日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●お知らせ:<熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ)>(2018年06月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-)のタイトルを<熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ) 穢蔚(ワイイ)>に変更しています。また、記事中に「穢蔚(ワイイ)=雑草の茂っていること(大漢和)・雑草で荒れていること(字通) *大字源・新漢語林「穢蔚」ナシ。」を追加補筆しています。(「蔚」字で“イ”音のみで読んでいるものを発見したため・・・。)
<一字訓読み・・・送り仮名が同じで迷いそうな音熟語・・・>
●嚮(む)く 嚮(ひび)く
嚮往ー嚮(む)く 嚮導ー嚮(む)く 嚮赴ー嚮(む)く ・・・*「嚮導」は“嚮(む)かう”が適切かもしれないが・・・
嚮然ー嚮(ひび)く 嚮景(きょうえい)ー嚮(ひび)く
・・・・・・
(漢検2)
意味①むかう。むく。「嚮往」 ②さきに。まえに。「嚮後」 類)①②向 ③うける。もてなしを受ける。類)享(キョウ)・饗(キョウ) ④ひびく。また、ひびき。類)響
「嚮」から始まる言葉 嚮日(キョウジツ) 嚮導(キョウドウ) 嚮に(さき-に) 嚮かう(む-かう)
(参考:既出)
<嚮:キョウ、むか(う)、む(く)、さき(に)、ひび(く)>
・むか(う)、む(く):嚮赴=むかいおもむく、嚮背=向背、嚮晦=日の入る時・暗にむかうとき、嚮邇(キョウジ)=むかいちかづく、嚮晨=明け方に向かう=夜明け、嚮導=嚮道=道案内する、嚮服=帰服=向服、嚮風=慕ってその風に傚うこと、嚮慕=心を寄せる、慕う=向慕
・さき(に):嚮時=以前、嚮日=①往日、(日にむかう・太陽の方にむく という意味もあり)、嚮者=さきに、嚮来=さきに
・ひび(く):嚮然=音のひびくさま、嚮景(キョウエイ)=響きと影
・その他:嚮使(キョウシ)・嚮令(キョウレイ):もし、たとえ、もしも、さきに云々して云々せしめば・・・
●捫(ひね)る 捫(と)る
捫蝨ー捫(ひね)る、*捫(ひねりつぶ)す ・・・「“ひねりつぶ”す」訓は漢検2にはナシ。
捫羅ー捫(と)る 捫月ー捫(と)る
・・・・・・
(漢検2)
捫:ボン、モン、な(でる)、と(る)、ひね(る)、ひねりつぶ(す) *漢検2“ひねりつぶ(す)”ナシ
①なでる。さする。手さぐりする。「捫着」 ②とる。持つ。 ③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」
▲捫着モンチャク:①手でひねりまわすこと。 ②もつれること。もめごと。紛争。「ひと―あった」
②「捫著・悶着・悶著」とも書く。 「モンジャク」とも読む。
(参考:既出)
問題2 「捫」 ①捫心(モンシン) - 捫( な )でる ②捫蘿(モンラ) -捫( と )る ③捫蝨(モンシツ) -(ひ ね)る 、(ひねりつぶ)す
問題2 捫:ボン、モン、な(でる)、と(る)、ひね(る)、ひねりつぶ(す)
①捫心:胸をなでること。他に「捫舌(モンゼツ)」:物が言えないこと(舌を強く押して撫磨する意)、「捫腹」:腹をなでる 「捫頭」:頭をなでる、「捫然」:なでさするだけで行動しないさま *「捫天」:故事(漢書)に「后、夢に嘗て天を捫(お)す」とあり、これも敢えて解釈すれば「ば「なでる」意かと・・・。「天を捫(お)す」という語句は吉兆ではないらしい・・・です。
②捫蘿:蘿(つた)をとる=つたにすがる意。他に、「捫月」など多数あるも略。
③捫蝨:放達の行為。人の前で虱をひねる:晋のころ、世俗の礼法を無視して捫蝨を風流とする俗があった由。
*大字源、新漢語林には上記熟語以上の適当な熟語ナシ ・・・
●汰(おご)る 汰(にご)る
汰侈(タシ・タイシ) - 汰(おご)る
汰流(タリュウ・タイリュウ) ー 汰(にご)る
(漢検2)
汰:中学…タ 準1…タイ、よな(げる)、にご(る)、おご(る)
