漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

気をつけたい同音異義熟語(あ行・か行)

2018年06月10日 | 気をつけたい同音異義熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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               <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>     <一跌を経れば一知を長ず>     
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・偶然は準備のできていない人を助けない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●哀歓(あいかん):悲しみと喜び。「人生の哀歓を共にする」
●哀感(あいかん):もの悲しい感じ。悲しみや哀れを誘う感じ。「哀感が漂う」「哀感を込める」  

●懿業(いぎょう):りっぱな事業。 (漢検2)「懿業」
●偉業(いぎょう):(大字源)大事業。大きな手柄。優れた業績。(広辞苑)すぐれた仕事。偉大な事業。

●陰晦(いんかい):曇って暗いこと
●湮晦(いんかい):亡び無くなってしまうこと

●胤嗣(いんし):(大字源)あととり。あとつぎ。
(漢検2):意味:①たね。血すじ。子孫。「胤裔(インエイ)」 ②あとを継ぐ。「胤嗣」
●胤子(いんし):(大字源)跡継ぎの子。嗣子。また、子孫。胤胄。
(その他参考:大字源から)
 胤裔:ちすじ。子孫。後裔。
 胤胄:胤子に同じ。
 *「胤嗣」は、“あととり。あとつぎ。”、「胤子」は、“跡継ぎの子。嗣子。(また、子孫。胤胄。)”となっているので、子どもかそうでないかで区別する必要があるのかも・・・。

●湲湲(えんえん): 水のよどみなく流れるさま。 「流水の-たるは 惆悵の響をなす/佳人之奇遇 散士」
 (漢検2)「湲」意味:水がゆるやかにめぐる。「湲湲(エンエン)」
●悁悁(えんえん):やるせない思い、うれえる様子。「寤寐為す無し 中心悁悁たり」(詩経)
●爰爰(えんえん):のんびり、ゆるやかなさま、うさぎがのんびりと歩き回っているさま「免有り、爰爰たり、雉、羅に離る・・・」
(漢検2)「爰」意味③ゆるい。ゆるやか。「爰爰」
●蜒蜒・蜿蜿・蜿蜒(えんえん):うねり行くさま、うねうねと長く続くさま。 「 -長蛇の列」 「愛宕の山脈が -と連なつて・・・」

●宛然(えんぜん):(広辞苑)そっくりそのまま。あたかも。さながら。まるで。「・・・王侯の如しだ」
●嫣然・艶然(えんぜん):(美人が)にっこり笑うさま。「・・・とほほ笑む」
●婉然:しなやかなさま。女性が、しとやかで美しいさま。「・・・たる笑みを見せる」 

●演義(えんぎ):(漢検2)事実をわかりやすく説明すること。また、その記述。・・・
●衍義(えんぎ):(漢検2)意味をおし広めて詳しく説明すること。また、その説明されたもの。
(漢検2)
 演義(エンギ):①事実をわかりやすく説明すること。また、その記述。②中国、元・明代に盛んだった通俗的な歴史小説。「三国志―」

●汪汪(おうおう):水が豊かにたたえられて いるさま。転じて、人の心の広いさま。「―たる大河」 
●泓泓(おうおう):ふかい、水が深く清い。また、水の深い ところ。ふち。 

●横禍(おうか):思いがけない災難。 
●殃禍(おうか):わざわい。災難。

●鸚舌(おうぜつ):ことば巧みによくしゃべることのたとえ  
●鶯舌(おうぜつ :美しい声のたとえ

●汪然(おうぜん):深く広いさま、涙が盛んに流れるさま
●旺然(おうぜん):物事の盛んなさま、光の美しいさま

●嚶鳴(おうめい):(漢検2)①鳥が互いに鳴き交わすこと。 ②仲間を求め合うこと。(広辞苑)①鳥がむつまじく鳴きかわすこと。また、鳥が友を求めて鳴く声。②友人がむつまじく唱和すること。
●鴎盟(おうめい):(広辞苑)①隠居して、かもめを友とすること。②(かもめが砂浜に群れてのどかにしている様子から)世俗を脱した風流な交際。

●睚眥(がいさい)憎そうに人を見る目つき。「ガイサイの怨み」    (
●涯際(がいさい):物事の終わるところ。「真理の大海は浩として、ガイサイなし」
(●外鰓(がいさい):両性類の幼生が持つ頭部の両側からそとへ突出する羽状のえら。 )

