雑誌、ネットその他の媒体に、翻訳者の参考図書・ツール、仕事の取得法と題するものが載っていることがあります。
辞書、参考書、和書・洋書・・・
教える立場になってすぐ直面したのが、「どれがいいですか?」という質問です。
回答するのに困りました^_^;
掲載されている物は、ほとんど持っていないし^_^; また、掲載されている仕事ゲット方法も「そ、そこまでするか・・・!?」ってことが書いてあったり。。。
中には、「翻訳者は必ず持っている」とか説明がついているものもあります。へっ? では、持っていない人は翻訳者ではない???
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親切なつもりで、多くの情報を提供しようという意図はわかるのですが、かえってそれが初心者には「まどわし草」になることもあります。
不安だから推薦図書は全部揃える、という人もいるかもしれません。不安な気持ちはよくわかります。でも、買ったからといって、力がその分増えるわけでもないでしょう。「これだけ出費した」という自己満足は得られるかもしれませんが。
私は、これまで多くの生徒を見てきて、レベルに応じて情報量を調節することによって、無理なく力をつけていかれると思っています(^^)
注:「レベルに応じて情報量を調節する」は、教える立場にたって、生徒の学習レベルに応じた情報を提供していく、という意味です