花歩る木

山と旅がすきです

ルノアール展(横浜美術館)とパイプオルガンコンサート

2019-11-24 10:15:08 | 美術館

 2019年11月20日「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」を見に横浜へ行って来ました。
      横浜美術館開館30周年記念だそうで、パリのオランジュリー美術館のコレクションです。 

      
      横浜美術館
      
                  
      フレイエル・ピアノ               演奏が終わった、平洋子さんと増田美穂さん
      
      このアップライトピアノは、ルノアール『ピアノを弾く少女たち』に描かれたピアノと同じく
      パリで同時期に製造されたものです。ルノアールはほぼ同じ構図の絵を6点かいています。
      このピアノは、現在日本の愛好家が所蔵しているものだそうですが・・・どなた?
    
      当時の写真や資料にもとずく再現模型  写真撮影OKの部屋

      
      ポール・ギョームの邸宅;食堂
      
      ポール・ギョームの邸宅;書斎

       
                  
      グランドギャラリー(玄関のロビー)のポスター

       オランジュリー美術館には、モネの「睡蓮」室ができる前と出来た後の2回行っています。
      「睡蓮」を見た後は、ぼ~~っとしていたので、こんなに印象派、ポスト印象派の作品が
      充実していたとは、・・・知りませんでした。
      展覧会もよかったけど、美術館の建物がきれいでした。故・丹下健三さんの設計だそうです。
             
        1ドルコンサート

      
1ドルまたは100円で、本格的なオルガン音楽が聴けるというコンサートをキャッチしました。
      「横浜みなとみらいホールのパイプオルガンLuCY(ルーシー)が20歳を迎えたそうです。
      「光」を意味する愛称だそうです。
      開場11:30   開園12:10  ルーシーの多彩な光の音色を40分ほど楽しみました。
     
      晩秋のの穏やかな1日を外国かと思われる洗練された街を「横浜美術館」から「みなとみらい」
      まで歩いて楽しみました。町並みの紅葉がきれいでした。
      


雑木林見学のバス旅(東京の西部)

2019-11-22 16:45:20 | 植物 花

2019年11月16日 「武蔵野の森を育てる会」の方にお誘いを頂いて、あちこちの雑木林を
      見学してきました。
    
      先ずは、武蔵野市立「境 山野緑地(さかい・さんやりょくち)」を尋ねました。
      緑地の南半分は「独歩の森」とも呼ばれ、住宅街に残された貴重な森として
      多くの生き物をはぐくんでいます。

       
      林を更新したら、自然全体の回復になって、虫も鳥も帰ってきたそうです。
      明るい林が生き物を、そして豊かな森を残していくことが、活動を続けている
      皆さんの課題だそうです。

       
      左;最後の「萌芽更新」から70年以上経って全体が高木化(25m以上)しています。
      右;今年2月に「萌芽更新」して、もう2~3mになったエリア。

      「独歩の森」は、武蔵野市立境山野緑地の南側約半分を占める緑地の通称で
      明治の文豪・国木田独歩の作品「武蔵野」の舞台になったといわれる林です。

   
      都立野山北・六道山公園の見学  狭山丘陵の西端にある都立最大の都市公園

      
      里山民家  里山を愛する人、活動するボランティアの皆さんの休み場
      
      丸山  パークレンジャーが丸山の雑木林の成り立ちをガイドしてくれました。

      
          
      ここには、谷戸(丘陵に切れ込んだ谷間)と雑木林の組み合わせによって、
      ゆたかな自然が残され、都立公園で最大の面積があります。

     
      都立八国山緑地の見学  狭山丘陵の東端・トトロの森のモデルになった公園

      
      「萌芽更新」されて、新しい、明るい森が生まれている。
      
      池の周りの木も切って、明るくすれば、生物が戻ってくる。
      
      狭山丘陵のパークレンジャーが1日詳しくガイドしてくれました。

      狭山丘陵は、東京都北西部、埼玉県南西部にまたがっていて、都立5公園があり、
      「西武・狭山丘陵パートナーズ」が公園管理を行っています。
      そこに、沢山のボランティアが参加して、自然を守り、育ててくれています。
     
