![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3028_1.gif)
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ :①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●猫姐さんが開示してくれている「準1読み過去問」(H20~H28)を、書き問題へ変更した練習問題をやってみた・・・
*準1の過去問はほとんどやったことが無いので、とっても参考になった・・・昔の参考書や問題集に載ってるものぐらいしかやったこと無かった・・・
*読みよりは、1級で“書き”問題やその他の分野(語選択など)で出題されることがママ(間間)あるので、そういう観点から学習してみた・・・
●まずは全体の感想・・・半分冗談ぽい内容ですが・・・
1.漢検さんの好きな語句
①「祁寒」「九皐」「掻頭」など・・・複数回、読み問題で出されていた・・前2熟語は漢検1級でも分野を変えて出されたか、出される熟語ですねえ・・・あと、「緩頰」、これなんかも「カンキョウ(緩頰)を煩わす」なんて成語で出題されるかもねえ・・・
②「諸彦」「英彦」「俊彦」・・・「彦」の字が大好きなのか?・・・「エイゲンとして一目置かれた」(英彦)とか「シュンゲン(俊彦)」とか「諸彦」とか出てた・・・「ショゲン(諸彦)」なんて1級の文章題でたしか出たような・・・
③あと、「荏苒」「杜撰」「尤物」「奈(いかん)」なんて読みも何回か出ていた・・・と思う。
④「諺」も好きだねえ・・・「世諺(セイゲン)」「古諺(コゲン)」
*「世諺」は「西諺」と間違えないようにしないと・・・「西諺」は、文章題か何かで出たか、あったような・・・
⑤干支の問題・・・必ずといっていいくらい出てる・・・訓読みと音読みとも・・・
*面白いのは「卯酉(ボウユウ)線は子午線と天球上で直行する」なんて読み問題・・・。この前、模試の対義語で「卯酉⇔子午」で出題したわ(^^)・・・
⑥それと、甥とか姪とかの親族関係の熟語、「姪孫 甥、姪、叔」などの関連熟語が目立っていたかな?
2.読み➪書き問題への変更なので別に文句はないけど、読み問題でしか“通用”あるいは、わざと読み難そうな熟語としているものも散見された・・・。
(例)
「ソッセンして難事に当たる。」 「帥先」 ・・・書きなら「率先」でもOK
「ソウスイたる連山を遥かに望む。」「葱翠」・・・普通は、「蒼翠」かな?
「胸に大きなビョウソウがある。」 「病竈」 ・・・「病巣」でもOK
など・・・。
なお、一問だけよくわからない熟語を読みで使用していた・・・
「苦心して独自の文体をヨウヤする。」 (熔冶)
*こういう使い方するのか? 調べたけど、ネットにも見当たらん・・・
「熔冶」は、
広辞苑:金属を溶かして鋳ること。
漢検2:金属をとかして物を鋳造すること。「溶冶」とも書く。
大字源:(上記とほぼ同じ。ただし、「国語」となっている・・・)
となっており、問題文の意味があまり伝わらないのではないだろうか・・・
大字源に「熔鋳(ようちゅう):“・・・②転じて、物事をつくりあげること。”とあるんで、ここらからの意味を転化して使ってんだろうか・・・。
3.その他
「律詩の第五・六句をケイレンという。頸聯」なんてのも出ていたから、
律詩の「首聯(起聯)頷聯(前聯)頸聯(後聯)尾聯(結聯)」はやはり押さえておくべきかな・・・
👍👍👍 🐔 👍👍👍
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます