翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

継続は力なり

2014年01月19日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2010年03月14日 | 基礎編)

学習のみならず、お稽古、リハビリなどなど、基本的に、一旦始めたらある程度継続しないと効果がなかなか出ません。

最初は「まるで進歩ないじゃーん、やっても無駄じゃい。」と思っても、これはほとんどの人が同じで、すぐ効果を実感できる人の方が少ないです。

しかし、人生いろいろな事が起こりますから、継続できないこともありえます。
翻訳学習も、やむを得ない理由によって中断することもありましょう。

では、中断した場合はどうするか?
 なるべく中断期間を短くする。
 中断期間中も、できれば(少しでも)何らかの形で英語に接するようにする。

お?「簡単にいうな!」と言いたいですか?
たしかに、書く(言う)は易し、行うは難し・・・。
さらに、中断期間が長期になってしまうこともありましょう。

そういう場合は、ここは潔く、一度リセットをかけて「最初から学習しなおすぞ!」くらいの開き直り(^_^;)が必要。

基礎=土台ですから、そこがグズグズになっている状態に上物をのせても不安定です。

もっとも、リセットをかけると言っても、過去に一度学習しているので、復習もサクサク進む(はず)ので、あまり深刻に悩む必要もありません。
「急がば回れ」
「継続は力なり」けだし至言です。
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PCスキルー③

2014年01月19日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2007年08月30日 | 基礎編)

<WORDについて>

(4)ヘッダーとフッター

ページの上下の余白にページ番号や見出しを入れることができます。
ページの上の余白に入れるものをヘッダー、下の余白に入れるものをフッターといいます。

ここで、ちょっと驚きの事実!
意外や意外・・・(プロを含め)すべての人ができるとは限らず、

 ページ内の一番上、下と解釈している場合もあります。

特に複数のページ数にわたる原稿の場合、やはりページ数が載っていた方が便利ですよね。

さて、どうするか? 
表示メニューの「ヘッダーとフッター」ツールバーを表示させましょう。
あとは、ヘッダーかフッターを選び、ページ数を挿入すればOK.
簡単ですから、やってみましょう。

また、ワードのヘルプ機能を使ってアニメのアシスタントを表示させ、利用してもいいですね。

やはり、翻訳者たるもの、ヘッダー、フッターもキチンと入れられるようにしましょう。
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PCスキル-②

2014年01月19日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2007年04月07日 | 基礎編)

<WORDについて>

(1)文書の入力、保存ができること。 

(2)書式の設定ができること。

 ・用紙のサイズを設定し、適切な余白を設定します。

 ・ページ設定で1行に入力する文字数と行数を設定します。
   この際、指定がある場合を除き、
   あまり詰め込みすぎないように=読みやすくしましょう。

 ・文字のフォント、大きさを変更できるようにします。
   ビジネス文書ですから、特異なフォントは避けましょう^_^;

 ・インデントを設定できる。
   左インデント、字下げインデント(1行目の頭を下げるとき)

(3)罫線を引くことが出来ること。

 ・罫線を引くときは、罫線ツールバーを表示します。

 ・(簡単な)表を作成できるようにすると幅が広がります。
   翻訳者たる者、文字だけ入力できればいい、というのは昔の話。
   表も作成できれば付加価値が…と言いたいところですが、
   今では、出来て当り前でしょう。
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PCスキル-①

2014年01月19日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2007年04月04日 | 基礎編)


今では、PCを持っていない、または触ったことがないという人はいないと思います。

PCがあることは大前提として、
問題は、どの程度使えればよいのか?です。
必ずしも最初から高度なテクニックを使える必要はないのですが、必要最小限のスキルはマスターしましょう。

通学、通信で多くの生徒さん達を見ていると、意外な盲点があるようですよ。少しずつ見ていきましょう。

------------------------

まず、ワープロ(ワード、一太郎等)を使えること。

そして、インターネットとEメールが使え、ワープロで作成した文書を添付ファイルにして送信できること。

この2つは大きな柱です。

------------------------

<添付ファイルについて>

稀に、添付ファイルができなくてもトライアルに受かってしまうこともあるようですが、たとえ受かっても仕事で困りますから、学習中に必ずできるようにしましょう。
私のスクールでも、メールはよくやっているが添付ファイルはつけたことがない、という人がいないことはないのですが^_^; クラス終了時にはちゃんと添付ファイルで課題を送れるようになっていますから、
もし、「添付ファイルってやったことがない」という人がいたら、マニュアルや市販のやさしいインターネット入門のようなものを読んで、トライしてみましょう。最初は、自分に送ります。(私も自分に送りました。自分で出した添付ファイルつきメールが自分に届いたときは嬉しかったです)
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辞書を買うとき-補足

2014年01月18日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2007年02月04日 | 基礎編)

辞書は見てから買いましょう、と書いたのですが、環境よってはそれも難しいこともあります。


実際に見られないときはどうするか?

いろいろありましょうが、私自身は、内容を客観的に紹介しているサイト(書店系など)を参考にするほか、マイナーな業界物は出版しているところに電話をかけて概要を聞いたりしています。(大抵丁寧に答えてくれます(^_^)。)

また、近くの書店に、「買わないかもしれない」ということを条 件にして入れてもらったこともあります(@_@)。
しかし、この手法が「どこでも」または「いつでも」通用するかはわかりません・・・。

もっとも、金銭的にかなりゆとりがある人は、迷うことなく、誰かに薦められる物をすべて買うということもありえます・・・か?(_ _;)

ちなみに、これまで情報を鵜呑みにして買い、その後に深~く後悔した辞書の数は3冊で、そのうち1冊は高額です(>_<) 


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辞書を買うとき

2014年01月18日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2006年12月28日 | 基礎編)

辞書を買うときは、情報を鵜呑みにせず、
必ず、自分の目で確かめてから買いましょう。

私自身、学習中に、薦められた辞書を事前に見ることなく注文して買ってしまったことがあり、結果として、全くといってよいくらい使いませんでした。

結構高価なものだったので(泣)、それ以来、必ず自分で確かめてから買うかどうか判断しています。

辞書も参考書も、相性みたいなもの?があり、(その人にとって)使い勝手が悪いと本棚の飾りになるだけです^_^;

まぁ、高ければ高いほど、立派な飾りになるかもしれませんが。(笑)

私の授業でも、一応オススメ参考書・辞書をご紹介するのですが、必ず自分で見てから買うように言っています。

辞書は、実務に入ってから相当な出費を覚悟せねばならず、
学習中は、いろいろな人から薦められるものをすべて買うのではなく、
自分で使いやすいもの、使えるものを基準に取捨選択する方が経済的ですね。
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辞書をそろえる

2014年01月18日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2006年05月22日 | 基礎編)

第1段階

まず、国語辞典は必須です。

日本語だからと軽視してはいけません。

日本語は、ひらがな、漢字、カタカナと3種類もあり、それぞれ注意しなければなりません。送り仮名、同音異義語、意味の確認作業も重要なことは言うまでもありません。
  

次に英和、和英の中辞典。

研究社、小学館などいろいろありますが、自分の気に入ったもので結構です。

第一段階としては、最低限、国語辞典と英和・和英辞典の3冊があれば、OKです。
   

第2段階

 次の段階としては、英和の大辞典。

これも、好きなものでいいのですが、最終的には小学館のランダムハウスと研究社のリーダーズ+プラスの両方あれば心強いと思います。

(これらはCD-ROMをPCに入れれば、和英として使用することも可能です。)
   

 さらに、英英辞典。

中高から使っている人もいるかもしれませんね。(私は、高校1年のときにオックスフォードを買ったのが初めてでした。)

そのときは、単に英語の学習用でしたが、翻訳では大変重宝します。

英和を引いても、自分の探す訳がみつからない場合には必ず英英辞典を引いています。

本屋さんで、実際に見て気に入ったもの、引きやすいと思ったものを選べばいいのですが、もし、英語だらけ!で難しそうと思ったら、(日本の出版社の出している)英英辞典で日本語訳も出ているものを選ぶのも選択肢の一つでしょう。