      秋晴れのこの日、レンジャーさんから、雑木林を中心にいろいろなお話を伺い、
      興味を掻き立てられました。見学会を計画された方々に御礼申し上げます。

       


ゴッホの映画 と リヒテンシュタイン侯爵家至宝展

2019-11-17 11:06:49 | 美術館

2019年11月11日午前中、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を見て
      午後 bunkamuraザ・ミュージアムで「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」
      みてきました。

      映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」(英、仏、米)は、
      孤高の画家フィンセント・ファン・ゴッホの人生の軌跡を描いたものでしたが、
      監督自身が画家なのだそうで、絵を描くという楽しみ、そして時には狂おしい
      感情を主役のデフォーが好演して、
      昨年のベネチア国際映画祭で男優賞を受賞しています。

      内容は、単純明快なものではなくて、絵も評価されず、周囲とも分かり合えず、
      ただただ貧乏で、弟テオに全面的に助けてもらうのですが、人生に疲れ、オーベル・
      シュル・オワーズの麦畑で自分の脇腹を拳銃で撃ち、亡くなったのです。37歳のとき。
      映画では、3~4人の悪ガキに拳銃で殺されていたのがなんとも無残でした。

      ゴッホは、 私も、大好きな画家のひとりで、南仏のアルル、サン・レミの療養所、
      など代表作の絵の原点を旅してきましたが、映画は不遇の天才画家の業を深く
      描いていて、終わって疲れを感じました。
     

      リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展(建国300年)

                 
スイスとオーストリアに挟まれた、人口35,000人ほどのリヒテンシュタイン侯国。
      「美しい美術品を集めることにこそ、お金を使うべき」・・・と、言うのが家訓。

      

      第7章・最後の部屋は、撮影OKでした。
         
      侯爵家コレクションが誇る花の油彩画を一挙に展示
              
               1828年頃 硬質磁器・ウイーン窯
      
                  金地花文ティーセット    12客のティーカップと受け皿すべてに
       異なる絵柄が入っています。
      
      
      アルプスの山々に囲まれ、世界で唯一、侯爵家の家名を国名とする国家です。
     
              パプスブルグ家の家臣であった侯爵家の、約3万点におよぶ美術品から、選りすぐり
      のコレクションが来日したものです。


                 ドゥ マゴ パリ   美術館をでるとすぐ目の前
    
      
      パリで有名なカフェの一つ。
      展覧会の余韻を残して、コーフィーを頂く、ちょっと贅沢な気分です。

 

       


山中湖・篭坂峠・パノラマ台ハイキング

2019-11-13 21:49:07 | 山歩き

2019年11月8日山のグループの11月の山行は、富士山のふもと山中湖・篭坂峠付近の
      ハイキングでした。18名の男女。

      朝から快晴、新宿を7時に出発して中央高速道~山中湖IC~10:30に篭坂峠に
      到着し、体操の後、登山開始しました。
      
      バスから見えた富士山の息をのむ美しさ。
      
       アザミ平付近は平らな庭園のようなところでした。
     
  この付近は右側が静岡県、左が山梨県でした。                  ウラシマソウ?テンナンショウ?
      
