翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

理論と実践

2006年05月30日 | 雑記

以前、「資格と実務」という記事を書いたのですが、今回はその変形バージョンです(^_^)

法理論をこねくり返す(m(_ _)m)のが専門の友人と久しぶりに話したところ、

どうも話がうまくかみ合わないのです。

友人の方はすべてが万事って感じで、理論攻め。

一方、私の頭は完全に実務慣れしていて、すぐ具体的な事例が頭に浮かび、その行き着く先までシミュレーション 

たしかに、理論の上の実践なのでしょうが、何となく理論と実践との乖離?を感じてしまいました((+_+))

もっとも、私の頭からは「理論のための理論!」は大分消えてしまっている・・・。(その分英語が入っているって?

まぁ、お互いの立場の違いを認識しているので、いいかっ

それにしても彼はいつも一言多い「昔は民法の○○!?って言われていたのに、どうしたの? 」(;一_一)

 

 

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反証のナゾ

2006年05月28日 | 教室

授業での生徒さんとのやりとりです。(以下、R=私 S=生徒)

R「・・・・・・というわけで、反証(はんしょう)を許すかどうか、ですね」

S「ハンショウ?」

R「そう、反証(はんしょう)、火事のときに鳴らす半鐘(ハンショウ)ではないですよ(爆)」

S「火事?半焼(ハンショウ)ですね?全焼に対する・・・」

R「ちがう、ちがう、ここでいう反証は簡単に言えば反対の事実を証明をすることで(汗)、ギャグで言った半鐘は(昔)火事の時に鳴らすものですよー(文字を説明する)

     

自分では当然(反証)と思っていても、生徒の立場に立てば必ずしもそうではないことを再認識するとともに(反省)、いえ、それ以上に驚いたのが複数の生徒が「半鐘」を知らなかったこと…(@_@)

現代では滅多に見られないかもしれませんが、時代物も(TVなどで)見たことがないのでしょう…か…?(それよりヘタなギャグ言うな…という声が聞こえる) 

何やかやで、皆大笑い・・・でした

 

 

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翻訳の資格

2006年05月26日 | 英語・翻訳

ときどき、生徒さんから翻訳の資格について質問されるのですが、日本にはありません。

国によって資格事情も異なり、オーストラリアでは翻訳・通訳の国家資格としてNAATI があり、kaorinさん(「翻訳者の毎日」)も活躍していらっしゃいます。

敷衍すると、翻訳、通訳関連の日本の国家資格は「通訳案内士(ガイド)」しかありません。

このほかは、民間団体などが認定する資格、検定等であり、さらに、語学学校が独自に立案、実施するものも増えてきたようです。

国家資格以外は、その主催団体等の属する小社会の中で通用するのでしょうが、世間一般にどの程度通用するかは不明。

さて、こういった民間の翻訳の資格・検定に関する質問があった場合、生徒の属性に応じた助言や情報の提供をすることはあっても、「受けるかどうか」は本人の判断にまかせています

  あれっ、この記事、第2ブログ向きだったかな???

 

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トラのタテジマ

2006年05月25日 | 野球

最近、SHINJOのルール違反?が取沙汰されていますが、

先週の阪神戦でのトラユニフォーム着用は最大のファンサービス。

まさか、タテジマのSHINJOが見られるとは!(映像でしか見ていないのですが、実際にこの目で見たかった…)

まぁ、今季で辞めるからこそ出来ることなのかもしれません。。。

それで思い出したのが、数年前の阪神優勝!

当時はまだ語学学校の講師をしていたのですが、

優勝マジック点灯後は、(SHINJOではないけれど)トラのユニフォームか、ハンテンを着て授業に行こうかと(思い悩みました)・・・

駅のホームではトラのタテジマに身を固めた人を見るにつけ、「いいなぁー、授業より東京ドーム行きたいなー」

ちなみに、私の関西弁は生徒仕込みですが、生徒さんの教え方がうまいらしく、かなり精度があがっているようです。

先日も関西出身の方と話をしていたら、「何年くらい大阪の方にはいらっしゃったのですか?」と聞かれたほど(^_^)

と、いうわけで、私の授業ではときどき(生徒直伝の)関西弁が出ますので、あしからず・・・

 

 

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リーガル日英開幕

2006年05月19日 | 教室

いよいよ明日、リーガル日英06夏クラスが出航します(^_^)

これで、新学期のあわただしさも一段落ってところでしょうか。

今、提出訳文を見ているのですが、よく出来ています(@_@)

学習では、奇をてらうものよりベーシックなものの方が応用がきくと考えていますが(基礎の重要性+具体的妥当性を考慮して難易度を調整)、

たまに、「奇をてらうもの」を好む人もいます。そこで、分析してみると

① 学習者が見たことがないだけで、実務をある程度やっていれば枝葉にすぎない場合

② 「奇」の部分は、ちょっと調べればわかることで目くらましに近い場合 

が多いかな。

さて、明日出航の日英クラスに話を戻しますが、

120%!の自由裁量で運営しているので、生徒の様子をみながら、フレキシブルに対応していきますね(^^)

 

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ブログって?-その4

2006年05月15日 | ブログ

生徒さんに「ブログを読んでいると先生が疲れているのがわかる」と言われてしまいました。

 あららっ・・・(>_<)

そうです、私の生徒は

× 私がブログの記事を書かないと

○ 連日記事をあげていると

心配してくれるのです。

「先生、無理していませんか?」「大丈夫ですか?」といったメールを読むと、もう嬉し泣き!

