花歩る木

山と旅がすきです

静嘉堂文庫美術館展とドービニー展

2019-04-30 10:34:00 | 美術館

2019年4月29日世田谷区の二子玉川駅からバスで20分ほどの静嘉堂文庫美術館へ
      行ってきました。世界に三つしかないといわれる「曜変天目茶碗」の一つが
      展示されているのです。茶碗は、写真などで見ると「凄い」と思いますが、
      実物は思ったより小さくて、それほど光かがやくこともなかったです。

      
             「備前刀」が今回の企画展示なのに、ついでに「曜変天目茶碗」を1つ付け
      加えたらこの人気になったのだ・・・と思います。
                
      
      
      美術館の後から、横から。2~3月は梅がきれいなお庭です。

      【三つの茶碗が同時期に展示されるのは稀有なことです。そのうちの一つ、
       京都・大徳寺龍光院のものは4月初め滋賀県のミホ・ミュージアムでみました。
       大阪の藤田美術館のものは、現在奈良国立博物館で展示されており、私達は
       大昔 藤田美術館で拝見しました】

      ドービニー展 新宿、損保ジャパン日本興亜美術館(ながいな~)42階
      
                  
      ドービニーさん                  この絵のみ写真OK
      
      42階からの眺め

      ドービニーは、バルビゾン派の風景画家といわれ、モネやゴッホなどの
      印象派の画家たちに影響を与えた19世紀フランスを代表する画家です。
      
      最後に ゴッホの「ひまわり」もありました。 
      


国宝・東寺展~朴正文展

2019-04-25 15:11:32 | 散策

2019年4月20日上野の東京国立博物館へいってきました。

      トーハクで国宝・東寺展が開かれています。空海にまつわる名宝と東寺に
      伝わる文化財が展示されています。

      
      
      
                 東寺の貴公子といわれる 帝釈天騎象像   平安時代、木造、彩色
      甲(よろい)を着け、雷を象徴する武器である金剛杵を手にする守護神。
      像に乗る姿はインド風で空海がもたらした新しい表現である。

      東寺講堂に安置されている21体の仏像が15体(内11体が国宝)第2会場に
      出品されています。見事な仏教曼陀羅の世界でした。イケメン帝釈天さまだけ
      撮影が許されています。

      朴正文 と 生徒作品展  次に 上野の森美術館 へ行きました。 

      在日2世の朴正文さんの個展と生徒さんの作品展。友達のSさんが指導をあおいで  
      いる先生で、お誘いをいただいたので見てきました。         

      
      
      美しい民族衣装を着た踊りの絵が見事でした。
      
                  
      Sさんの絵 「しゃくやく」      花見山と吾妻連峰・・でしょうか?

      帰り道、神楽坂に降りてぶらぶら。毘沙門天のフジが満開でした。

      




      
      
      


高尾山と昭和記念公園

2019-04-22 17:04:58 | ウオーキング

2019年4月9日今年初めて高尾山へ行ってきました。
      コースは、頑張って城山まで登り、途中山桜を堪能したい・・・と、
      思ったんですが、同伴者が膝が痛くなって自信がない・・・と、
      いうものですから、高尾山(599m)頂上で引き返しました。
      
      
      稲荷山コースの頂上直下は、240段の階段があります。チョットきついです。
      
      頂上です。山桜が満開でした。                                               

             
              薬王院・奥の院です。

      国営昭和記念公園  早めに高尾山を降りて、麓でおそばを食べ、帰り道に
                                   立川の昭和記念公園を訪ねました。
      
      
      
      ネモフィラが満開
      
      
      
      
      
      チューリップが満開

      
      菜の花も満開

      ネモフィラも、チューリップも、菜の花までも咲きそろって 多分❝天国❞
      って こんなところじゃないかしら?・・・と思いました。
      わりと近くにあるんですね。
         

 


滋賀のさくら旅 (2)

2019-04-14 14:03:11 | 美術館

 4月6日  2日目近江八幡ホテル→水郷の散策→ミホ・ミュージアム→佐川美術館→
          米原→東京
      
      近江八幡は2度目ですが、1度目で魅了され、大好きな街になり、是非もう
      1度訪れたいと思っていた街でした。八幡堀り周辺の桜が満開になって
      迎えてくれたのは、感激でした。

