5月18日東京都庭園美術館で開催されている、
「メディチ家の至宝・ルネサンスのジュエリーと名画」を見てきました。
上野の東京都美術館で行われている「若冲展」へ行く予定でしたが、
そんな呑気な状況ではないことが分かって(待ち時間が3~5時間だって!)
目黒の庭園美術館にいってきました。
前日の雨がすっかり上がって、真っ青な青空。
「メディチ家の至宝」展
15世紀から300年にわたってフィレンツェに君臨し、繁栄したメディチ家、
ボッティチェリーなどのパトロンとしても有名なメディチ家にまつわる展覧会です。
ルネサンス文化発祥の地、フィレンツェ
ロレンツォ・イル・マニフィコの肖像 マリア・デ・メディチの肖像
15世紀中ごろの当主 コジモ1世の長女・17歳の若さでなくなる
コジモ1世をかたどったカメオ 全長6センチ(?)ぐらいのカメオ
16世紀から約300年間君臨したメディチ家の当主
世継ぎの誕生を願ったバロック真珠の置物 海の怪物セイレーンがついたペンダント
カメオの宝石が多かった。(バロック)真珠、七宝、金、ルビーなど、
“カメオは教養とステータスの象徴”だったのだそうです。
が、人だかりで、とてもゆっくりは見られませんでした。
展覧会の写真は、NHKテレビから拝借しました。
庭園
緑が濃くなりました。この後ろ側に広い日本庭園がありますが、
まだ修復中です。 出来上がるのは来年でしょうか?
5月11日、5月12日朝一番で金沢から富山に入りました。
富山市は、初めて訪れる都市で期待でいっぱいなのですが、
お天気が今一つ思わしくありません。
地図を見れば、割と近い範囲に美術館があるので、主目的は
美術館にしました。
富山市内とトロッコ電車
○ 富山市ガラス美術館 「ガラスの街とやま」の中核施設として
現代ガラス美術を中心に展示してあり、昨年8月にできたのです。
何しろ、隈研吾さんの設計ですから見たいでしょ?
ところが、「本日は臨時休業」だというので、ちょ~~ガッカリ
係りの人が、気の毒がって絵葉書を下さったけど。
○ 富山県水墨美術館 神通川そばの広大な敷地に立つ日本庭園
のなかにあります。肌で日本文化の美を鑑賞できるところ。
○ 富山県立近代美術館 20世紀の流れをたどる美術館です。
学芸員の方が、1時間ほど20世紀以降の巨匠たちの作品や
抽象美術、シュルレアリスムなどを、ギャラリートークして下さいました。
○ ギャルリ・ミレー 「まちなか美術館」というアーケードのなかに
小さな「ミレーに逢える」場所があるんですよ。収蔵するミレーの
本物は14点と、バルビゾン派の物53点とか。
道路を歩いていてもこの通り楽しいんです。
○ トロッコ電車には八尾の「風の盆」おどりを見に来たときから2回目。
日本一深いⅤ字渓谷をいくつもトンネルを抜けて、宇奈月から
欅平まで20キロ走りました。
北アルプスの黒岳の谷間で7年前源流を見てきたことを思い出して
あの1滴が日本海まで流れて黒部川の大自然が造られているんだな~
と、ナットクしました。
幸福度ランキング、1位 福井 2位 富山 3位 石川 (法政大学版)
だそうですが、この都市は知的ランキングも多分上位だろうと感じる街でした。
無事 終わり
5月10日朝、福井から金沢へ移動して、一番先に兼六園へ
行きました。 まだカキツバタは見られるでしょうから。
金沢・兼六園
フルスクリーンで見てください。画面の右下の四角いマークをクリック
戻るのは、パソコンの左上Escをクリック
時々けむる小雨に濡れて、カキツバタが歓迎してくれました。
連休がすんで、何処の観光地もひっそりしているのに、兼六園は
中国人で大賑わい。自撮り棒で散策道が滞ってしまいます。
「六つを兼ねた」この美しさ・・・わかってくれたかしら?
今回の旅の一番の目的は、老人施設に入居した姉のお見舞いでした。
1月に転んで、病院へ入院していましたが、3月末に息子や娘の
住んでいる金沢へ能登から引っ越してきたのです。
周りのサポートが首尾よく行って、姉は安心して落ち着いた様子でした。
だから私は、兼六園を楽しみ、金沢の味覚を満喫させてもらえました。
金沢 泊まり
5月9日~12日 北陸三都市と黒部渓谷へ行ってきました。
5月9日福井市に12時過ぎに到着
一乗谷朝倉氏遺跡
福井駅からバスで30分。南東部の山あい・一乗谷に103年間にわたり
越前の国を支配した戦国大名・朝倉氏の城下町として栄えたところです。
国の特別史跡・特別名勝・重要文化財の三重指定をうけた貴重な
文化遺産なのだそうです。
唐門 朝倉氏遺跡のシンボルです。
復原町並
栄華を極めた城下町跡の街並みをほぼ完全な姿で再現されています。
ドラマやCMの撮影によく使われるそうで、SoftBankの白い犬のお父さんの
故郷の設定にもなっているんですって。
養浩館庭園
福井駅から歩いて10分の所にあります。
福井藩主松平家の別邸で、江戸時代中期を代表する名園の一つです。
「御座ノ間」
かつての藩主と同じように座敷からゆったりとお庭を眺めることができます。
海外の庭園専門誌でも上位にランクインされています。
はじめて来た福井は、小雨が降ったり、止んだりでしたが見物するには
それほど支障を感じませんでした。
福井は戦災に遭った都市であり、大地震に痛めつけられた過去もあったのに
わりとのんびりしていながら、「がんばっているな~」と感じる町でした。
なんてったって 幸福度ランキング 1位に輝いている都市ですもの。
福井 泊まり