花歩る木

山と旅がすきです

宝篋山(茨城県)

2013-01-29 06:50:21 | 山歩き

 1月25日茨城県にある 宝篋山(ほうきょうざん・461m)に登りました。

      B 山の会の新年山行です。つくばし市の北東にあって、つくば市が今、力を
      入れているファミリー向けのやさしい山です。     一行は28人。

       
   
     登山口の小田休憩所の広場で   霧が晴れてきて、宝篋山山頂が現れた。
    準備体操 
      
      
       
       登山コースは6本、小さな滝がところどころにあって瀬音を聞きながら登る
     「極楽寺コース」が心洗われる歩きでした。頂上が望まれる麓の田の中の道。

      
      
       朝霧がどんどん立ち上っていく。登り3キロ、約2時間。

      

      山頂には鎌倉時代に生類の成仏を祈願して作られたという宝篋印塔があります。

      

      西に筑波山(876m)が眺められました。

      小田城コースを通って下山しました。3.2K、約1時間半。
      
      地元のボランティアで、宝篋山が大好きなご夫妻が、一日私達を案内して
      宝篋山の自然、歴史の説明をしてくれました。
      春は多彩な花々が山を彩るそうで、是非そのころに来たいものだ。。。と思いました。

      新年会はバスで50分ほど離れた牛久の シャトーカミヤ でバーベキュー。
      電気ブランがおいしくて、すっかり酔っぱらったおじさん達をバスは新宿まで
       運んでくれた、暖かい、穏やかな、その上美味しい一日でした。


エル・グレコ展(都美)

2013-01-23 17:10:51 | 美術館

1月22日東京都美術館で開かれている 「エル・グレコ展」に行ってきました。

       16~17世紀のスペイン絵画を代表するエル・グレコの大回顧展です。
                                                 ~4月7日まで。
       世界中の著名な美術館やスペインの古都トレドの教会から集められた
       油彩、テンペラ画51点が展示されています。 
 
       朝は雨だったので、人出も少なく、会場は落ち着いて鑑賞できました。
       サイコーにツイテいましたネー。              

            
      
      左; 「一度見上げたら、忘れられない」 と、都美がうたっている 高さ3Mを超す
         エル・グレコの大作にして最高傑作の一つ 「無原罪のお宿り」(1613年)
         
        
             
              「無原罪のお宿り」とは、聖母マリアが母アンナの体内に原罪を免れて
         宿った、とするカトリック特有の教義。。。。です。
         
        
             
               縦に伸びた構図、10頭身以上もあるマリアさまの曲がりくねった体、
         光をあびて、舞い上がっていく様子はドラマを見ているようです。

         この展覧会の最大の目玉にして日本初公開、強いインパクトのこの絵の前
         には多くの人が見上げて、教会の様な荘厳な雰囲気を味わっていました。

       右; 「芸術家の自画像」  エル・グレコ(1541~1614年)は没後400年を
         迎えるスペイン絵画の巨匠です。ギリシャのクレタ島生まれ、トレドに落ち
         着いた彼は「ギリシャ人」という「エル・グレコ」のニックネームで呼ばれて
         いたので、今もこの名前で知られています。  ベラスケス、ゴヤと共に
         スペイン三大画家の一人に数えられています。
                                  
                                                                   
      
       世界の三大絵画をご存じですか?
         その1   グレコの「オルガス伯爵の埋葬」 なんです。
                トレドにあるサント・トメ教会にあります。
                今回は見られませんが、私は25年前にスペイン旅行した
                際にみました。その頃は絵画にそれほど興味がなくて、
                「そんなに良い絵なの?」・・と思っただけでしたが。
                
                 
                  「オルガス伯爵の埋葬」  エル・グレコ作(1588年)

        その2  レンブラント作 「夜警」  オランダ・アムステルダム国立美術館蔵
              アムステルダム駅からかなり近いところにある美術館ですので、
              モロッコからの帰りの乗り換え時間中に見て来ました。

        その3  ここで意見が分かれます。
              1つは ベラスケス作 「ラス・メニーナス」 マドリード・プラド美術館。
              ツアーで行けば必ず案内される所です。2度行きました。
              もう1つの候補は あの 「モナ・リザ」 パリ・ルーブル美術館。
              パリで2度。日本で行列ついて1度みましたよ。

        どれを組み合わせて3つにしようと、4つにしようと絵の背景や歴史、
        画家の人生などをたどってみるのは楽しいですよね。
          
         
              