●嘉卉(かき):(広辞苑)美しい草木。
●花卉(かき)::観賞のために栽培する植物。・・・*他の国語辞典などには、このほかに、「花の咲く草。草花。」とも説明アリ。
 *花卉(カキ):(漢検2)①花の咲く草。 ②観賞するために栽培する植物。「―園芸」
 *「嘉卉」は漢検2には掲載ナシ。

●獲麟(かくりん) :(広辞苑)①絶筆、物事の終末。②誤用されて、孔子の死をいい、更に転じて、臨終、または臨終の辞世の意となった。
●鶴林(かくりん) :(広辞苑)(釈尊の入滅を悲しみ、沙羅双樹が鶴の羽のように白く変わって枯れ死したという伝説に基づく)沙羅双樹の異称。転じて、釈尊の死、すなわち仏涅槃(ぶつねはん)。つるのはやし。

●臥虎(がこ):①伏している虎。人の勇猛なたとえ。②官吏が人民に対しきびしいことのたとえ。
●餓虎(がこ):①飢えた虎。極めて危険なたとえ。②欲深く乱暴な人物のたとえ。

●雅醇(がじゅん):(広辞苑)上品でまじりけのないこと
(漢検2)下つき:雅醇(ガジュン)・清醇(セイジュン)・芳醇(ホウジュン)
●雅馴(がじゅん):言葉づかいが正しく、筆遣いが馴れていること。文章などが上品でおだやかなこと。

●嘉尚(かしょう):(漢検2)ほめたたえること。賞賛すること。「―にあずかる」
●過称(かしょう):ほめすぎること。過賞。
●嘉奨(かしょう:ほめすすめること
●嘉賞・佳賞(かしょう):よいとしてほめること。

●禍胎(かたい):(広辞苑)わざわいのもと。禍根。
●科怠(かたい):(広辞苑)咎むべき怠慢。不注意からくる過失。
●過怠(かたい):(広辞苑)あやまり・手ぬかり・過失。

●閑閑(かんかん):(広辞苑)心静かに落ち着いているさま、心ののどかなさま 注:( 悠々閑閑 )
●侃侃(かんかん):(広辞苑)剛直ななさま
●関関(かんかん):(広辞苑)鳥ののどかな声、
●緩緩(かんかん):(広辞苑)ゆるやかなさま、急がぬさま、
●桓桓(かんかん):いさましいさま 武勇が優れたさま。
●款款(かんかん):真心や誠があるさま、忠誠なさま
●寛緩(かんかん):(広辞苑)ゆるやかなさま。おおようなさま。
●間関(かんかん)/間間(かんかん)・・・個別記事参照・・・

●間行(かんこう):(漢検2掲載熟語) (広辞苑)ひそかにかくれて行くこと。しのびあるき。密行。
●間候(かんこう):間者になってうかがうこと。また、その人。

●酣賞(かんしょう):(大字源)景色を心ゆくまでたのしみめでる。 
●観賞(かんしょう):(広辞苑)見て楽しむこと。見て賞翫すること。
 *漢検2:「①物事のまっさかり。たけなわ。「酣春」 「酣賞」 「酣戦」・・・」

●灌頂(かんじょう):①主に密教で行う、頭頂に水をそそいで緒仏や曼荼羅と縁を結び、 正しくは種々の戒律や資格を授けて正統な継承者とするための儀式のこと・・・「結縁かんじょう」:三種のかんじょうの一。花を諸仏に投げ、その当たっ た仏像を宿縁あるものとして仏縁を結ばせる。広く在家の人々にも仏縁を結ばせるために行う。
●勧請(かんじょう):①神仏の来臨や神託を祈り願うこと。 また、高僧などを懇請して迎えること。②神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ること。
●干城(かんじょう):国家を 防ぎ守る軍人や武士。「誠に国家の―と云いつ可き将軍なり」〈蘆花・不如帰〉
●函丈(かんじょう):師に対して約3メートルほどの距離を置いて席をとること、師に対する敬称。または目上の人に出す書状の脇付(わきづけ)とする語。礼記。(参考)⇒(曲礼上の「席の間、丈(じょう)を函(い)る」 から。師から1丈も離れて座る意。)

