翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

38度と訳注

2007年02月27日 | 雑記
先週来、風邪をひき、38度の熱で体調を崩しておりました。
そういえば、06秋クラスの最終回、ある生徒さんが「38度の熱で」欠席されたのですが、"おぉ、38度って結構つらいものだ"と妙に納得。^_^;

ところで、
その間に納品したものにつき、一抹の不安あり。

翻訳文自体は、(体調が悪い分)念には念を入れたので大丈夫だと思うのですが、問題は【注】です。

なぜか(笑)注をつける段階になったら、根性で保っていた気合が抜けたのか? 余分な注をつけてしまいました。。。
  ↓それは
 計算です。
つまり、そこに記載されていた計算方法(文章ですよ)で実際に計算してみると、そこに記載された数値にならないのです。(@_@)

靄(モヤ)のかかった頭で計算したので、正確性は100%とはいえませんが、何回か計算しても数値が合わない。→そこで「計算が合わないのでは?」といった注をつけてしまったわけです。
 (もっとも、訳者は検算までする必要はない、というご意見もあります。)



☆ 皆さまも、風邪には十分ご注意くださいね。

 



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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
計算 (吉田)
2007-02-28 14:40:58
いつもためになる情報ありがとうございます。小生、退職後翻訳を志す者です。原文に計算が出てきたら、自分でも計算するほうが良いのでしょうか。ご教示賜れば幸いです。
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+ - × ÷ (Rei)
2007-03-01 11:31:22
はじめまして(^_^)

分野あるいは翻訳物の種類にもよって異なります。
さらに、(記事中にも書きましたが)翻訳者たるもの「文章のみ訳せば十分。そこまでやったら(報酬の)計算があわない」と考える人もいます。

また、計算もいろいろで、式だけの場合も多いです。

今回は、算出した数値が結構重要なポイントになるので、(ホントかなー)という気持ちも手伝って検算しました。^_^;

ちなみに、加減乗除を英語で表現できるようにしておくと日英のときに楽です。
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有難う御座います (吉田)
2007-03-01 21:39:12
ご多忙中にも拘らず、丁寧なお返事有難う御座いました。早速、加減乗除の英語表現を確認致す所存です。吉田
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