映画 「レ・ミゼラブル」

2013-01-17 17:31:56 | 映画 演劇

1月16日(水) 「レ・ミゼラブル」を見て来ました。

      隣の駅から3分の映画館で上映しています。
      大雪から2日目の朝、まだ足元がかなり悪いので、映画館はひっそりだろうと
      勝手に想像して カフェで時間つぶしして外に出て見てビックリ。
      切符売り場は行列なんですよ。水曜日はレディースデイだからでしょうね。
      

      原作は150年前に書かれた ビクトル・ユーゴーの 「ああ無情」ですが、
      映画は名作ミュージカル版を映画化したもの。
      1月13日にゴールデングローブ賞の授賞式があって、この映画は コメディー、
      ミュージカル部門の作品賞と主演男優賞、助演女優賞の3部門を勝ち取りました。
      これに勢いをつけて次はアカデミー賞に期待がかかっています。

       レ・ミゼラブル
           
      アン・ハサウエイ   ヒュー・ジャックマン  ラッセル・クロウ  アマンダ・セイフライド 
      ファンテーヌ役    ジャン・バルジャン役  ジャヴェール役     コゼット役
  

                     
         
          
          
          パン1枚で19年間投獄されていたバルジャンが 出所後、運命的な
          出会いをした女性ファンテーヌから愛娘コゼットを託されて、
          親子として暮らす。やがて美しく成長したコゼットが恋をし、結婚
          するが、激動の時代にのまれていく・・・というお話でした。                               


      ミュージカルの醍醐味は歌なのですね。実力派スターが揃っていて
      役者なの?歌手なの?  世界的なスターは大変な才能の持ち主しか
      通用しないのですね。

      多くのテーマがあるけど、豪華な顔ぶれと素晴らしい歌声で3時間
      見入ってしまいました。  1000円では申し訳ないくらいの充実感でした。
      「大ヒット上映中」 です。

      


大津絵・藤娘

2013-01-13 15:56:04 | 映画 演劇


1月11日 有名な日本舞踊宗家の会を拝見できました。

      近くのコミニティセンターをまとめているK会長さん(女性)が
      実は日舞の名取、大きな流派の中でもかなり重要な位の方でした。
      その方のお誘いで、新年早々 国立劇場・小劇場での催しに
      仲間9人で出かけたのです。

          
      
      演目の後ろから3番目 “藤娘ー大津絵ー” を1人で踊られました。
      幕が開いたら、今までとは打って変わって明るい、あでやかな舞台装置。
      11人の鳴り物連中が両脇に並んでいて、思わず「おお~っ」と息をのみました。
      白塗りで鬘をつけたKさんがまるで別人、美しい「藤娘」になり切っていました。

      藤娘の姿は日本人形や羽子板の押絵にも用いられていますが、
      大津絵に題をとった歌舞伎舞踊(日本舞踊)の演目、及びその伴奏の長唄
      を指しているのだそうです。

      大津絵は 2年ほど前、中山道を歩いた折り、滋賀県の大津を通った時に、
      初めて知りました。江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画だそうで、
      鬼の絵柄が面白くて小物を買いましたが、こんなところで思いださせて
      もらいました。

      すばらしい舞台でした。私達には写真は写せませんが、どなたか
      Kさんの晴れ姿を撮ってくださったんでしょうか? 

      
      

      


高尾山(初詣)

2013-01-05 13:45:17 | 山歩き

1月4日高尾山へ初詣にいってきました。

      明けまして おめでとうございます。
     
おだやかなお正月日和が続いていますが、
       よい新年をお過ごしのことと思います。
       それぞれの家庭に、世界に、平和が続きますように
       山の神様、高尾薬王院へ初詣にいってきました。
      
              
          頂上からの富士山は みごとに美しい姿でした。
       
         富士山を眺め、 頂上に憩う人たち  平和な風景です。

        
        薬王院のお参り風景    今年も 「健脚祈願」 のお守りを頂いてきました。

     年末にNHKで 「この人に会いたい」 という番組をみました。
       「石塚真一」という漫画家で、2011年に「岳 みんなの山」を描いた人でした。
       映画になって、小栗旬が主演でしたから見たかったのですが、見そびれました。
       穂高、槍周辺が舞台とか、西穂山荘や岳沢ヒュッテに泊まった時に
       沢山ポスターをみました。
       帰りに漫画でもいいから買ってみようかと、本屋さん3軒訪ねましたが、なし。
       18冊も あると聞いてびっくり。まさか図書館にはないだろうと思ったのですが、
       あるんですって!  とりあえず 4巻まで申し込んできました。

       今年の抱負?  やさしい山を歩いて、たまに外国の空気を吸いにいって、
       健康でいられたら・・・・ それ以上は望みません。

       今年もよろしくお願いいたします。