5月22日 「口と足で表現する世界の芸術家たち」展を見てきました。
小平市の三菱電機ビルテクノサービス教育センターで開かれていました。
会場の風景 口で絵を描く実演の様子
三菱電気ビルテクノサービスからのメッセージです。
手の自由を失った、世界各国の画家が、口や足に筆を取り、
一点一線精魂をこめて描いた作品を展示しています。
私たちがこれらの作品と出会い、この活動を始めて
今年で19年になります。
作品に込められた画家の皆様のひたむきな努力と生命力
豊かな感性で描かれた世界、伝えようとするメッセージを
一人でも多くの方に感じ取っていただきたいとの思いから
社員やその家族を中心としたボランティア運営で
地道に開催を続けてきました。
こすもす 南正文さんの日本画 (口で描いた)
お茶 浦田愛子さんの油彩画 (足で描いた)
キリアコ・キリアコウ (口で描いた) キプロス HPから拝借しました。
口と足で描く芸術家協会の創設者は、
ポリオのため両手が麻痺した口で描く画家でした。
彼の名前はシュテッグマン。ドイツ人でした。
日本での第一号会員は後に障害者の母と呼ばれた
無手の口筆画家、大石順教尼だったそうです。
ごらん頂いた皆様とハンディキャップを持つ方々との
架け橋の一助となることを心から願っております。
三菱電機ビルテクノサービスのあいさつより
遊歩道につながっていますので、ウオーキングがてら、
歩いていってみましたら、片道1時間半かかりました。