9月22日友達と日帰りバスツアーで、「川越の町散歩+老舗のウナギ、
巾着田のヒガンバナ、塩船観音寺のハギ」 鑑賞に行ってきました。
川越
小江戸・川越は、大勢の観光客でにぎわっていました。
巾着田
東京では、もう1週間前に花の盛りは過ぎてしまいましたが、
巾着田はちょっと遅くて、まだ充分鑑賞できました。約500万本の曼珠沙華で
あたり一面、絨毯を敷き詰めたような、幻想的な雰囲気に包まれていました。
塩船観音寺
⇈ 観音様
塩船観音寺は、春のツツジが有名です。ハギは今日のおまけって感じですね。
来年は、是非ツツジを見に来ようと友達と約束しました。
9月18日 NHKで夜7:30から北斎、お栄のドラマが放送されるのを
計算して、午前中に美術館へ行ってきました。
眩(くらら)~北斎の娘~
写真はテレビから
ドラマのプロローグは、ロンドンの大英博物館で、2017年、22年ぶりに
日本人画家の大規模な展覧会が開かれていて、テンポよく会場へ入って
いく宮崎あおいさんの姿から。
北斎の娘・お栄に扮した宮崎あおい 筆を握れば生き生きとする生来の絵描き
お栄の作品
色彩豊かな絵です。お栄は、「影と光」に悩みながら修練をつみ、
北斎を凌ぐともいわれた絵師でした。
北斎最晩年の作品 富士越龍図
北斎は、90歳で、亡くなる直前、「あと5年命を呉れたなら、真の絵師に
なれたのに~~~」と言ったそうです。
観終わって、最近の映画、テレビドラマの中で、最高水準の作品であり、
最高の感激をもらった作品だったな~と思いました。
映画「百日紅Miss Hokusai」
2年前、杉浦日向子のまんがを映画化したものを、見ました。
杏さんが、はじめて長編アニメの声優に挑戦した作品で、向こう気の強いお栄を
品よく表現していたと記憶しています。
写真はHPから
9月18日台風が駆け抜けた快晴の朝。行ってみたいと思っていた墨田区の
「すみだ北斎美術館」へ行ってきました。
「大だるま製作200年記念 パフォーマー北斎、江戸と名古屋を 駈ける」
と言う企画展です。 ~10月22日まで
両国駅から北斎通りを歩いて10分。
さほど大きくない公園の奥の敷地に美術館は建っています。思っていたより
小ぶりです。が、全体がアルミパネルに覆われていますので、銀色に光っています。
妹島和世さんの設計です。金沢の21世紀美術館(は、西沢立衛さんとの共作)を
見ていますので、「やっぱりネ。そうだろうネ」・・・と言うのが感想でした。
葛飾北斎(1760~1849)は、すみだの地で生まれ、およそ90年の生涯の
ほとんどをすみだで過ごしながら、すぐれた作品を描きました。
⇈ 入口
左: 美術館のロゴマークです。北斎の代表作である「富嶽三十六景 山下白雨」に描かれた稲妻を
デザインしたもの。
中: 展覧会のちらし
右: トイレの入り口の壁絵になっていた北斎の作品 「諸国滝巡り」(下野・霧降の滝)
3階のロビーに「パフォーマー・北斎になって見る」コーナーがあります。
120畳のだるまの一部の上で、筆代わりの箒や墨桶が用意されています。
かわいい女の子が北斎になっていました。
今から200年前(1817)、葛飾北斎は、名古屋城下で「北斎漫画」宣伝のため、
120畳大の大ダルマをえがくパフォーマンスを 開催したそうです。
米粒に雀2羽の極小画も画いたそうです。
朝早かったので、混雑もなくゆっくり拝見できました。
展示品は、全体に小さく、画の細かさはびっくりするほどでした。
すみだの誇り、日本の誇りを拝見してきました。
9月7日 雨なので、映画に行ってきました。
Bunkamuraル・シネマで、「セザンヌと過ごした時間」が上映されています。
11時からの第1回に間に合うように45分前に到着しましたが、
大勢の人が待っていて、最終的には満席のようでした。
フランスの画家、ポール・セザンヌは、ゴッホ、ゴーギャンとともに
ポスト印象派を代表する画家として、《近代絵画の父》として有名です。
物語は、誰もが名を知る芸術家二人(少年時代に出会ったセザンヌとゾラ)
を主人公としながら、人生の歩み、創作の悩みなどを美しい故郷
エクス・アン・プロヴァンスを背景にして、描かれる作品・・・かと
イメージして行ったのは間違い。驚くほど人間臭く、不器用な男たちの
互いを傷つけあいながらの、男の友情(と別れ)の物語でした。
もっと、冷静で哲学的な人かな?…と、思っていましたけど。
強烈な個性を持つセザンヌの姿が描かれていました。
南仏、エクス・アン・プロヴァンスは、17~18世紀の街並みが残る
美しい街。世界遺産に指定されています。5年前に、この町とセザンヌの
アトリエ、サント・ヴィクトワール山を訪れましたが、その総決算として
もう少しやさしい、セザンヌの光に満ちたシーンを見たかった・・・
と思うばかり。
9月1日雨なので映画に行ってきました。
戦国史上最大の合戦「関ヶ原の戦い」は、これまで映画やドラマに
何度も取り上げられてきた天下分け目の決戦ですが、
今回は、司馬遼太郎原作、原田真人監督で、キャストが、
岡田准一、役所広司、有村架純、東出昌大、平岳大など豪華版。
見なきゃいけない映画だと、待っていました。
石田三成の岡田准一 映画のポスター 初芽(くの一)の有村架純
石田三成は、「純粋すぎる武将」と言う役柄で、不器用ながら
人間味のある、新たな三成が誕生し、岡田さんは馬術も殺陣も
完璧で好演していました。
徳川家康には、役所広司、太ってメタボでしたが、家康のイメージ
には、ピッタリでした。
初芽は、三成に仕える忍び。朝ドラのみねこちゃん、しっかり、かわいく
時代劇も好演していました。
合戦シーンは、大迫力で圧倒されました。キャストの熱気は充分
伝わってきましたね。ただ、台詞が早い、方言だし、(耳が遠いのか)
聞き取れなくて残念な思いをしました。
もっとこの映画の予備知識をもって行った方が良かったと思いました。
帰りにパンフレットを買ったので、今、勉強中。
分かってくるともっと面白くなってきました。