花歩る木

山と旅がすきです

 鋸山(千葉)

2012-01-29 11:55:10 | 山歩き

  1月26日鋸山に行ってきました。
          もう1つのシニアの山の会, 「Bくらぶ」 の新年山行は
     あたたかい、雪の心配のない千葉の「鋸山」で、
     下山して 海鮮料理の新年会が計画されていました。

     東京は今年初めての冬日だったようですが、
     鋸山の頂上以外は、大寒とは思えない明るい日差しに恵まれました。
     浜金谷から鋸山裏登山道を歩きました。

      
       
       石切り場跡。垂直の岩壁と洞穴が大迫力です。これみんな手で彫ったんですよ!!
       
      百尺観音 交通安全の守り本尊。その上が地獄のぞきです。 この人80歳になりました。


      鋸南町 「おくずれ」 の水仙
       

      
       見ごろの水仙。花束(100円)を買いました。

      浜金谷の「海辺の温泉」からの夕日
      
      
      
       丁度5時に伊豆半島に日が沈みました。
       素晴らしいお天気、本当においしい海の幸の数々、大成功の新年会で、
       忘れられない1日になりました。幹事さんのご苦労がむくわれましたね。
       ご苦労様!  ありがとう!
                        
                         ( 雪国のみなさま、本当にごめんなさいね。)
          


北京故宮博物院200選 展

2012-01-27 14:13:03 | 美術館

   1月24日上野の東京博物館へいってきました。
     1月2日から、2月19日まで、日中国交正常化40周年を記念した
     特別展「北京故宮博物院200選」が、開かれています。
     中国4千年の至宝の数々のうち、門外不出の名品が日本で初公開されています。

     

      
          
     
     何と言っても、一番の人気は名品中の名品といわれる「清明上河図」。 一級文物
     これを見んがために、夫と私は9時30分開館の15分前に着いたのに、
     「なに これ!」と驚く長い、長い行列。今まで経験したことなかったくらい。
     「清明上河図」だけはこの日限りなので、熱烈フアンが殺到したのかしら?

     10時に館に入れましたが、「清明上河図」を見る列は、その上4時間待ちだというので、
     残念無念で私たちはあきらめました。TV「日美」を見たからいいことにしよう・・・って。

           
      北京故宮博物院(紫禁城)         長さ5m、幅24センチの本物ですゾ。↑

           
      1月8日のゲスト 浅田次郎さん       現代の河南省開封市

           
            
                                            NHK「日曜美術館」より
      「清明上河図」 12世紀初頭に描かれた春の清明節の1日、北宋の都「開封」の
      賑わいと、庶民の日常の様子を克明に描いた絵巻。
      これほど当時の人々の姿をいきいきと描いた絵は、世界でも類をみない傑作だそうです。
      ちなみに、この絵に登場する人物は773人ですって! 神技ですよね!!


      「康煕帝南巡図」
      「清明上河図」をパスして、私が一番魅かれたのは「康煕帝南巡図」でした。
      清朝の第4代皇帝・康煕帝が江南地方を視察したようすを描いた作品。
      2巻展示されていて、横26m、33mの大きなもの。一級文物
      ゆったりみられました。


         


         
      
      「南巡図」は「清明上河図」の清朝版ともいえる作品です。
      12巻描くのに6年かかったという清朝の“国家プロジェクト”だったのでしょう。
      スケートをする満州族の人々(上、左) 西洋人に交じって琉球使節の顔(上、右)

      北京に帰還する康煕帝の一行のすがた。正陽門から太和殿に至る
      紫禁城の風景はまさに壮観で、昨年 ここを旅してきたので、よく理解できました。
      また、映画「ラストエンペラー」 や テレビドラマの「蒼穹の昴」 を思いだいました。

      国外へ出たのは初めてという中国4千年の至宝、しかもほとんどが1級文物。
      観光で見た故宮博物院の宝物は、ほんの1部だったんですね~。

                    朝日新聞さん、ご招待券 ありがとうございました。 
     


ミュージカル・「ボニーとクライド」

2012-01-22 12:01:43 | 映画 演劇

1月16日 青山劇場へ ミュージカルを見に行きました。

     ボニーとクライド  (8~22日)  
      1967年に公開された 「俺たちに明日はない」 の米映画を
      原作にしていて、日本で初めて舞台化されたミュージカルです。
      友達4人で新年会行事にして、行ってきました。

           青山劇場で公演中。

          世界恐慌期のテキサス。
          クライドは窃盗で刑務所入りと脱獄を繰り返す。
          場末のカフェで日常に倦んでいたポニーはクライドと出会って恋に落ち、
          その相棒となって銀行強盗に手を染め、2人は世間を騒がす。
          ハードボイルドの中に、ロマンスや家族愛や友情もはいっている。
          沢山の銃弾を浴びて、絶滅するラストシーンは特別見もの。・・・でした。

     主役の 浜田めぐみは、四季を退団してフリーとなった後の第1弾で、
     この道では 大変な実力者で、フアン層も厚い人です。
     その歌唱力はすばらしかったですよ。
     「やるぞ!」と燃える何かを、見る人の心に響かせたい・・・と会見で語っていました。
 
      
                          青山劇場前

     観劇前に、青山通りの 「カフェ・ラントマン」で昼食をしました。
     ここは、ウイーンのリング通りに130年以上の歴史をもつ、
     「ウイーンで最もエレガントなカフェ」 と言われているお店の
     海外第1号店で、本店をかなり忠実に再現した、格調高い店内です。

     
      
     食事でウイーンの雰囲気を味わい、
     ミュージカルでブロードウエイの雰囲気を味わえた新年会になりました。


八重山4島めぐり

2012-01-18 17:50:45 | 


1月12日、13日、14日 石垣島へ行ってきました。

     東京はこの冬一番の寒さ。最高6度、最低1度の日。
     「寒の内 寒、乾、患で こりゃ い カン 」 と
     気象予報士が言っていました。
     それなら、前から行ってみたいと思っていた“八重山諸島”へ
     行ってみようと、お安いツアーに乗っかりました。

           
           飛行機から見た富士山           よく撮れたでしょう!!


  八重山4島めぐり       

   1月13日
      石垣島  西表島  由布島  竹富島  石垣島
      
     西表島 は島のほとんどが未開のジャングルや大自然に囲まれています。
      仲間川を遊覧船で往復して、マングローブ流域を見ました。
      天然保護区域で、日本最大級の国の天然記念物だそうです。
      板状の根が珍しいサキシマスオウの巨木も見学しました。

     由布島 は 西表島から400~500mを水牛車で
      のんびりと海を渡り亜熱帯植物の楽園へ行きます。
          水牛は昭和7年ごろ、台湾の開拓移民とともに渡ってきて、
          農耕用として働いていました。
          現在由布島にいる水牛大五郎一家は約40頭余り、
          それぞれ名前がついています。私たちの牛は「悠太くん」で、
          大きな角と水が大好きなのが、特徴・・・だとか。
      ガイドのおじいが三線をひいて民謡を唄ってくれました。
      「あさどーやユンタ」  誰でも知ってるメロディーで、
      合いの手の「サーユイユイ」  「マタハーリヌツンダラカヌシャマヨー」
      は それから何度も聞き、唄いました。

     竹富島 は、集落内はどこまでも白砂の道が続き、
      サンゴの石垣が昔ながらの沖縄の風景を残していました。
      サンゴ礁を砕いた白い砂を敷き詰めた道路は
      夜でも光って安心して歩けるそうで、街灯はありません。
      国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
      赤瓦古民家集落を水牛車で観光しました。
      
      
   1月14日石垣島観光

      バスガイドさんの案内で石垣島の名所をまわりました。
      川平湾は国立公園の上、ミシュランの三ツ星をもらっている
      景勝地でした。グラスボートでサンゴ礁を見学。
      東海岸の玉取埼展望台からは石垣島北部に広がる海、
      東に太平洋、西は東シナ海が見られました。


      1年中 緑におおわれ、花に彩られています。
      

      
  
      

      

      

       オオムラサキシキブ さすが何でも大きい!

       「八重山」という名は諸説あるも、いまのところ決め手はないそうです。
       小さな島では、「誰でも入ってこられるように、お家に鍵をかけない」
       おじいも おばあも 年をとっても何らかの仕事はあるから、ボケナイ。
       うらやましいのんびりさ、ゆったりさ の満ちた島でした。
       
       「竹富島憲章」 というのがあります。
       木曽の妻籠のように 売らない、壊さない、生かす…などのほか、
       「私たちは 静けさ、秩序ある落着き、善良な風俗を守ります。」
       などなどの、人格向上も求められている島でもありました。
      
                     ニーファイユー  (ありがとうございます)
                      ・・・・ やっと1つ覚えた八重山の方言


 鎌倉七福神

2012-01-09 20:55:03 | ウオーキング

  1月7日鎌倉七福神の初詣に行ってきました。

      現在、私は2つの山の会に所属しています。
      その1つは 主に土日に 現地集合で集まった人が
      その日のメンバーになって参加するやり方をとる“M会”   
      50人ほどの会員がいます。

      この日はM会の新年行事で鎌倉の七福神を巡りました。   

      
      JR北鎌倉駅集合                道すがら民家の蝋梅が香る。
     
      浄智寺の布袋さま(家庭円満の神様)
      山門右手奥の庫裡裏手の洞窟の中に立っている。
      お腹をさするとご利益があるとされ、みんなが撫でていくので
      黒くなっているのが微笑ましい。


      鶴岡八幡宮 弁天さま (芸の神、財運を招く神様)
     
      
     

      
     左:  舞殿
       本宮の石段の前に建っている。
       義経の愛人、静御前が 「吉野山 みねの白雪踏み分けて
       入りにし人の あとぞ悲しき」   と詠み舞った。
       これが頼朝の怒りをかい、義経の子と自らの命を失う悲劇を生んだ所。
     
      右:鶴岡八幡宮(弁天さま)
       源氏池の島にある「旗上弁財天社」に祀られている。
       が、ご本尊は拝観できない。                                       
    
       鎌倉といえば鶴岡八幡宮、源頼朝が石段を登り切った正面の随神門を
       作ったのが1191年。平家は滅亡し、奥州・藤原氏も討伐し、
       1192年に征夷大将軍になって、絶頂期であった。
       「いい国作ろう~1192」 小学校?中学校? で覚えましたよね。
    
       今年の大河ドラマがどこまでいくのやら? 平安末期、鎌倉初めが
       興味もたれます。

      寶戒寺 毘沙門天さま (病魔退散、財宝富貴の神様)
     

     

     
      毘沙門天様は、本堂の中のご本尊の左隣に安置されている。
  
      宝戒寺は鎌倉の中でも花の寺として有名で、桃、椿、梅、桜でつぎつぎと
      お寺の庭が彩られます。今回は水仙がちょうどよかったです。


      妙隆寺 寿老人 (長寿の神様)
      
      木造の小さなお堂の中に、木造の寿老人像が安置されている。

      本覚寺 恵比寿様 (商売繁盛、五穀豊穣の神様)
     
      恵比寿様は山門を入った境内右側の「八角のえびす堂」に祀られている。
      さすが商売の神様、なんとにぎにぎしい、はではでしい雰囲気。

     
      長谷寺 大黒さま (出世、開運の神様)
     
      大黒堂の大黒天をお参りする。
      本尊はやや小ぶりだが、横に極彩色の大きな大黒様がおられた。
     
      このお寺も花がきれいで有名。由比ヶ浜の眺めがすばらしい。


      御霊神社 福禄寿 (知恵の神様)
              
     
      拝観料100円を納めて、宝蔵庫を開いてもらう。
      庫には県指定無形民俗文化財の面掛行列用のお面が並ぶ。
      中央にひときわ大きい福禄寿のお面があった。

      この後、江の島へ行き、しらす丼、海鮮丼の遅いランチを頂きました。


         5~6年前に鎌倉にはまって、毎月色んなところを歩きました。
         今回久しぶりに行ってみて、私の知らない道、知らないお寺を
         案内してもらって、あたらしい発見がありました。
         これから花の季節を迎えますが、又足を運ばねば・・・と
         次の鎌倉詣でをイメージしています。


高尾山(138)

2012-01-06 12:17:08 | 山歩き

  1月3日高尾山へ初詣にいってきました。

     明けましておめでとうございます。
     今年こそは 世界が平和でありますように 祈ります。

     毎年1月3日は高尾登山を恒例にしています。
     日本海側に雪が降っているのに、高尾山には雪もなく
     ハイキングに打って付けの日和でした。

      
      JR高尾駅からバスで終点の小仏におりると、すぐに「宝珠寺」という禅寺があります。
     ここに「都の天然記念物 カゴノキ」 ↑ があります。高さ23mの大木。
     
     カゴノキとは、木の皮の“まだらもよう”が小鹿の“もよう”のように見えるので、
     鹿子(カゴ)の木と名前がつけられたようです
      

     
      小仏峠を少し登ったところから見た富士山
      
      下に見えるのは相模湖            一丁平からの富士山


      
      薬王院へ来ました。             護摩をたくために本堂に向かうお坊さん達。
     
     正月3日なのに、善男善女の長い行列。
     おまわりさんが大声で整理していました。ほとんどはカジュアルな服装の人たちですが、
     着物姿の人が一人、ハイヒールの人もいましたよ~。

         高尾山は都民のオアシス。交通の便がいいので、らくらく日帰りができます。
         「ミシュラン効果」もあって、今は年間260万の人が訪れます。
         その昔、北条氏照によって生き物の殺生禁断、植物を切ることは違法と
         されたお蔭で植物の種類は1300種あるとか。
         高尾山は東京の宝物 なのです。
         今年も仲良くしてください。たかおさま。