花歩る木

山と旅がすきです

ネモフィラと藤

2017-04-30 15:30:07 | 

4月28日茨城県・国営ひたち海浜公園のネモフィラと
           栃木県・あしかがフラワーパークの藤を見に行ってきました。
     旅行社のツアーに乗ったのですが、お天気に恵まれ、花の盛りに恵まれて、
     この上ない百花繚乱の景色を堪能できました

                
           常陸海浜公園・見晴の丘のネモフィラ          フラワーパークに溢れる藤、藤、藤


    
      国営ひたち海浜公園         

      
      
      
      
      
      「今、見ごろの花~ネモフィラ、チューリップ」の看板どうり、見事に時期を合わせて咲いていました

      あしかがフラワーパーク      

      
      
      
      
      
      
      白藤のトンネル    白藤ときばな藤の開花は少し遅れます。

     花追っかけ人としては、4月の初め何度も苦い汁を飲んできました。
   やっとここにきて、息を飲むほど美しい花の風景に遭遇し、魅了されました。
   花に、世話する人に、心の底から “ありがとう” を言ってきました。 
   

 

          


大エルミタージュ美術館展

2017-04-24 14:34:37 | 美術館


4月24日 大エルミタージュ美術館展を見てきました。
                オールドマスター西洋絵画の巨匠たち    ~6月18日

      エルミタージュ美術館には、印象派を中心とした18世紀の近代絵画の
     コレクションがありますが、今回のはオールドマスター、「昔日の巨匠たち」
     17世紀のバロック時代が中心です。
     オランダのレンブラント、フランドルのルーベンス、スペインのベラスケスなど。
      
        
      左:《戴冠式のロープを着たエカテリーナ2世の肖像》 ウイギリウス・エリクセン
        1760年代 
                ロシアのサンクトペテルブルクが、帝政ロシアの首都だったころ、この町を
        文化の都へと導いたのが、エカテリーナ2世(在位1762-1796)でした。
        エルミタージュは、世界でも3大と言われるほどの美術館になりました。

      右:《林檎の木の下の聖母子》ルカス・クラーナハ  1530年
         赤ちゃん(キリスト)が手にしているものは、パンと林檎です。
        
       
      左:《聖母マリアの少女時代》フランシスコ・デ・スルバラン 1660年頃
        針仕事の手を休めてお祈りしている聖母マリアの少女時代の画

      右:《盗まれた接吻》ジャン=オノレ・フラゴナールと弟子の作品

      
      《鳥のコンサート》 フランシス・スネイデルス 1630年頃
      又吉さんが、気になる作品、、、だと言っていた。鳥の生態を忠実に再現しています。

      又吉直樹さんがこの展覧会で「オフィシャルサポーター」になっています。
       私は、彼のフアンですので、ガイデイングレシーバーをお借りしました。
      彼は、サンクトペレルブルクには、行ったことがない、、、と言っていましたが、
      「番組でいかせてもらえたんや、、、」、と、うれしくなりましたね。
      
      
     又吉さんの旅、とっても楽しみに放映を待ってます

     エルミタージュと言うのは、隠れ家と言う意味だそうですが、とてつもない
    巨大な
美術館でした。現地で美術品の多さ、建物の大きさ、豪華さに
    驚いて、絵の印象がほとんど
残っていない私には、日本で静かにゆっくりと
    鑑賞できたのは有り難かったです。


桜行脚・奥高尾(東京)190回目

2017-04-22 11:15:35 | 山歩き

4月20日桜旅のアンカーは奥高尾の山桜に決めていました。

      高尾の桜は、麓で都心より1週間遅れ、山頂は10日ほど遅れます。
            高尾山頂より小仏城山へは山桜の並木が続いています。
     
      ヤマザクラは、ソメイヨシノの華やかさはありませんが、葉とともに咲く
      自生種のものは落ち着いていて高尾の森にピッタリ合っています。            

    
    
      
       紅葉台からみた富士山とヤマサクラ

      
      
      
      
      高尾山頂(599m)から一丁平を通って小仏城山(670m)へ到着。
      富士山は勿論、山々の展望と山桜と若芽のコラボが素晴らしい。小屋のなめこ汁(250円)で昼食。

