花歩る木

山と旅がすきです

宇野千代展 (横浜・山手)

2017-06-30 13:59:09 | 美術館

6月27日横浜・山手を散策しました。

      友達5人で、横浜駅で集合し、山手エリアにある 「港の見える丘公園」内にある
      「神奈川近代文学館の「宇野千代展」を見てきました。  ~ 7月17日まで

       
      
        みなとみらい線・元町駅をおりてエレベーターで昇った出口が 「アメリカ山公園」、一気に空が開けて
     色とりどりの花が出迎えてくれました。「港の見える丘公園」は、すぐ隣に続いています。

      生誕120年 宇野千代展ーー華麗なる女の物語

      宇野千代(1897~1996)は、98年の生涯で、小説家、雑誌編集や着物のデザインなど
     多彩な活動をした人です。多くの文化人と恋愛し、結婚をし、交友を糧に歩んだ人生
     だった
ようで、展示の着物や愛蔵の品々は素晴らしかったですが、それよりもイケメンの
     ボーフレンド
達の写真は、ため息が出るほど特別豪華でした。
      
      
      展望台からの眺めは(多分)横浜随一。名前の通り横浜港、ベイブリッジなどが一望できます

      
      
      「港の見える丘公園」の花たち。自然に植えられたローズガーデンは、見ごろを過ぎていても美しい

      中華街

      
      中華街でランチ

      元町をぶらぶらして、久しぶりの横浜が外国のように新鮮に見えました。


入江一子シルクロード記念館 (東京・阿佐ヶ谷)

2017-06-29 15:05:12 | 美術館

6月25日入江一子シルクロード記念館へ行ってきました。

           101歳の入江一子さんの、シルクロード記念館が杉並区阿佐ヶ谷にあります。
      以前、大村智先生(ノーベル賞受賞・女子美名誉理事長)の所蔵する女子美卒画家
      の
展覧会に行ったときに 初めて入江一子さんの作品に触れました。

      今回は、NHKの日曜美術館で放送があったので、入江さんのアトリエ兼住まいが
      展示場になっている記念館を訪ねました。
      記念館は、JR阿佐ヶ谷駅北口から約10分の分かりやすい所でした。

          

       入江さんが居間からお顔みせに

      
      今秋に出品する製作中の大好きな花の作品
      
      旅行中に集めた人形などが飾られているコーナー

      シルクロード

     
      「トルファン祭りの日」 シルクロードを描いた傑作と言われる画
          
      「敦煌・莫高窟」 入江さんが一番行きたかった所
      
      中国・四姑娘山(スークーニャンシャン)

      
      「青いケシ」 立川の中央病院のエントランスホールに飾られてあります

      
      入江家の居間
       お話をしてお帰りです

      101歳の入江さんが、来場者に挨拶にいらっしゃいました。
      お声も大きくはっきりしと、滑舌はなめらかで、耳は全く問題はなく、にこにこして
      楽しそうにお話をしてくださいました。骨は丈夫で「階段から落ちてもなんともなかった」
      ・・・と、
付添いの人の話。  お肉が大好物だそうですよ。

      一世紀ちかく、毎日絵を描いたそうですが、今、絵がだんだん描けるようになってきて
      命がけで描いています・・・と。
      
      50歳を過ぎてから毎年シルクロードへ出かけ、約40年間毎年200号の絵に仕上げたそうです。

      
      72歳で「青いケシ」を描きたくて、中国・四姑娘山(4,000mの高地) へ出かけられたそうで、

      「一世紀」の重みが感じられました。           

      

      


高幡不動(東京都) アジサイ

2017-06-20 21:39:15 | ウオーキング

6月19日京王線に乗って 高幡不動 へ行ってきました。

      不動尊境内のアジサイが見ごろだというので、何十年ぶりかで参拝に行ってきました。

      
      仁王門をくぐると 不動堂(重文)が表れます。  東京都随一の古文化財建築物です。

      
      五重塔 高さ45m、
      
      境内には、200種、7500株のアジサイが妍を競っています。
      

      山内八十八ヶ所めぐり が出来ます。

      

      
         山内 第一番 の弘法大師さま

              
       第二番                            自生の山アジサイ 「美栄の華」

      
      アップ・ダウンが多くて御大師様の前でぐったりしている人

          
      テンポよく登っている人
      
      
      2時間超かかって、満願出来ました。

      
      境内の裏山、不動ヶ丘には、八十八体の弘法大師が祀られていて、この巡拝路沿いに
     7,500株のアジサイ、山アジサイが咲き乱れていました。毎年20万人が訪れるという
     プチトレッキングを兼ねた、すばらしいコースが東京にあるのを再発見できました。