  
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日本語の理解力

2014年01月18日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2006年04月17日 | 基礎編)

言うまでもなく、英→日、日→英どちらの方向でも日本語は大事です。

日本語は母語だから、と言って軽視してはいけません。

日本語は難しいです。

特にビジネスで苦労するのが、日英の場合の「謙譲の美徳」精神に基づく日本語表現です。

五角形の四辺を通るような日本語表現をそのまま英語にしては、交渉はまず成立しません。

従って、日本語をまず解釈して「一体何を言いたいのか」をつかむ必要があります。

日英では、日本語の内容をつかむこと=理解できることが前提となり、

英日では、正確な日本語を使うことが必要になります。

どんなに英語ができても、きちんとした日本語が使えなければ、翻訳はできません。

普段の生活では、あまり注意しないと思いますが、たまには自分の日本語大丈夫だろうか?という視点で見てみるのもいいかもしれませんね。ちょっと意識するだけでも違うと思います。
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クーリングオフ期間が過ぎたら

2014年01月18日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2006年03月24日 | 基礎編)

語学学校に通う場合、クーリングオフの期間(8日間)を過ぎても、 中途解約ができるということをご存知でしょうか?

5年位前は、法律の規定がなく、途中で行かなくなった場合でも解約ができず受講料は戻ってきませんでした。

今では、特定継続的役務提供の契約はクーリングオフ期間後も中途解約制度を利用することにより、解約できるのです。(特商法§49等)

「役務」って何?・・・エキムと読みますよ(×ヤクム)。 
 ちょっと聞きなれないかもしれませんね。 
 英語のserviceといった方がわかりますか? 
 つまり、商品→物、役務→サービス です。 
    
特商法で「特定継続的役務」として規定しているのは、

 ・エステティックサロン、
 ・語学教室(英会話教室など)
 ・家庭教師
 ・学習塾
 ・パソコン教室
 ・結婚情報サービス です。
  
そのうち、役務提供(受講)の期間が2月を超え、受講料、入学金など契約の総額が5万円を超える場合が対象となります。

今は、ほとんどの学校がこれに対応しているはずです(法令順守)。

詳しくは、各自調べて確認して下さいね。
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学習法にはどんなものがあるの?

2014年01月18日 | 第ⅡBlog【基礎編】
(2006年03月15日 | 基礎編)

(HPにも書いているので簡単に)

☆ 学習法には、いくつかあります。

独習
メリット:お金がかからない
     自分のペースで勉強できる
デメリット:束縛がないので克己心がない人は途中で挫折する可能性
    自分の力について客観的な評価がわからない

学校に通う
メリット:プロのノウハウを盗む?ことができる
     他の生徒もおり、客観的な評価が可能
デメリット:お金がかかる
    スケジュールにあわせなければならない
このほか、そこそこの力があれば、いきなり翻訳実務に入り、そこで学ぶという方法もあります。

どれでいくかは、誰に聞いても皆意見が違うでしょうから、自分で決めるしかありません(当たり前ですけど)。

☆ 私自身は2を選んだわけですが、一番手っ取り早いと考えたからです。

実は、最初は3で行こうかとも思ったのですが(汗)、我流になるのは避けたく、また、効率を重視して2に決めました。

私の場合、当時専門としての法律翻訳があったのは一校のみだったので学校の選択の余地はなかったですが(汗)今は選択肢があっていい時代になったものです。

選択の際は、できれば実際に授業を見て比較するのがいいでしょう。

今はどこでも公開レッスンを行なっていますから、よい機会です。

個人的には、講師がどんな「人」かを重視していましたね。(これは肩書という意味ではなく、どんな教え方をするか、です。)

私が体験授業を受けた先生は職人気質の翻訳者でしたがそのスゴサがすぐわかり、受講しました。(私の職人気質はその影響か…)

ただ、学校に行っても、お任せモードの受動態ではダメで、自分から積極的に取り組むという能動態で学習する方が効果的です。

学校の話になると、言いたいことが山ほどあって止まらなくなるので(笑)、今回はこのへんで。。。
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