②にご(濁)る。行いや志が清潔でない。 ③おご(奢)る。ほこる。「汰侈(タシ)・(タイシ)」類)泰
(参考:既出)、
<汰:汰(にご)る>に対応する音熟語について
*「にご(る)」訓に対応する熟語を調べたが、大字源にはそもそも、その読み・意味もなく、熟語も見当たらず・・・要・継続調査・・・。
(2017.6.4追記
にご(る)訓に対応する熟語:汰流
大漢和:“タイリュウ”:濁ること。「汰流淫佚」 字通:“タリュウ”:濁る。 )
●驤(はし)る ・・・*「驤(あ)がる」「驤(あ)げる」と間違いやすそうなため。念の為。
騰驤(とうじょう)ー驤(はし)る *「驤(はや)い」もアリ
(参考)
<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)>
(漢検2)下つき:騰驤(トウジョウ)
(既出)
*騰驤:馬の首をあげて疾走する。 (大字源)おどり上がり、越える。また、疾走する。
<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)>
・あ(がる)、あ(げる):竜驤(虎視)、驤首=馬の首をあげる、騰驤=馬の首をあげて疾走する
・はし(る)、はや(い):(驤=馳)騰驤=馬の首をあげて疾走する
●蕪(あ)れる 蕪(みだ)れる
蕪荒ー蕪(あ)れる
蕪雑、蕪辞 ー 蕪(みだ)れる
(漢検2)
蕪:ブ、ム、かぶら、あ(れる)、しげ(る)、みだ(れる)
①あれる。しげる。雑草が茂って荒れる。「蕪荒」 ②みだれる。「蕪雑」
蕪雑(ブザツ):乱れていて、整っていないこと。雑然としていること。「―に書き連ねる」「―な文章」
蕪辞(ブ ジ):ごたごたして整っていない言葉。また、自分の文章や言葉をへりくだっていう語。「―を連ねて祝辞とした」
<音読み>
陂曲(ヒキョク)・・・漢検2掲載熟語読み振りナシ・・・調べた範囲では“ヒキョク”。他の辞書では“ハキョク”ってあるのかしら?知らない。
険陂(ケンピ)・・・既出だが、たまたま、読書記録「宮城谷昌光 「呉漢」 (上・下)」で見つけた熟語。これも“ヒ”音読みだった。やはり、「陂陀(ハダ)」以外は“ヒ”音読みのようだ・・・。
「憎悪をむければ険陂(ケンピ)がかえってくる・・・」宮城谷昌光 「呉漢」 (上・下)
険陂(ケンピ):(漢字源)かたよる、ねじける (大字源)心がねじけて、よこしま。 *ブログ記事には漢字源の意味のみ掲載していた。大字源のほうがわかりやすいかも。
(注)漢検2には「陂」に“よこしま”訓は掲載されていないが、「陂:ヒ、ハ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま」。
(漢検2)意味①さか(坂)。 ②つつみ。土手。 ③かたむく。かたよる。また、よこしま。「陂曲」
(参考)
陂:ヒ、ハ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま *漢検2“つつみ”“よこしま”ナシ。
陂曲
大漢和:「陂曲(ヒキョク)=かたよってよこしまなこと」
新漢語林:かたよってよこしまなこと。正しくないこと。
大字源:(掲載ナシ)
*「陂陀」(ハダ)=「坡陀(ハダ))以外は、ほとんどの熟語、ほとんどの辞典が「陂(ヒ)・・・」で読んでいるようだ・・・字通だけは例外。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
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<漢字の学習の大禁忌は作輟なり> <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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●お知らせ:<熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ)>(2018年06月30日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-)のタイトルを<熟語の読み・一字訓読(その116:準1以下):蔚(ウツ、イ) 猗蔚(イイ) 穢蔚(ワイイ)>に変更しています。また、記事中に「穢蔚(ワイイ)=雑草の茂っていること(大漢和)・雑草で荒れていること(字通) *大字源・新漢語林「穢蔚」ナシ。」を追加補筆しています。(「蔚」字で“イ”音のみで読んでいるものを発見したため・・・。)