      帰り道には、日影沢林道を選びました。

       
                        めったに見られない タカオスミレ に会えました。
       
      麓近くでは、ニリンソウが広範囲に満開。        ヤマルリソウ  (空の様なブルーの花)

      この林道では、春の花、スプリング・エフェメラルの花が芽生えていました。
     植物観察のグループに何組か会いました。特にニリンソウの大量の花数には、
     思わず「ニリンソウアベニュー」と勝手に名づけたくらい。

     桜の最終章、スバラシイ1日でした。
      


桜行脚・浮間のサクラソウ(東京)

2017-04-20 17:31:30 | ウオーキング


4月15日東京の北区荒川沿岸に桜草の咲いているところがあるというので
      行ってきました。桜草はプリムラの仲間ですが、私のなかでは桜の仲間。
      どんなところで、どんな顔をして咲いているのやら?期待して行きました。

                    
      埼京線の浮間舟渡駅を下りると、すぐに都立浮間公園があり、その北東の角に浮間ヶ原桜草圃場が
      在ります。

      
      
           
          
           プリムラシーボルディと言う学名の日本の固有種

      
      土手を登れば、荒川の河川敷です。ゴルフ、ランニングの格好のスポーツエリアになっています。

      戦後、浮間ヶ原の桜草は自然環境の変化や荒川流域の開発で絶滅の危機に
     瀕しましたが、桜草の圃場で地元の人々によって保存されているのです。

     保存会の皆さんの法被に、「北区なる町」と書かれていました。
     なる町が実際にあるわけではなくて、「来たくなる町」なのだそうですよ。


       新宿の中村屋

                                             
帰りに新宿の中村屋へ行き、地下でランチを
した後、3階の中村屋サロン美術館へ寄りました。
入館料300円

「中村彝-なかむらつね・生誕130年記念」展が
開かれています。 

中村彝は、中村屋サロンの中心人物で、彼の
37歳という短い生涯のうちに絆で結ばれた
芸術家たちの作品が展示されています。

この画は、中村屋創業者 相馬愛蔵・黒光夫妻
の長女 俊子さんをモデルに描いたもの。

この画は普段は地下のレストランで見られます。


桜行脚・丹後半島めぐり

2017-04-17 13:09:50 | 

4月11日丹後半島を巡りました。
      

      残念なことに、一日中雨でした。
      雨で寒かったですが、風がなかったので、日本海の波は穏やかでした。 

      

    ヒトリシズカ
丹後半島の突端の経ヶ岬灯台
に登って見ました。

その山道に“ヒトリシズカ”が
咲いていました。

バスの車窓から見えたんですが
丹後のどこかが「静御前の生誕地」
らしいです。

生まれ故郷で花になったん
でしょうか?
      

      

      




      
      
    伊根の漁港  
 
      
      伊根湾には約230軒の舟屋があり重要伝統的建造物保存地区に選定されています。

      
      
      
      
      
      遊覧船で湾内を巡りました。
     舟屋の1階は舟のガレージ、2階は生活の場や民宿として使われています。

     潮の干満差が非常に少ない静穏な湾であることから、海に直接出入りできる
     舟屋が造られたようです。
     映画「男はつらいよ」で、ヒロイン(誰?)の郷里として全国に紹介されたんだ
     そうです。
     
                             米原から「こだま」に乗って帰りました。

     


桜行脚・城崎温泉

2017-04-16 13:26:50 | 

4月10日天橋立から午後3時過ぎ城崎温泉に来ました
      やっと満開の桜に出会えました。 
     道中のバス車窓からの桜はどこもどこもピンクに染まって桜好き一行を
     迎えてくれました。


      
       街のメインストリート「湯の里通り」の後に大谷川が流れ、桜が枝垂れていました。
      
      満月が満開の桜を照らしています。
      
      
      