●喚声(かんせい):さけびごえ。「驚きの・・・が上がる」
●喊声(かんせい):吶喊の声。ときの声。「・・・をあげて突っ込む」
●歓声(かんせい):よろこびのあまり叫ぶ声「勝利の・・・をあげる」
●感声(かんせい):感嘆して発する声。

●奇警(きけい):すぐれて賢いこと、転じて、言動などが普通には思いもよらない、人の心を鋭くつくようなこと。奇抜。「奇警の言」
●機警(きけい):機知があって賢いこと。「機警の士」

(●規箴(きしん):いましめ)
●機心(きしん):いつわりたくらむ心
●虧心(きしん):道義の念の欠けた心

●危懼(きく):おやぶみおそれる =危惧  ・・・成り行きをキク(危懼)する
●喜懼(きく):よろこびとおそれ      ・・・人間は小事にもキク(喜懼)するものだ

●鞠訊・鞫訊(きくじん):取り調べ、罪を問いただすこと 
●麹塵・麴塵(きくじん):色の名。ほとんど灰色みを帯びた黄緑色(こうじ黴のようなくすんだ黄緑色)  ()

●毀損(きそん):傷つけこわすこと
●虧損(きそん):欠け損ずること

●鬼胎(きたい)を抱く:おそれ心配すること
●危殆(きたい)に瀕する

●綺談(きだん):面白く仕組まれた話
●奇談(きだん):世にも珍しい興味ある話。不思議な話。

●拮抗(きっこう):(漢検2)力や勢力がほぼ同じで、互いに張り合うこと。表記:「頡頏」とも書く。「ケッコウ」の慣用読み。
●頡頏(けっこう):(漢検2)①鳥が飛び上がり、また飛び降りること。 ②張り合うこと。人に屈しないこと。「勢力が―する」類)拮抗(キッコウ)
          「キッコウ」とも読む。
 *①の「鳥が飛び上がり、また飛び降りること。」意味のときは“頡頏(けっこう)”(または“きっこう”でも可のようだが・・・)。

●既望(きぼう):陰暦16日の夜。また、その夜の月。いざよい。 
●幾望(きぼう):(幾ど望、・・・)陰暦14日の夜。また、その夜の月。

●裘褐(きゅうかつ):皮ごろもと、目のあらい毛織の短いころも。転じて、粗末な衣服
●裘葛(きゅうかつ):冬に着る皮ごろもと夏に着る葛布(くずぬの)のかたびら。転じて、1年間のこと。

●恟恟(きょうきょう):(広辞苑)おそれおののくさま。 どきどき。びくびく。おどおど。「人心・・・」(文例)「腫れ物にでも触れるように、―として立ち向かった」 (漢検2)おそろしくて生きた心地のしないさま。びくびくするさま。
●洶洶(きょうきょう):(広辞苑)水声のさわがしいさま。(その他辞書)波などがわき立つさま。 水音が騒がしいさま。「須臾にして波濤―の音漸く高く」〈鴎外訳・即興詩人〉、騒ぎどよめくさま。「歳末の市中は物情―として」〈紅葉・金色夜叉)
(漢検2)①水がわきあがるさま。波がわき立つさま。 ②たくさんの人が集まって、さわぎどよめくさま。
●兢兢(きょうきょう):おそれつつしむさま。びくびくして安心できないさま。「後ろ暗いところがあって―としている」「戦々―」
(漢検2)おそれてつつしむさま。おそれてわななくさま。「戦戦―(びくびくするさま)」
(参考)「兢兢業業(キョウキョウギョウギョウ)」:意味は、おそれつつしむさま。「兢兢」は恐れて自由に動きまわれぬさま。びくびくするさま。「業業」は、危ないさま。また強く盛んなさま。重複して、おそれ慎むことの深いことを強調した語。 )
●橿橿(きょうきょう):強くさかんなさま。「ーーたる陣容で勝利した」「--と茂る」
●驕矜(きょうきょう):(広辞苑)たかぶりほこること。
●矜驕(きょうきょう):誇り高ぶる、自信が強いこと。 *漢検2掲載熟語「矜驕(キョウキョウ)」
●軽軽(きょうきょう・けいけい):(広辞苑)軽々しいさま。軽率。
●皎皎(きょうきょう・こうこう):①白いさま。「月色・・・」②光の明るいさま。