<一字訓読み・・・送り仮名が同じで迷いそうな音熟語・・・>
●嚮(む)く 嚮(ひび)く
嚮往ー嚮(む)く 嚮導ー嚮(む)く 嚮赴ー嚮(む)く ・・・*「嚮導」は“嚮(む)かう”が適切かもしれないが・・・
嚮然ー嚮(ひび)く 嚮景(きょうえい)ー嚮(ひび)く
・・・・・・
(漢検2)
意味①むかう。むく。「嚮往」 ②さきに。まえに。「嚮後」 類)①②向 ③うける。もてなしを受ける。類)享(キョウ)・饗(キョウ) ④ひびく。また、ひびき。類)響
「嚮」から始まる言葉 嚮日(キョウジツ) 嚮導(キョウドウ) 嚮に(さき-に) 嚮かう(む-かう)
(参考:既出)
<嚮:キョウ、むか(う)、む(く)、さき(に)、ひび(く)>
・むか(う)、む(く):嚮赴=むかいおもむく、嚮背=向背、嚮晦=日の入る時・暗にむかうとき、嚮邇(キョウジ)=むかいちかづく、嚮晨=明け方に向かう=夜明け、嚮導=嚮道=道案内する、嚮服=帰服=向服、嚮風=慕ってその風に傚うこと、嚮慕=心を寄せる、慕う=向慕
・さき(に):嚮時=以前、嚮日=①往日、(日にむかう・太陽の方にむく という意味もあり)、嚮者=さきに、嚮来=さきに
・ひび(く):嚮然=音のひびくさま、嚮景(キョウエイ)=響きと影
・その他:嚮使(キョウシ)・嚮令(キョウレイ):もし、たとえ、もしも、さきに云々して云々せしめば・・・
●捫(ひね)る 捫(と)る
捫蝨ー捫(ひね)る、*捫(ひねりつぶ)す ・・・「“ひねりつぶ”す」訓は漢検2にはナシ。
捫羅ー捫(と)る 捫月ー捫(と)る
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(漢検2)
捫:ボン、モン、な(でる)、と(る)、ひね(る)、ひねりつぶ(す) *漢検2“ひねりつぶ(す)”ナシ
①なでる。さする。手さぐりする。「捫着」 ②とる。持つ。 ③ひねる。ひねりつぶす。「捫蝨(モンシツ)」
▲捫着モンチャク:①手でひねりまわすこと。 ②もつれること。もめごと。紛争。「ひと―あった」
②「捫著・悶着・悶著」とも書く。 「モンジャク」とも読む。
(参考:既出)
問題2 「捫」 ①捫心(モンシン) - 捫( な )でる ②捫蘿(モンラ) -捫( と )る ③捫蝨(モンシツ) -(ひ ね)る 、(ひねりつぶ)す
問題2 捫:ボン、モン、な(でる)、と(る)、ひね(る)、ひねりつぶ(す)
①捫心:胸をなでること。他に「捫舌(モンゼツ)」:物が言えないこと(舌を強く押して撫磨する意)、「捫腹」:腹をなでる 「捫頭」:頭をなでる、「捫然」:なでさするだけで行動しないさま *「捫天」:故事(漢書)に「后、夢に嘗て天を捫(お)す」とあり、これも敢えて解釈すれば「ば「なでる」意かと・・・。「天を捫(お)す」という語句は吉兆ではないらしい・・・です。
②捫蘿:蘿(つた)をとる=つたにすがる意。他に、「捫月」など多数あるも略。
③捫蝨:放達の行為。人の前で虱をひねる:晋のころ、世俗の礼法を無視して捫蝨を風流とする俗があった由。
*大字源、新漢語林には上記熟語以上の適当な熟語ナシ ・・・
●汰(おご)る 汰(にご)る
汰侈(タシ・タイシ) - 汰(おご)る
汰流(タリュウ・タイリュウ) ー 汰(にご)る
(漢検2)
汰:中学…タ 準1…タイ、よな(げる)、にご(る)、おご(る)
②にご(濁)る。行いや志が清潔でない。 ③おご(奢)る。ほこる。「汰侈(タシ)・(タイシ)」類)泰
(参考:既出)、
<汰:汰(にご)る>に対応する音熟語について
*「にご(る)」訓に対応する熟語を調べたが、大字源にはそもそも、その読み・意味もなく、熟語も見当たらず・・・要・継続調査・・・。
(2017.6.4追記
にご(る)訓に対応する熟語:汰流
大漢和:“タイリュウ”:濁ること。「汰流淫佚」 字通:“タリュウ”:濁る。 )