      
                
                  瓦つくりのエリア                                   
      

              ミホ・ミュージアム  桃源郷のような美術館
      平成9年に開館。信楽郊外の山の中に造られた、建物の8割が地下に埋没して
      いるという、周囲の自然に配慮した美術館。

      設計したのは、あのルーブル美術館のガラスのピラミッド知られるM・ペイさん。
      自然、建物、美術品の融合をテーマにして設計したそうです。

      
      
                  桃源郷の世界をモチーフにしたしだれ桜の並木道。(残念ながら桜は1分咲き)
      銀色に輝くトンネル、つり橋を経て美術館へ。電気自動車が往復していました。
      
      入口に入ってロビーからの絶景。窓ガラス枠は、屏風絵を形作っています。
      
      春の特別展は、大徳寺龍光院の国宝「曜変天目」 ~5月19日まで

     「曜変」天目」茶わん は、12~13世紀に中国の福建省の窯で
      焼かれた黒い釉薬のうち、窯内で偶然に美しい光彩を生じたもので
      室町時代には茶わんの最高峰と位置づけられたものです。 

                 世界に3碗しかない「曜変天目」茶碗のひとつ、しかも普段でも京都の
      大徳寺龍光院に置かれて一般の拝観はできない国宝が、今ミホ・ミュージアム
      に展示されているのです。行列は、時間がかかりましたが、音声ガイドは
      館長の熊倉功夫さん、そのお話をお聞きしながら前進しました。
      夜空に星が瞬いているような静かな模様のお碗でした。

      東京の静嘉堂文庫の稲葉天目(4/13~6/2) 奈良国立博物館では、大阪の
      「藤田美術館展」( 4/13~6/9)で、今、あと2碗の国宝がみられます。

      この2つは、以前拝見しているので、「国宝3点征服したゾ~」って気持ち。

      佐川美術館  水庭の美しい美術館

      
      
          
                佐川美術館は、佐川急便(株)創業40周年の1998年に開館しました。
      比叡山を望む「水に浮かぶ美術館」と称される琵琶湖のほとりにたつ
      美術館です。
      日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、陶芸家の楽吉左衛門 の
      展示館を設け、3巨匠の作品をゆっくり鑑賞出来るのです。
      他に特別展で、木梨憲武展がもようされていました。

     アクセスのチョット難しい、新しい美術館をまとめて2館訪問できました。
     伊吹山が前日、前々夜の雪で冠雪していたのに、2日目の帰り道には
     すっかりとけて、いよいよ本格的な近江の春が始まる気配でした。

 

                                      


滋賀のさくら旅 (1)

2019-04-13 05:15:56 | 

2019年4月5~6日桜と美術館を求めて滋賀県を旅しました。

     4月5日東京→岐阜羽島→海津大崎→多賀大社→彦根城→近江八幡(泊り)
     
     海津大崎・・・滋賀を代表する桜の名所ですが、県北なので、まだ1分咲き 

     
     義経主従が都落ちする時、敵に知られないように暫く隠れていたという岩がみえます

      
     琵琶湖八景の一つとして知られる岩礁を桜が彩る名所、800本のソメイヨシノが
     湖岸4キロの花のトンネルをつくります 

              多賀神社 しだれ桜が満開
     
     
     
     
     彦根城 琵琶湖に面した彦根山に建つ城は、大老を輩出した井伊家14代の居城で
         彦根市はその城下町として発展してきました。 

      
     天秤櫓中央にかかる廊下橋。橋を渡るには、橋の下の空堀を通らなくてはならない。
     それを上の橋と天秤櫓から攻撃し、その上、廊下橋を落として敵の侵入を防いだ。

     
     彦根城大天守 様々な破風や歌頭窓をくみあわせた華美な天守
     
     天守から眺めた彦根の町
     
     天守までの階段は、角度やふみ幅が不規則で敵がせめてきても登りにくい
     
     玄宮園 4代藩主の時に作られた大名庭園 手前は茶室の鳳翔台。

     内堀からのたそがれの彦根城
     
     桜の名所100選に選定されています。           ↑ 大天守
     
     ライトアップの桜をねらってるカメラマンが大勢。私達は時間切れ

                 晩御飯は「ひつまぶし」  近江八幡泊り