      
      ブナの林が広々と緩やかに続く樹林帯を歩きました。
      
      20年来の大切な山の友達です。知的な人ばかり、いろんなことを教えて
      もらっている優しくて 親切なお仲間です。
      
      三国山(1326m)から木の根っこの急坂を三国峠に降りると「パノラマ台」に
      出ました。

      
      3時、左側が富士山の裾野ですが、上の方は雲の中に隠れていました。
      山中湖の眺望は見事でした。

      高低差280mの緩やかな 紅葉した 樹林帯をハイキングした晩秋の一日でした。
      


高尾山(東京都)

2019-11-13 21:43:14 | 山歩き

2019年11月2日高尾山へいってきました。これが200回目記念になります。

      ここ2~3年、体調が悪くて私の基本コースにしている小仏→景信山→城山→
      高尾山→高尾山口 を、歩くことが出来ませんでしたが、この頃やっと気分が
      盛り上がってきましたので、景信経由の山歩きを決行することにしました。
      同行者は、夫と娘。

      
      景信山頂上直下に来ました。
      
      トレランのグループが快晴の土曜日を謳歌していました。
      
      景信山頂上からの眺め
      
      景信山山頂(727m)
      
      頂上でなめこ汁(350円)を頂きました。特別おいしかったです。
      
      小仏峠で誰かさんの足がつって30分以上もロスしました。
      3時になると城山は登山者の姿がめっきり少なくなってきました。
      
      小屋でコーヒーを頂きたかったけど、3時は小屋の人の帰り支度でした。

      
      11丁目からの都心の夜景
      
      やっとここまで降りてきました。これ以上 歩いて下山できませんので、ケーブル
      に乗ることにしました。最終便が18:00。ケーブル駅には長蛇の列で、驚いた~。

      20年かかって、200回を成し遂げられました。高尾さん、奥高尾さん、景信さん
      お付き合いしてくださって本当にありがとうございました。

      

      

      


逗子・葉山の女子旅(神奈川県)

2019-11-10 14:02:29 | 

2019年10月31日京急電鉄が、「葉山女子旅切符」というのを企画していて、
      「電車&バス乗車券」「選べるご飯券」「選べるごほうび券」が含まれる
      盛り沢山なお得切符(3500円)を品川京急駅でゲットして女子友達4人で
      逗子・葉山の1デイ・トリップに出発しました。

      
      葉山一色海岸  写真左奥に御用邸があります。

       
      葉山しおさい公園(入園料300円)の中に「葉山しおさい博物館」があります。
      ここは、葉山御用邸付属邸跡地で、葉山町の史跡になっています。
      相模湾の海洋生物をテーマにした展示が興味ありました。

      
      「ご褒美券」の中から、「遊覧船のクルージング」を選びました。
      
                 最初に見えてきたのは「名島」です。森戸神社の鳥居が立っています。竜神が
      祀られている神社ですって。

      
      「裕次郎灯台」石原裕次郎の三周忌を記念し建設された灯台。
      正式名称は、「葉山灯台」 高さ11m
      
      なかなか見られない角度の江の島  
      
      江の島の南側は断崖になっていて洞窟が2ヶ所あります。今年の初詣で行って来ました。
      岩屋の長さは富士山まで続いている・・・と言っていましたが?  ホント?

      富士山以外は、稲村ヶ埼、由比ガ浜、材木座沖などとてもよくみえました。
      45分間、最高のクルージング日和で楽しみました。

      最後に日影茶屋のティールームでゆっくりスイーツをいただきました。(これは
      別料金です。)

 

 

 


      
      

      

      

      

      


川上村の山歩き

2019-11-10 11:49:20 | 山歩き

 2019年10月27日今日も上天気


     午前中、施設の周囲の散策や後の山歩きなど、自由行動でした。

     「自然の村」は標高約1500mのところにありますので、東京とは朝の空気の
     さわやかさ、温度がかなり違います。紅葉も始まっていました。

     
     
     ベランダから見える屋根岩が高くそびえています。
      
     「太陽の広場」という夏の合宿でジャンボリーをする広場
     
     甲武信岳から日本海へ流れる日本最長の川、千曲川(信濃川)の源流です。
     
     
     山の途中の展望台からの眺め。屋根が見えるのが「自然の村」です。

     川上村は、かって、稲作や果樹栽培に不向きな気候でしたが、今は高原野菜の
     特にレタスが生産量日本一で、立派な家が立ち並ぶ村はレタス長者と呼ばれて
     いるそうです。