●驕肆・驕恣(きょうし):おごりたかぶってわがままな・こと(さま)。  
●驕侈(きょうし):おごって、ぜいたくをすること。また、 そのさま。

●仰望(ぎょうぼう):仰ぎ望むこと
●凝望(ぎょうぼう):眼をこらしてみること
●翹望(ぎょうぼう):首をあげて待ち望むこと

●炬眼(きょがん):(大字源)かがり火のように輝く目。物事を明察する才能をいう。(広辞苑)物事をよく見分ける眼識。
●巨眼(きょがん):(広辞苑)大きいまなこ。
 *漢検2:炬 ①かがりび。たいまつ。「炬眼」「炬光」類)苣(キョ)

●欣快(きんかい)の至り *欣快:喜ばしく気持ちがいいこと。
●欣懐(きんかい)を叙す *「欣懐(きんかい)」:喜ばしくおもうこと。
 *広辞苑には成句ないが、大辞林に次の用例あり(欣懐:よろこばしく思うこと。また、その気持ち。)
 *三省堂 大辞林 【欣懐】よろこばしく思うこと。うれしい思い。 「 -を叙す」

●金囊(きんのう):かねのふくろ、さいふ。
●錦囊(きんのう):他人の詩稿の美称。

●啓行(けいこう):①先導すること。先頭に立って道を開くこと。②旅立つこと。出発すること。
●磬控(けいこう):馬を自由に乗りこなすこと(出典:詩経)馬を馳せたりおさえたりすること。 
*磬:キン、ケイ、は(せる) 控:ひか(える)、つ(げる)のぞ(く) 磬:馬を走らせること 控:馬をとどめること
(漢検2)「④はせる。馬を走らせる。「磬控」」

●醯醬(けいしょう):す(酢)のこと 
●醯漿(けいしょう):(大字源)“しおから、ししびしお”
 *漢検2 醯:意味①す(酢)。すづけ。「醯醬(ケイショウ)」

●景福(けいふく):(広辞苑):大きな幸い。  (漢検2):(「景」:)・・・意味④大きい。めでたい。「景運」「景福」・・・。
●慶福(けいふく):(広辞苑)めでたいこと。幸い。喜び。 

●桀黠(けつかつ):わるがしこい・狂猛で狡猾。
 (漢検2)「・・・③わるがしこい。あらい。「桀黠(ケッカツ)」」
●頡滑(けつかつ・けつこつ):(大字源)①入り乱れるさま ②でたらめなさま 
 (漢検2)頡:「・・・③入り乱れる。まがりくねる。「頡滑」」

●抉剔(けってき)・抉摘(けってき):*いずれも漢検2掲載熟語  *本カテゴリーに個別記事あり。

●嫌厭(けんえん):きらっていやがること。嫌悪。
 <嫌厭の用例>
 「嫌厭の情」「蛇蝎のごとく嫌厭する」 出典:デジタル大辞泉(小学館)
●倦厭(けんえん):あきていやになる
●慊焉(けんえん):(「慊」には満足と不満足との両意がある)
         ①あきたらず思うさま。慊如(けんじょ)。「・・・たるものがある」
         ②(多く打消しの語を伴う)満足に思うさま。慊然。「・・・とせぬ顔」 
 *慊如:飽き足らなく思うさま。慊焉。
 *慊然:満足できないさま。あきたりないさま。歉然。
 *歉然:不満足なさま。あきたらないさま。

 (注1)“けんえん”音熟語は他に、「嫌煙」「妍艶:あでやかで美しいこと」「犬猿」などがあるが、わかりやすいので略。
 (注2)「倦厭」「慊焉」の用例、文例については、<読み:螽、獺  書き(ケンエン):慊焉 倦厭 嫌厭・・・2018年01月17日 | 書き・読み問題>に掲載しているので同記事を参照ください。

●儼恪(げんかく):おごそかでつつましい。 「厳威ゲンカクは親に事うる所以に非ず」の「儼恪」
●厳格(げんかく):(広辞苑)きびしくただしこと。ある規則をきびしく守り、いいかげんにしないこと。(漢検2)不正や怠慢などを許さず、厳しくするさま。「―な家庭に育つ」