●驤(はし)る ・・・*「驤(あ)がる」「驤(あ)げる」と間違いやすそうなため。念の為。
騰驤(とうじょう)ー驤(はし)る *「驤(はや)い」もアリ
(参考)
<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)>
(漢検2)下つき:騰驤(トウジョウ)
(既出)
*騰驤:馬の首をあげて疾走する。 (大字源)おどり上がり、越える。また、疾走する。
<驤:ジョウ、あ(がる)、あ(げる)、はし(る)、はや(い)>
・あ(がる)、あ(げる):竜驤(虎視)、驤首=馬の首をあげる、騰驤=馬の首をあげて疾走する
・はし(る)、はや(い):(驤=馳)騰驤=馬の首をあげて疾走する
●蕪(あ)れる 蕪(みだ)れる
蕪荒ー蕪(あ)れる
蕪雑、蕪辞 ー 蕪(みだ)れる
(漢検2)
蕪:ブ、ム、かぶら、あ(れる)、しげ(る)、みだ(れる)
①あれる。しげる。雑草が茂って荒れる。「蕪荒」 ②みだれる。「蕪雑」
蕪雑(ブザツ):乱れていて、整っていないこと。雑然としていること。「―に書き連ねる」「―な文章」
蕪辞(ブ ジ):ごたごたして整っていない言葉。また、自分の文章や言葉をへりくだっていう語。「―を連ねて祝辞とした」
<音読み>
陂曲(ヒキョク)・・・漢検2掲載熟語読み振りナシ・・・調べた範囲では“ヒキョク”。他の辞書では“ハキョク”ってあるのかしら?知らない。
険陂(ケンピ)・・・既出だが、たまたま、読書記録「宮城谷昌光 「呉漢」 (上・下)」で見つけた熟語。これも“ヒ”音読みだった。やはり、「陂陀(ハダ)」以外は“ヒ”音読みのようだ・・・。
「憎悪をむければ険陂(ケンピ)がかえってくる・・・」宮城谷昌光 「呉漢」 (上・下)
険陂(ケンピ):(漢字源)かたよる、ねじける (大字源)心がねじけて、よこしま。 *ブログ記事には漢字源の意味のみ掲載していた。大字源のほうがわかりやすいかも。
(注)漢検2には「陂」に“よこしま”訓は掲載されていないが、「陂:ヒ、ハ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま」。
(漢検2)意味①さか(坂)。 ②つつみ。土手。 ③かたむく。かたよる。また、よこしま。「陂曲」
(参考)
陂:ヒ、ハ、つつみ、さか、かたむ(く)、よこしま *漢検2“つつみ”“よこしま”ナシ。
陂曲
大漢和:「陂曲(ヒキョク)=かたよってよこしまなこと」
新漢語林:かたよってよこしまなこと。正しくないこと。
大字源:(掲載ナシ)
*「陂陀」(ハダ)=「坡陀(ハダ))以外は、ほとんどの熟語、ほとんどの辞典が「陂(ヒ)・・・」で読んでいるようだ・・・字通だけは例外。
👍👍👍 🐕 👍👍👍
大変貴重なコメントとご意見、ありがたく拝聴いたしました。浅学の身で大変恐縮ですが、ご意見いただいた根拠(典拠?)なりは、どこをどのようにして調べればわかるのか、さらにご教示いただけると、学習している者にとっては、大変励みになりますので、ぜひとも、その辺のご教示方、よろしくお願いいたします。
当方としては、大漢和・字通の2辞典に載っていること、現行訓に「にご(る)」があること、該当する熟語は当該熟語しか見当たらないこと等から、このように掲載させていただいております。
蛇足乍ら、もし、このような音訓問題が出れば、“漢検レベル”であれば✖にはならないものと確信しておりますが、如何なものなのでしょうか・・・。
もしかしたら、斯界のご権威、あるいは専門的な研究を行っていらっしゃる方か・・・大変不躾なことを書かせていただきましたが、ご容赦いただければ幸甚と存じます。よろしくお願いいたします。
これは、「奢るという行為は不純な行為である」という意味の文章を「「汰」という字は「不純」という意味である」と誤解したことによるものです。
「にごる」の意味があるとしている漢和辞典の多くはおそらく『大漢和辞典』から引用しているものと思われますが、『大漢和辞典』このような誤りが山ほど見られます。
じっくり読んでいるので気づきました~
沙流(タリュウ・タイリュウ) ー 汰(にご)る
沙⇒汰 ですよね~
とても勉強になります。
「ひきょく」「はだ」の読みも難読み熟語エクセルに追加しました~
ありがとうございました。