でも、生徒さんは、私の状況を理解してくれているので、つくづく「生徒に恵まれている」と思います。

おぉ、そういえば、今週からは日英クラスが始まるのでした。

超忙しい中、参加してくださる生徒さんもおり、あらためて私もがんばらねば!と思います

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ブログ(第1&第2)上、個別の相談、質問等は基本的にお受けできません

また、TB、コメントとも、記事と関係のないもの、不適切なもの等、当方の裁量にて、随時削除いたします。

ご了承ください。

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Comments (3)
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生徒の質問

2006年05月12日 | 教室

今学期は、まだ始まったばかりなのですが、「楽しい」そうで(^^)、質問もよく出ます。

ところで、その質問・・・

   いいです!

私としては当然と思っているところ、

 あぁ、こういうところが疑問に思うのか・・・

 誤解をまねきやすい説明の仕方だったか・・・と

気づくことも多いのです。

質問するとき

これを聞いたら恥ずかしい! 

知らないのは自分だけ?

皆の前で言ったら笑われる?

などと思いがちですが、

聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥!

そして、教える側としては、素朴な質問をはじめ、教えるヒントになるのです。

そう、質問は自分のためだけでなく、教師のためにもなるのですから、お教室では堂々と聞きましょう(^_^)

思い出すと、自分がまだ生徒だったころ、

やはり質問するのは、恥ずかしく、質問しようかと思うだけで胸がドキドキしましたっけ。
 +
安易に聞くのではなく、自分でもよく考え、調べて、それでもわからない場合に質問していましたね(^_^)

 

 

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教える側の悩み-その2

2006年05月11日 | 教室

「教える側の悩み」は、05年4月に書いた記事ですが、最初に引用します。

悩みます。生徒にアドバイスすべきかどうか。

授業を通して、自然にその生徒の特質、クセ、適性などがわかるようになります。
生徒の側から相談を持ちかけてくれれば、その場でアドバイスできるのですが、そうでないと機会がありません。

かと言って、私の方から「○○さん、少し時間ある?」ということも憚られます。
以前、翻訳学校時代、ちょっとしたアドバイスをしようと思って↑と言ったところ、反対の意味にとられてしまい「何かしましたか?」と驚かせてしまいました(^_^;)

それ以来、生徒の側から申し出がない限り、アドバイスしたくてもブレーキがかかってしまいます。(もちろん授業中に(皆の前で)話せるものは話しています)

教師たる者、「単に授業時間に教えていればいい」とは思っていません。教室でお会いするのも何かのご縁ですから、できるだけ能力を伸ばしていって欲しいと思っているのです。

でも、ときどき、私の片思いかなぁと思うことも((+_+))

当時は、自分を信じて疑わなかったのですが(汗)

よく考えると、すべて価値基準が個々違うのと同じで、

アドバイスの要否にも、生徒には生徒の尺度があり、必ずしもそれが私の尺度と一致しているわけではない、とあらためて思います。

つまり、

「アドバイス?いりません。」

「自分のことは自分で考えます。」

という人がいるのも当然といえば当然なのです。

もちろん、その人のためになる、上達させたいと思ったからこそなのですが。

現在は、希望者のみにアドバイスするという方法をとっています。

短時間ではあっても、1対1で話す機会はとても貴重で、その人の特性に応じた助言をすることができると思っています。(反対に、こんな経営じゃダメですよ、と助言?されることもある…

 

 

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新茶のなぞ

2006年05月10日 | 雑記

 先月、ネットで新茶の予約をして、先日届きました。

○○県の○○さん作、というものです。

ところが、包装の裏を見たら、「東京都××区製造」となっているではありませんか!

  ???

包装をさらに目を凝らして見ると、小さく

「○○県○○さんの作った葉を使用しています」とありました。

う~むぅ、これって半分・・・・た感じもしないでもない

 

 ところで、昨夜22時頃から今日の10頃まで、散歩道のテンプレートを変えたのをご覧になりましたか?

海中を魚が泳ぐというグーの新作です。

気分が変わっていいかな、と思ったのですが、早速「今までの方が読みやすい」というメールを頂きまして^_^; 今日は戻しました。

難しいですね、デザイン読みやすさのどちらを重視するかって・・・。

 

 

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本音と建前

2006年05月09日 | 英語・翻訳

作業中、ときどき

内容と実態がかけ離れている、おっと間違い

ちょっと異なる印象を受けることもあります。

これも調べ物=検証作業をするからこそ・・・で、

何も調べずに字面だけ訳していれば、現実とのギャップを知る由もなく幸せ♪なのかもしれません

    ♪

さらに、見方を変えると、守秘義務の重要性がクローズアップされてきますね。

そういえば、駆け出しの頃は、自分が手がけた内容のものが新聞の一面を飾ったりすると嬉しくて「誰かに言いたい」「職歴に書きたい」と思ったことがありましたっけ・・・(笑)あぁ、なつかしいなぁ

 

 

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