おでかけたいむす

名所・旧跡・B級スポット、釣行記までおでかけ情報を現地取材した情報を写真入りで紹介。

港の別れ歌 「勝田香月記念碑(静岡県沼津市)」

2009-09-14 14:24:11 | 記念碑・歌碑
記念碑

勝田香月は明治32年に沼津で生まれた詩人で。沼津から富士宮の学校へ、卒業後は上京し尾崎行雄の知遇を得て国民中学会に入り、若くして編集長となり、その後日本大学へ入学、仲間と共に日本大学新聞創刊しました。

出船

詩人としては18歳の時に処女詩集となる「旅と涙」を出版。代表作である「出船」は18歳の時の作品で、北海道・東北を巡る旅の途中で作られました。雪の舞う北の港、幼少の頃に見た沼津の港がイメージされたようです。
大正11年に作曲家の杉山長谷夫が曲を付け哀愁を帯びたメロディが大ヒットし、作詞家としても評判を高めました。

勝田香月記念碑は沼津港の入り口にある港口公園に建てられています。


土偶作りも体験できる 「釈迦堂遺跡博物館(山梨県笛吹市)」

2009-09-12 14:30:32 | 美術館・博物館・資料館
釈迦堂遺跡博物館

山梨県の釈迦堂遺跡群は石器時代から平安時代まで広範囲にわたる年代の遺跡で、特に縄文時代の土偶が多量に発見されました。これらの資料を集め展示してあるのが釈迦堂遺跡博物館、中央高速・釈迦堂PAのすぐ近くにあり釈迦堂PA(下り)から徒歩で行くこともできます。この博物館では展示品を見るだけでなく、土偶作りも体験できます。

復元住居跡

博物館の横には復元された住居跡があります。釈迦堂では縄文時代から大規模な集落が形成されていたと考えられています。

病院建築群史跡 「旧澤野医院(静岡県袋井市)」

2009-09-11 14:55:43 | 歴史建築物
旧澤野医院

袋井市にある旧澤野医院は洋風の病棟、住居、離れからなる病院建築群史跡です。病棟は洋風2階建てで昭和9年に建築されました。

病棟内部

病棟の1階は待合室、診察室、レントゲン室、手術室などで構成され診察台やレントゲン、手術台などが残っています。澤野医院は江戸時代から本道(内科)を続けていたそうですが、簡単な手術も行っていました。

病棟2F

病棟の2階は入院患者のための病室が5部屋あります。畳敷きのベッドが珍しいです。

住居部分

住居は和風の平屋で安政の大地震の翌年に再建されたもの。天井に明り取りの天窓が着いているのが特徴的でした。この澤野医院は映画「たみおのしあわせ」のロケでも使われました。渡り廊下にある小部屋(写真右上)がオダギリジョー演じる神埼 民男の部屋です。

洋館

洋館は大正時代に造られたものです。純和風の住居に洋風の病棟や離れがある和洋混在ですが違和感を感じさせないのが面白いです。

池の平ハイキング 「池の平展望公園(静岡県長泉町)」

2009-09-08 14:58:05 | ハイキング
長泉町森林公園

長泉町のスルガ平を上に登った所にある「長泉町森林公園」は愛鷹山へのハイキングの入り口にもなっています。公園の駐車場から展望台までは直線的で階段が多いコースと曲がりくねったコースの二つ、いずれも林の中を進むルートになっています。「つるべ落としの滝」などに向かう場合は途中の林道で分岐できます。

自然公園の展望台からは駿河湾や伊豆半島を望むことが出来ますが、もうちょっと頑張れる人は、さらに上にある池の平展望公園まで目指して見ましょう。

池の平

展望公園には展望台やアスレチックの遊具や望遠鏡(無料で見れます)などがあります。

池の平からの眺望

標高は846メートル、森林公園の駐車場から池の平までは約45分です。ここからの眺望はとてもよく駿河湾や愛鷹山の山々を見ることができます。森林公園のゲートは午後5時に閉められてしまいますので、帰りの時間には注意が必要です。


長屋門と水車 「花沢の里(静岡県焼津市)」

2009-09-06 15:19:24 | ハイキング
案内図

花沢の里ハイキング、今回は水車小屋-仁王門-見晴らし台のコースを歩いてみます。

オシャモッツァン

小川に沿って登っていくとオシャモッツァンという変わった名前のものを発見、オシャモッツァンって日本語ではないような響きですよね。歯痛などに効力があるっていうけど、なんだかよくわかりません ^^;

農家

しばらくいくと集落があり、立派な農家が並んでいます。このような長屋門を持つ家は最近ではあまり見かけなくなりましたが、ここでは何軒も残っています。

水車小屋や仁王門など

集落が途切れたあたりに水車小屋、そして法華寺があります。門前には観音堂があり「乳観音」と呼ばれています。仁王門は元禄16年(1703年)の建立。ここは静岡方面、岡部方面の分岐路になっていますが今回は見晴らし台のある岡部方面へ向かいました。

見晴らし台から

坂道を登っていくと「見晴らし台」、ここからは焼津の港まで見えます。「バーベキュー」と書かれた看板がありましたが何もないわね、と思ったら小道が脇にあって

キノコ

キノコ型の東屋と藤棚?が日陰を作っていました。初秋とはいえまだ昼間は日差しがきついので木陰で休めるのはありがたいです。