日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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・やっぱり「中」・・・終りまでやっちゃお・・・途中で脱線するとこんがらがりそう・・・
・1級漢字だけではありませんが、ちょっとお役に立ちそうなものもありそう・・・
中聖(チュウセイ):酒にあたり二日酔いすること。聖は清酒。 *「聖に中(あ)たる」と訓むんだろう・・・。
中二千石(チュウニセンセキ):漢代の制度で、職階制を俸給の石数で表したもの。最高の大将軍・三公が月棒350石、
次が中二千石で月棒が180石、その下に、二千石・比二千石・千石などがあった。
すべて穀物と銭と半々で受けた。中二千石は二千石に満ちるの意。石は斛と同じ。
-参考-
(漢検2)
良二千石(リョウニセンセキ):人民のための善政を行う地方長官のこと。
中国、漢代の郡の太守の年俸が二千石であったことから。〈『漢書(カンジョ)』〉
*広辞苑:(漢代に郡の太守の年俸が二千石だったからいう)太守・地方長官をほめていう語。りょうじせんせき。
*デジタル大辞泉:《中国漢代、郡の長官の年俸が二千石であったところから》よい政治を行う地方長官。すぐれた知事。
*以下、ウイキペデイアから抜萃。
・二千石は主に郡太守などの高官が該当し、中二千石、真二千石、二千石、比二千石の4種類に分かれていた。
中二千石:いわゆる九卿が該当した。毎月180斛を支給された。
真二千石:前漢末の州牧などが該当した。毎月150斛を支給された。
二千石 :郡太守や太子太傅、司隷校尉などの官が該当した。毎月120斛を支給された。
比二千石:郡都尉や丞相司直、光禄大夫、中郎将などが該当した。毎月100斛を支給された。
・これらを総称して「吏二千石」と呼ぶことがあった
・漢代に郡太守の代名詞として使われたことから転じ、知事などの地方長官を「二千石」と表現する用法がある。
中孚(チュウフ):易の六十四卦(カ)の一。兌下巽上(ダカソンショウ)。名称の表す意味は、心の中に孚(まこと)あること。
中傅(チュウフ):宦官のこと。中官。
中冥(チュウメイ):ゆうぐれ。「日 出でて政を聴き、中冥に至る」(家語)
中霤(チュウリュウ):古代に行われた五つの祭りの一。(詳細説明あるも略・・・)霤は雨だれ受け。➪五祀(ゴシ)
(参考)
漢検2「霤」 意味:①あまだれ。また、したたり。類)溜(リュウ) ②あまだれうけ。あまどい。「霤槽」 ③のき(軒)。
(注)「霤」に現行“あまだれうけ”という訓は無い。
五祀(ゴシ):①中国の家庭で行う五種の祭り。春は戸(入口の神)、夏は竈(ソウ)(かまどの神)、季夏は中霤(室内の中央の神)、秋は門(門の神)、冬は行(道路の神)を祭る。 ②そのほか五種の神の祭りが種々ある。
中牢(チュウロウ):羊と豚の供え物。また、ごちそう。少牢ともいう。 対)大牢(=太牢)
(参考)大牢(=太牢) *漢検2にも説明あるが、大字源から・・・
①牛・羊・豕(豚)の三種をそろえた供え物。天子・諸侯の行う社稷(シャショク:土地や穀物の神)の祭りに供える。 対)少牢
②牛・羊・豚のそろった料理。りっぱなごちそう。
中心(チュウシン)より面目(メンボク)に達す:心の底から至情が発し自然と顔に表れる。
*孟子の中の言葉のようだ・・・「チュウシンより・・・」で出されたら、何も考えずに「衷心」と書きそうだ・・・
中(チュウ)を執りて権(ケン)無し:中立の立場を執ることにこだわり、時と場合によっては変化すべきことを知らない。権は、物の軽重を量る分銅。その場に応じ、軽重を量って事のよろしきにかなう意。
*これも孟子の言葉。知らなければ、「ケン(剣)」と書いちゃいそうだ(苦笑)
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●29-1までに間に合わず、かつ、事故のため中断していたシリーズを再開しています。漢検2の頁とは順不同です。
