日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●黍稷(ショショク)馨(かんばし)きに非ず
(注)「馨(かんばし)き」は現行読みにナシ。また、異なる読みをしているものもある
・黍稷非ㇾ馨(黍稷馨(かんばし)きに非ず):供物の黍稷が芳しいから神が感応するのでなく、人の明徳の力が神を感ぜしめるのだということ(書経)
*馨:ケイ・キョウ かお(る)・かお(り)・・・現行訓には“かんばしい”はナシ。
(漢検2)
◎黍稷(しょしょく):もちきびとうるちきび。また、きびとあわ。転じて、五穀
(漢検2)「黍」:五穀の一つ。きび。イネ科の一年草。「黍禾(ショカ)」「黍稷(ショショク)」
(大字源)
黍稷:もちきびと、うるちきび。
黍禾:きび。禾黍。黍粢(しょし)。
(補足)
「黍稷非馨、明徳惟馨」(出典:書経 君陳)
(「書経 君陳編)
「我聞曰至治馨香感于神明。黍稷非馨。明徳惟馨。爾尚式時周公之猷訓。」
(我聞く、曰く、至治の馨香、神明に感ず。黍稷馨しきに非ず。明徳惟れ馨し。爾尚(ねがは)くば時(こ)の周公の猷訓に式(のっと)れ。)
*この文の「至治の馨香、神明に感ず」は、漢検過去問(読み)で出ましたねえ・・・
(大意):神はお供えの黍稷をかんばしいとして喜ぶわけではない。供える人の神に対する明徳をかんばしいとして、喜ぶのである。人の明徳ほど神をよろこばせるものはない。
●沢梁(タクリョウ)、禁なし
沢梁(たくりょう):(大字源)沼地と、やな。魚や燃料としての葦などをとる沼地。
沢梁、禁なし:人民が沼地で魚や燃料をとるのに禁制を設けないこと。人民の漁業を禁止しない寛大な政治。
(既出)「沢梁に禁なく、人を罪するに孥(ド)までせず:人民が沼地で魚や燃料をとるのに禁制を設けず、罪を妻子にまで及ぼさない。寛大な政治のこと。
*沢梁:漢検2掲載熟語
(「梁」の下つき)・・・橋梁(キョウリョウ)・魚梁(ギョリョウ)・沢梁(タクリョウ)・棟梁(トウリョウ)・・・
●慎莫(シンマク)に負えぬ
慎莫:①物事の始末をよくすること、身の回りの処理を良くすること。みじんまく。 ②実直、律儀、まじめ
慎莫に負えぬ:進退きわまる。始末に困る。
デジタル大辞泉「慎莫に負えぬ」:始末に困る。手のつけようがない。慎莫に いかない。
「しばらく取っ組んでゐたが、身が重くて慎莫にをえなんだを」〈滑・浮世風呂・四〉
(参考)身慎莫(みじんまく):①身のまわりを引き締めととのえること。身じたく。身じまい。②金銭などを隠して貯えること。へそくり。
*「慎莫(シンマク)に負えぬ」は、そのうち、「慣用句的表現」の記事にても再出予定・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●黍稷(ショショク)馨(かんばし)きに非ず
(注)「馨(かんばし)き」は現行読みにナシ。また、異なる読みをしているものもある
・黍稷非ㇾ馨(黍稷馨(かんばし)きに非ず):供物の黍稷が芳しいから神が感応するのでなく、人の明徳の力が神を感ぜしめるのだということ(書経)
*馨:ケイ・キョウ かお(る)・かお(り)・・・現行訓には“かんばしい”はナシ。
(漢検2)
◎黍稷(しょしょく):もちきびとうるちきび。また、きびとあわ。転じて、五穀
(漢検2)「黍」:五穀の一つ。きび。イネ科の一年草。「黍禾(ショカ)」「黍稷(ショショク)」
(大字源)
黍稷:もちきびと、うるちきび。
黍禾:きび。禾黍。黍粢(しょし)。
(補足)
「黍稷非馨、明徳惟馨」(出典:書経 君陳)
(「書経 君陳編)
「我聞曰至治馨香感于神明。黍稷非馨。明徳惟馨。爾尚式時周公之猷訓。」
(我聞く、曰く、至治の馨香、神明に感ず。黍稷馨しきに非ず。明徳惟れ馨し。爾尚(ねがは)くば時(こ)の周公の猷訓に式(のっと)れ。)
*この文の「至治の馨香、神明に感ず」は、漢検過去問(読み)で出ましたねえ・・・
(大意):神はお供えの黍稷をかんばしいとして喜ぶわけではない。供える人の神に対する明徳をかんばしいとして、喜ぶのである。人の明徳ほど神をよろこばせるものはない。
●沢梁(タクリョウ)、禁なし
沢梁(たくりょう):(大字源)沼地と、やな。魚や燃料としての葦などをとる沼地。
沢梁、禁なし:人民が沼地で魚や燃料をとるのに禁制を設けないこと。人民の漁業を禁止しない寛大な政治。
(既出)「沢梁に禁なく、人を罪するに孥(ド)までせず:人民が沼地で魚や燃料をとるのに禁制を設けず、罪を妻子にまで及ぼさない。寛大な政治のこと。
*沢梁:漢検2掲載熟語
(「梁」の下つき)・・・橋梁(キョウリョウ)・魚梁(ギョリョウ)・沢梁(タクリョウ)・棟梁(トウリョウ)・・・
●慎莫(シンマク)に負えぬ
慎莫:①物事の始末をよくすること、身の回りの処理を良くすること。みじんまく。 ②実直、律儀、まじめ
慎莫に負えぬ:進退きわまる。始末に困る。
デジタル大辞泉「慎莫に負えぬ」:始末に困る。手のつけようがない。慎莫に いかない。
「しばらく取っ組んでゐたが、身が重くて慎莫にをえなんだを」〈滑・浮世風呂・四〉
(参考)身慎莫(みじんまく):①身のまわりを引き締めととのえること。身じたく。身じまい。②金銭などを隠して貯えること。へそくり。
*「慎莫(シンマク)に負えぬ」は、そのうち、「慣用句的表現」の記事にても再出予定・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます