2018年2月17日 「仁和寺と御室派のみほとけ」展の 後期を見に行きました。
この特別展の記念講演会が、平成館大講堂にあって、参加できました。
講師は特別展室長の 丸山士郎さん。
後期(2/24~3/11)は、この特別展のハイライト、葛井寺(ふじいでら)の
《千手観音菩薩坐像》と、仁和寺の秘仏《薬師如来坐像》お出ましになります。
写真はTV日曜美術館より
国宝 《阿弥陀如来坐像》 仁和寺創建当時の本尊。定印を結ぶ平安時代仏
葛井寺の《千手観音菩薩坐像》 秘仏。国宝。千の手、千の眼(手のひらに書かれている)
11の顔を持つ。現存最古の千手観音像。
本体は42キロ(漆と麻布で張子状に仕上げた乾漆造り)
360度からぐるりと鑑賞できる貴重な機会です。
仁和寺の秘仏《薬師如来坐像》 《千手観音菩薩坐像》重文 徳島・雲辺寺蔵
像高11.8㎝ 最小の国宝仏 眼病治療のためにつくられた仏
仁和寺と言えば、「御室桜」が思いだされます。遅咲きで、背が低い桜の林が有名です。
後期に入ってから、絶対に見逃せない大スターがお出ましになりました。
学芸員の丸山さんは、「前期は来場者が1日約3000人ほどでしたが
後期になって俄然多くなり、本当に安心しました。」とおっしゃってました。