 

 



      


明治神宮御苑(東京都)・ハナショウブ

2017-06-11 12:42:32 | ウオーキング


6月8日明治神宮のハナショウブを見てきました。

     梅雨入りして3日目、やっと雨が降りそうなので、午前中 新宿で、映画「花戦さ」を見て
     午後、ハナショウブを見に明治神宮へ足を運びました。   (残念ながら今日も雨無し。)

         
      
      
      
      御苑のハナショウブ

      明治天皇の思し召しにより昭憲皇太后のために、植えられてものです。
      現在では、約150種1500株が咲き競うそうです。8分咲きの見事な花菖蒲を愛でられてラッキーでした。
      
      
      清正井(きよまさのいど) 
      花菖蒲田を遡った木立の中に清水が湧きだしています。この清水が、花菖蒲田を潤し、
      流れ下って、渋谷川の源流となるそうです。

      
      
      南池(なんち)のスイレン

     

      映画は、私の期待が大きかった割に心に響きませんでした。
      大ベテランの俳優さん達の個性が大き過ぎて、役の人物がかすんでいたような、、、
      意識的でしょうが、主役の野村萬斎さんの、「顔芸」のupが多すぎて、、、
      千利休さんは、一番当てはまってたかも、、、、?   佐藤浩市さん、往年の
      三国連太郎さんが立派な「利休」を演じていらっしゃったからやりにくかったかも、、、
      
      さるの絵が出てきましたが、誰が見ても「等伯」ですよね。
      
      

 


新倉山(山梨県)・アヤメ

2017-06-09 15:40:04 | 山歩き


6月5日富士山の近く、新倉山(あらくらやま1180m)へ行ってきました。

          富士急行・下吉田駅から歩いてちょっとで、新倉富士浅間神社があります。ここが
     ハイキングコースの入口。神社にお参りして、(コノハナ)サクヤヒメ階段(398段)
     を登ると、富士山のビューポイントで有名になったパノラマ台・忠霊塔(戦没者慰霊塔)
     に出ます。今や「正面に富士山、満開の桜、赤い忠霊塔」の構図は外国人にとって
     日本を代表する景色になっているんじゃないかしら?

     桜の次にアヤメもきれいです。山の中腹に「約5万株」といわれる群生地があって、
     それをみたくてやってきました。この日は咲き始め、、、だと、地元の人の話。
     

      
      新倉富士浅間神社の大鳥居

      
      富士パノラマ台から    富士山は、おかくれです

      
      
      アヤメの群生地      「水を下さい!」 「We are thirsty ! 」

      
      標高差は400m位 アカマツ、カラマツの林の中
      
      ホタルカズラ
          
      
      キンラン、ギンランが丁度見ごろでした

           
      頂上は林の中。あと5~6分進めば展望の良い「御殿」と言うところに出たのに・・・と途中でであった
      地元の人に残念がられました。来年、再挑戦しましょう!

     
      地元、富士吉田の韓国出身の作家、第100回芥川賞受賞の言葉が碑になっていました。
      エッセー「富士山」から

      すべてが美しかった。それだけではなく、山脈を見て、美しいと感じ
      呟いている自分もやはり素直で平静だった。


      韓国を愛している。
      日本を愛している。
      二つの国を私は愛している。


          
      


      


高尾山・セッコク

2017-06-04 10:22:40 | 山歩き

6月2日高尾山へセッコク(石斛)を見に行ってきました。

      セッコク訪問は、この時期の私の恒例行事になっています。
      2~3日遅れたかな?、、、との心配はありましたが、、、。
      
      JR高尾駅前⇒日影⇒いろはの道⇒4号路⇒ケーブル山頂駅
      大勢の人が行かない道を歩いて、1番目のセッコクの着生地へ。
      ケーブルの山頂駅のホーム脇の桜の樹2本に咲いていました。
      例年よりちょっと花が少なく感じられましたが、、、
      
      
                                             ケーブル山頂駅ホームのセッコク
     
      11丁目⇒2号路・3号路⇒頂上⇒6号路
      6号路の中ほどに案内の看板があります。

            
      
      沢沿いの道で杉の大木に着生しているランを見上げている人を必ず見かけます

      6号路⇒ケーブル清滝駅(下駅)

      
      
      ケーブル下駅のホームに入れてもらえた。距離が一番近い。

            
           ホシガタイナモリソウ                     サイハイラン

      セッコクは、高尾山に自生するランの中で、一番知られていて、親しまれています。
                                
                                                                 この日は、行ったり来たりして31115歩歩きました。