●蜷曲(けんきょく):(漢検2掲載熟語)蜷:意味①にな。細長い巻貝の総称。 ②かがまる。まがる。「蜷曲」
           *大字源・漢語林、国語辞典等には「蜷曲」という熟語は調べた範囲ではナシ。
            蜷曲:多く人や動物の肢体が丸くなる、縮こまる、丸くする、縮こませるさま(ネット:中国語辞書)
●蜷局(ケンキョク、とぐろ):(漢検2) 蜷局(ケンキョク):縮まって進まないさま。背をまるくして伸びないさま。転じて、順調でないさま。
          「とぐろ」と読めば別の意になる。
            (大字源)“かがまり曲って進まないさま。局促。”
    *〈蜷局〉(とぐろ):ヘビなどが、渦巻き状に体を巻くこと。また、その巻いた状態。「ヘビが―を巻く」「店で―を巻いている」
*“順調でないさま。かがまり曲って進まないさま・・・”などの表現での語選択問題なら、「蜷局」としておくのが無難かも・・・「蜷曲」は(正確には不明・不詳だが)“とぐろ”のイメージでとらえておけば良いかも・・・。
*ネット上でも「蜷局=蜷曲」と理解しているものもあって、どうにもよくわからない・・・
*でも、漢検2に「・・・“蜷曲”とも書く」とはなっていないこと、「蜷“曲”」と「蜷“局”」には明らかに「曲」と「局」という漢字・意味の違いがあるから、微妙ではあるけど、たぶん違いがあるんだろうと思う・・・。(この辺、ブログ既出)

●騫騫(けんけん):①かいつまんで粗略なさま。軽々しく気ままなさま ②ひょいひょいと軽やかに飛ぶさま。(追加(大字源):①飛びあがるさま。軽々しく気ままなさま。)
●蹇蹇(けんけん):①なやみ苦しむさま。 ② 主君に忠義を尽くす さま。「(ケンケン)匪躬」:自分のことは後回しにして苦労を重ね、主人に尽くすこと。
●謇謇(けんけん):①遠慮せずにありのままにいうさま。特に、目上の人に向かって正しいと思うことをそのまま言うさま。②苦労するさま。ひどく苦しむさま。難儀するさま。(注)⇒( 「蹇 蹇」とも書く。 )
●惓惓(けんけん):懇切なさま、ねんごろな様子。「ケンケンともてなす・・・」

●拳攣(けんれん):(大字源)折れ曲がるさま。ぎくしゃくするさま。 *漢検2下つき熟語 拳攣(ケンレン)
●牽攣(けんれん):「牽攣乖隔」の「牽攣」:互いにこころ引かれる意。「攣」は恋いしたう意。 
         *攣(した)う 漢検2 訓掲載ナシ。*漢検2:意味④したう。「攣攣」 「牽攣」は漢検2には「牽攣乖隔」でアリ。
●眷恋(けんれん):(広辞苑)愛着の念にひかれること。恋慕の情に堪えないこと。
●牽連(けんれん):(広辞苑)ひかれつながること。ひきつづくこと。

●狎客(こうかく):親しみなれて礼節に拘らない人 たいこもち、幇間。
●狡客(こうかく):わるがしこい人物

●広衢(こうく):(大字源)広い道。大通り。
●交衢(こうく):(大字源)十字路。四方に通じる道。
●康衢(こうく):(大字源)都のちまた。大通り。
*漢検2下付き熟語:街衢(ガイク)・九衢(キュウク)・広衢(コウク)・交衢(コウク)・康衢(コウク)
*他に、
●高衢(こうく):(大字源)①大きな道。大道。王道。②大空の道。