●準1以下の漢字については、自分の調べたいところ(不明なところ、興味あるところ抔)のみ、調べて記載していますのでお含み置きください。
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・やっぱり「中」・・・終りまでやっちゃお・・・途中で脱線するとこんがらがりそう・・・
・1級漢字だけではありませんが、ちょっとお役に立ちそうなものもありそう・・・
中聖(チュウセイ):酒にあたり二日酔いすること。聖は清酒。 *「聖に中(あ)たる」と訓むんだろう・・・。
中二千石(チュウニセンセキ):漢代の制度で、職階制を俸給の石数で表したもの。最高の大将軍・三公が月棒350石、
次が中二千石で月棒が180石、その下に、二千石・比二千石・千石などがあった。
すべて穀物と銭と半々で受けた。中二千石は二千石に満ちるの意。石は斛と同じ。
-参考-
(漢検2)
良二千石(リョウニセンセキ):人民のための善政を行う地方長官のこと。
中国、漢代の郡の太守の年俸が二千石であったことから。〈『漢書(カンジョ)』〉
*広辞苑:(漢代に郡の太守の年俸が二千石だったからいう)太守・地方長官をほめていう語。りょうじせんせき。
*デジタル大辞泉:《中国漢代、郡の長官の年俸が二千石であったところから》よい政治を行う地方長官。すぐれた知事。
*以下、ウイキペデイアから抜萃。
・二千石は主に郡太守などの高官が該当し、中二千石、真二千石、二千石、比二千石の4種類に分かれていた。
中二千石:いわゆる九卿が該当した。毎月180斛を支給された。
真二千石:前漢末の州牧などが該当した。毎月150斛を支給された。
二千石 :郡太守や太子太傅、司隷校尉などの官が該当した。毎月120斛を支給された。
比二千石:郡都尉や丞相司直、光禄大夫、中郎将などが該当した。毎月100斛を支給された。
・これらを総称して「吏二千石」と呼ぶことがあった
・漢代に郡太守の代名詞として使われたことから転じ、知事などの地方長官を「二千石」と表現する用法がある。
中孚(チュウフ):易の六十四卦(カ)の一。兌下巽上(ダカソンショウ)。名称の表す意味は、心の中に孚(まこと)あること。
中傅(チュウフ):宦官のこと。中官。
中冥(チュウメイ):ゆうぐれ。「日 出でて政を聴き、中冥に至る」(家語)
中霤(チュウリュウ):古代に行われた五つの祭りの一。(詳細説明あるも略・・・)霤は雨だれ受け。➪五祀(ゴシ)
(参考)
漢検2「霤」 意味:①あまだれ。また、したたり。類)溜(リュウ) ②あまだれうけ。あまどい。「霤槽」 ③のき(軒)。
(注)「霤」に現行“あまだれうけ”という訓は無い。
五祀(ゴシ):①中国の家庭で行う五種の祭り。春は戸(入口の神)、夏は竈(ソウ)(かまどの神)、季夏は中霤(室内の中央の神)、秋は門(門の神)、冬は行(道路の神)を祭る。 ②そのほか五種の神の祭りが種々ある。
中牢(チュウロウ):羊と豚の供え物。また、ごちそう。少牢ともいう。 対)大牢(=太牢)
(参考)大牢(=太牢) *漢検2にも説明あるが、大字源から・・・
①牛・羊・豕(豚)の三種をそろえた供え物。天子・諸侯の行う社稷(シャショク:土地や穀物の神)の祭りに供える。 対)少牢
②牛・羊・豚のそろった料理。りっぱなごちそう。
中心(チュウシン)より面目(メンボク)に達す:心の底から至情が発し自然と顔に表れる。
*孟子の中の言葉のようだ・・・「チュウシンより・・・」で出されたら、何も考えずに「衷心」と書きそうだ・・・
中(チュウ)を執りて権(ケン)無し:中立の立場を執ることにこだわり、時と場合によっては変化すべきことを知らない。権は、物の軽重を量る分銅。その場に応じ、軽重を量って事のよろしきにかなう意。
*これも孟子の言葉。知らなければ、「ケン(剣)」と書いちゃいそうだ(苦笑)
👍👍👍 🐔 👍👍👍
今日も「中聖」でございます。
いい年して自分でも懲りないな~と思います(笑)
頭スッキリしたら再度学習しておきま~す
ありがとうございます
「清聖濁賢」てあるから、「中“賢”」なんてのもあるかと思ったら、無かったよ・・・。
rikuちゃんに相応しそうな「中濁」なんてのも無かった(笑)