺(せいせい)」:頭がはっきりしている、明晰である、意識がしっかりしている。また、心が落ち着いて静かなさま。
「猩猩(せいせい)」:犬の鳴き声 注:「猩猩(ショウジョウ)」は別義。
「晢晢(せいせい)」:星などの光るさま。「明星セイセイたり・・・」 注:(大漢和・字通ともに「セイセイ」 )
②他にまだ、「生生」「世世」「正正」「清清」などがあるが、わかりやすいので略。
●淅淅(せきせき):風の音のするさま。 「 ーーとして樹梢を払ふ風の声に/花間鶯 鉄腸」「風鈴がーーと涼やかに鳴る」
●戚戚(せきせき):うれえて思いわずらうさま。 「窮して-たらず、天命を楽(たのし) む/金色夜叉 紅葉」 恐れるさま。「今は―として、引き退きしが・・・」〈竜渓・経国美談〉
●寂寂(せきせき):ものさびしいさま、ひっそりしたさま。「ーーたるたたずまい」 注:( 「じゃくじゃく」とも読む)
●責善(せきぜん):(孟子)善行をすすめること。
●積善(せきぜん):善行を積みかさねること、つもり積もった善事。
●赤地(せきち):作物の収穫のない土地。不毛の地。赤土(せきど)
●瘠地(せきち):草木の養分の少ない地。やせち。
●石竜(せきりょう):トカゲの異称
●赤竜(せきりょう):ミミズの異称
●切諫(せっかん):強くいさめること
●折檻(せっかん):きびしく意見すること。せめさいなむこと。
●繊妍(せんけん):ほっそりと美しいさま
●嬋娟・嬋妍(せんけん):顔や姿の美しくあでやかなさま
●潜心(せんしん):心を落ち着けて、ひたすら考えること。
●専心(せんしん):その事だけに心を注ぐこと。専念。
(広辞苑)潜心:心を落ち着けて、ひたすら考えること。没頭。 *広辞苑では「潜心」と「専心」は別項。意味が違うようだ。
(広辞苑)専心:その事だけに心を注ぐこと。専念。
(漢検2)潜:意味③心を落ち着ける。「潜心」「沈潜」
●禅那(ぜんな):(広辞苑)(仏)心を安定・統一させることによって宗教的叡智に達しようとする修行法。禅定。禅。六波羅蜜の第5。(漢検2下つき)禅那(ゼンナ)
●禅和(ぜんな):(広辞苑)(仏)参禅の人。禅和子(ぜんなす)。
●剪滅(せんめつ):討ち滅ぼすこと
●殲滅(せんめつ):皆殺しにして滅ぼすこと。滅ぼしつくすこと。
●粗鬆(そしょう・そそう)・粗相(そそう):*いずれも漢検2掲載熟語 *本カテゴリーに個別記事あり。
●摶飯(たんぱん):飯を手でまるめる。また、握り飯。漢検2:「摶」🈩タン まるめる。まるい形にする。「摶飯(タンパン)」・・・🈔セン・・・
●攤飯(たんぱん):満腹になった腹をゆったりとのばす。食後の昼寝のこと。 「昼食後に15分ほど攤飯をとる」 ・・・攤(ゆる)やか、攤(ひら)く
●団欒(だんらん):(漢検2)集まって楽しく語り合うこと。親しい者どうしのなごやかな会合。「一家―のひとときを過ごす」 類)団居(まどい)
*<団居>(まどい):①人々がまるく並び座ること。類)車座(くるまザ) ②親しい人々が集まり楽しむこと。類)団欒(ダンラン) 「円居」とも書く。
*円居(まどい):①人がまるく座ること。車座(くるまザ)。 ②人が親しく集まること。団欒(ダンラン)。「団居」とも書く
(デジタル大辞泉)(他の国語辞典もほぼ同じ)
①月などがまるいこと。また、まるいもの。②集まって車座に座ること。まどい。 ③親しい者たちが集まって楽しく時を過ごすこと。
●檀欒(だんらん):竹の伸びて広がるさま、竹の美しいさま 「脩竹檀欒」(枚乗・梁王菟園賦) *漢検2下つき:檀欒(ダンラン)
●中霄(ちゅうしょう):なかぞら、中天
●中宵(ちゅうしょう):よなか、夜半
●啼泣(ていきゅう):声をあげて泣くこと
●涕泣(ていきゅう):涙を流して泣くこと
●挺進(ていしん):多くのものの中から抜きんでて進むこと
●挺身(ていしん):自ら進み出ること。自分の身を投げ出して物事をすること。
●天錫(てんしゃく):天から授かった物。天賦。
●天爵(てんしゃく):(広辞苑)その人に自然に備わった徳の高さ。 ⇔ 人爵
●洞貫(どうかん):①突きとおすこと。②その意味に通暁すること。
●洞観(どうかん):①見ぬくこと。見とおすこと。②推理・思考などによらず。直覚的に審理を知ること。
(その他参考)洞徹(ドウテツ):①すきとおること。洞達。②はっきりと知りつくすこと。
●蕩然(とうぜん):①広大なさま ②あとかたのないさま
●陶然(とうぜん):気持ちよく酔ってうっとりするさま
●洞洞(とうとう):穴などがぽっかりとあくさま。また、黒々と奥深いさま。「薄紫にけぶる野末に大きな月がーーと顔を出す」〈蘆花・思出の記〉「黒(こく)ーーたる夜」〈芥川・羅生門〉
●丁丁(とうとう):斧で木を切る音やくいを打つ音の響きわたるさま。「ーーと白檀を伐つ斧の音」〈白秋・蟻〉
(広辞苑)①斧で木を伐る音。②碁を打つ音。また、琴の音。
(注)「丁丁(チョウチョウ)}:(漢検2)物を続けて強く打ちたたく音を表す語。「打打」とも書く。
●登登(とうとう):(広辞苑)どこまでも高くつづいているさま。
●鼕鼕(・鏜鏜・鞺鞳)(とうとう):①鼓や太鼓の鳴り響くさま。「間もなく太鼓がーーと打ち鳴らされた」〈島木健作・生活の探求〉② 水や波の音の響くさま。「荒磯に砕る響き、ーーたり」〈竜渓・経国美談〉*「鏜鏜」は対象外。*「鞺」も対象外だが、漢検2に「②つづみなどの音を表す「鞺鞳」に用いられる字。」とある。
●幢幢(とうとう):炎などが揺れ動くさま。「満目の紫焔ーーとして」〈蘆花・自然と人生〉
(漢検2)光が薄暗く、ゆらゆら揺れ動いて落ち着かないさま。
●滔滔(とうとう):(漢検2)①水が勢いよく、盛んに流れるさま。「―と流れる大河」 ②すらすらとよどみなく話すさま。「―とした演説」 ③世間の風潮が、強い勢いである方向に流れ向かうさま。「―たる時代の流れ」
●蕩蕩(とうとう):①はてしなく広いさま。「瓢々ーーとして窮まるところを知らず」〈独歩・悪魔〉②心のやすらかでゆったりしているさま。「王者の民ーーたりと云う句の価値を始めて発見する」〈漱石・吾輩は猫である〉
(漢検2)①広々と大きいさま。 ②ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。 ③水の勢いが激しいこと。「滝の水が―としぶきをたてる」
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