●耿耿(こうこう):(広辞苑)①光の明るいさま。きらきらと光るさま。②心を安んぜぬさま。うれえるさま。思うことがあって忘れられないさま。(その他辞書)① 光が明るく輝くさま。「洋 灯(ランプ)がーーと輝いて居る」② 気にかかることがあって、心が 安らかでないさま。
(漢検2)①明るくひかるさま。明るいさま。 「―と照る月」 ②思うことがあって、うれえるさま。
●煌煌・晃晃(こうこう):(広辞苑)きらきらひかるさま。ひかりかがやくさま。(その他辞書)きらきらとひかり輝くさま。 「電灯が-と輝く」 「 - たる星辰の限りなき・・・」
(漢検2)「煌煌」きらびやかにかがやくさま。きらきら光ること。「―とライトを浴びる」
(漢検2)「晃晃」まぶしいほどに明るくかがやくさま。きらきらしているさま。「ネオンが―と光る」 「煌煌」とも書く。
●鏗鏗(こうこう):金石の打ち合う音。鐘の音などが鳴りわたるさま。「浅草寺の明(あけ)六つの鐘が、ーーと鳴り渡って居る」
(漢検2)①金属や石などのぶつかり合う音。また、鳴りわたる鐘の音。「奥山に鐘が―と鳴り響く」 ②言葉がはっきりしているさま。
●杲杲(こうこう):(広辞苑)日の光などの明るいさま。(その他辞書)日光の明るいさま。「朝日はーー―として照る・・・」 (漢検2)日の光が輝いて明るいさま。
●浩浩(こうこう):(広辞苑)①水の広々と広がっているさま。「・・・たる大海」②広大なさま。「・・・たる天地」
(漢検2)①ひろく大きなさま。「―たる平原」 ②水が豊かにみなぎるさま。「―たる海」
●皓皓・皎皎(こうこう):(広辞苑)①白いさま。転じて、潔白なさま。「白雲・・・としてそびえ」②月の光などの明るいさま。「月の光・・・として流照す」「・・・たる月夜」③空しく広いさま。
(その他辞書)皎皎(こうこう・きょうきょう):白く光り輝くさま。「 ーーたる望月、黄金の船の如く」「ーーたる河漢の女」
(漢検2)「皓皓(コウコウ)」:しろく明るいさま。しろく光り輝くさま。「―とした満月」
(漢検2)「皎皎(キョウキョウ)」:①月の光などが明るく光るさま。「月が―と輝く」 ②白く清らかなさま。潔白なさま。*「コウコウ」とも読む。
●曠曠(こうこう):(広辞苑)ひろびろとしたさま。
(漢検2)曠曠(コウコウ):広々したさま。広くはるかなさま。「広広」とも書く。


●膠瑟(こうしつ):融通のきかないこと、応用を知らないたとえ。 
●膠漆(こうしつ):親密な間柄。(広辞苑:①にかわとうるし。②転じて、きわめて親密で離れにくいこと。「・・・の交わり」)

●香煎(こうせん):むぎこがし。「大麦でコウセンにする」
●香饌(こうせん):僧や貧者への施し、施物 「貧者にコウセンを施す」   ()
(●口占(こうせん):腹案の詩文を人に口授(くじゅ)すること、また、詩を文字に書かず浮かんだ際に直ちに口ずさむこと、またはその詩を指す。
 ●黄泉(こうせん):地下の泉。死者の行くところ。 )

●皓然(こうぜん):(漢検2)明るく輝くさま。しろく光るさま。「秋月が―として浮かび出る」
        (広辞苑)白いさま。明らかさま。「・・・たる月光」 
●耿然(こうぜん):(漢検2)ひかって明るいさま。心がはればれとするさま。
        (広辞苑)明るいさま。心のはればれとしたさま。
●煌然(こうぜん):(広辞苑)かがやくさま。

●豪爽(ごうそう):気性がすぐれて爽やかなこと。豪快で、言葉や動作が人に快く感じられること。
●豪壮(ごうそう):はでやかで勢いの盛んなこと。豪勢で立派なこと。

●遑寧(こうねい):(大字源)暇があって安らか。のんびりと落ち着く。遑安。(新漢語林)ひまがあって安らかなこと。遑安。
●康寧(こうねい):(大字源)①体が丈夫で無事なこと。②世の中が安らかなこと。(新漢語林)安らかで落ち着いている。(広辞苑)やすらかなこと、安寧。(大辞林)安らかなこと。平穏無事であること。また、そのさま。安寧。「安楽高寧」
 *漢検2は熟語のみ。「意味①いとま、ひま 「遑寧」」 「康寧」・・・「寧」の下つき。意味説明ナシ。
 *“ひまがあって“”とか、“のんびり”とかが、「遑寧」を選択するポイントか・・・・単によく、“やすらかなこと”だったら、どっちだかわからない・・・。

●高庇(こうひ):他人の庇護の謙譲語。おかげ。。「御コウヒを賜る」「御コウヒをこうむる」
●高批(こうひ):他人の批評の尊敬語。御批評。「御コウヒを賜る」「御コウヒを仰ぐ」
*「御コウヒを賜る」は、前後の文意をしっかり捉える必要がある。

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