11月23日
⇒大原三千院⇒南禅寺・天授庵⇒永観堂⇒哲学の道⇒金戒光明寺⇒京都駅
三千院 京都市街から約50分、大原に来ました。
作家井上靖さんが「東洋の宝石箱」と表現したお寺です。
ハイライトは往生極楽院の国宝阿弥陀三尊像。
門跡寺院の三千院の入口
往生極楽院(重文)を囲むように豊かな自然が広がり、苔がビロードのように輝いています。
お堂の中で、お坊さんの説明をお聞きしました。阿弥陀三尊像の右と左の菩薩は、どっしり座るのでなく
少し前かがみで立ち上がろうとしているかに見えます。悩み苦しんでいる私達に、「そのままでいいですよ
こちらから迎えに行ってあげますよ」と言う、やさしさの姿勢だと説明を受けました。大和(やまと)座り、と
いうそうです。この旅で一番心にしみた仏様でした。
南禅寺 天授庵 京都五山の上に列せられる 世界遺産
山門のすぐそばにある天授院には、洗練された枯山水庭園と自然美を生かした
回遊式庭園の池に映る紅葉と、趣の異なる庭園を鑑賞できました。
五右衛門ゆかりの三門 に上りました。
天授庵がすぐ下に見られました モミジがどこよりも多い。
境内が一望できた。
永観堂(禅林寺) 東山随一の紅葉の名所
臥龍廊を登って市街が見えた
極楽橋から放生池の紅葉
何と言っても「紅葉の永観堂」です。境内の紅葉3000本
平安時代創建の名刹です。1000年以上長きにわたって「紅葉の寺」であり続けているのです。
阿弥陀堂に、斜め後ろを振り返った姿が珍しい本尊の「みかえり阿弥陀」(重文)にお会いできます。
(いつの間にか阿弥陀堂が新築されていて、一段高い山手に引っ越されていました)
今年という年は この景色で思いだすことになりそうです。 96年 秋
今年の3日間は最適な紅葉日和に恵まれました。46人の同行の皆さんは、時間厳守で
気持ちのいい方ばかり、たのしい旅が出来ました。本当に良かった!!