      
      7軒ある外湯めぐりの内のナンバー1  「御所の湯」
      
      桜並木が終ると柳並木に変ります。
      
      次の日の朝、雨、出発8:00 直前にもう一度 名残りを惜しみにいきました。

      兵庫県の城崎は、古くから文人墨客に愛された温泉です。私達の宿は「喜楽」
     私達の部屋は「桜」。大喜びしました。

     城崎温泉には、「外湯めぐり」という街歩きの楽しみがあります。夫々味わいの
     ある7つ(1つはお休み)
の外湯をハシゴするのです。宿の浴衣(+どてら)を着て、
     下駄でカラコロ歩き、いくつでも回れます。

     私たちは、夕食の前後に4つ回りました。「めんどくさそう」と思いましたが、
     始めたら楽しくて
 はまりますよ。
     桜の満開をこの地で迎えられたのと、外湯の面白さ、街の人のやさしさに感激した

     温泉町でした。
      
        


桜行脚・天橋立(京都府)

2017-04-15 20:38:47 | 

4月10日天の橋立へ行ってきました。

    天の橋立は、松島(宮城県)、宮島(広島県)とともに日本三景の一つに数えられ
       ています。
特別名勝にも指定されています。
    松島と宮島は行ったことがありますが、天橋立は行ったことがない、一度行って
        みたいと
思っていた所、「伊根の舟屋」とあわせたツアーがあったので、参加しました。

      
      京都府北部、日本海の宮津湾にあるので、「海の京都」と言われています。
      
      「股のぞき」の発祥地だとか。
      
      傘松公園からリフトで下りました。桜満開、鶯も上手に囀ってます。(有線放送だって!?)
      
            天の橋立を歩きました。全長3・6km、幅は20~170mの砂嘴(さし)でできた砂浜で8000本もの松
      が茂っている珍しい造形です。
      
      桜もありました。
      
      右上から左に歩いてきました。2時間の自由行動。
      


桜行脚・吉野山(奈良)

2017-04-12 14:04:08 | 

4月7日吉野山へ行ってきました。

    天気予報を何度検索しても、1日中だというので、その覚悟が出来ていました。
    ところが、低く垂れこめた雲から、時々日が射してくる有り難さ、傘が不要の1日でした。

    吉野山は、古くより修験道の霊場で、古くから花の名所、特に山桜は有名です。
    地域ごとに下千本、中千本、奥千本と呼ばれます。桜は下の方から咲きますから
    約1ヶ月どこかに桜が咲いているんですが、それ以前だったのです。
    
      
           「桜が眺望できる吉野山ー下千本
      下千本の展望台から。桜は見られませんでした。山は茶色の枝の塊でした。

      
      黒門  金峰山寺の総門で、吉野山の総門でもあります。
      
      
      弘願寺   境内の枝垂れが美しい

      
      金峯山寺・蔵王堂(世界遺産)
      本堂(国宝) 本尊は蔵王権現 開基は役行者  
      
      蔵王堂  高さ34m  東大寺大仏殿に次ぐ木造大建築
      

      
      中千本の小高い丘の早咲きの桜
      

      
      吉水神社(世界遺産)
      吉野の様々な歴史の舞台であった所。西行の歌で彩られた所。後醍醐天皇の行宮だった所。
      源義経と静御前が永遠に分かれたのがこの地。豊臣秀吉が大花見を開催したことでも
      知られています。
       
      
      吉水神社の境内からの「一目千本」を眺めるところ。
      「枯れ木に花を咲かせ」られたら・・・いいのに。
      
      吉野の桜は山桜を基本にやく200種あり3万本以上あるといわれていて、微妙に
     個性が違うそうです。苗木を1本づつ人の手で植えて増やした人工の桜の名所
     で、「信仰心」が生んだ風景だと言われます。
      
     3度目の吉野でしたが、雨にたたられなくて良かった! 

     桜の満開は別のところでお願いしよう!

          まあまあの満足で、帰りは三河安城からこだまで東京へ帰りました。

           


桜行脚・竹田城跡(兵庫県)

2017-04-09 12:59:40 | 

4月6日兵庫県朝来(あさご)の竹田城跡へ行ってきました。

     「日本のマチュピチュ」とも、「天空の古城」とも、「日本一の山城」とも、いわれて
     最近人気度が急上昇の観光地です。
      
     竹田城周辺を覆う朝霧の写真を見て、幻想的な風景に引かれた方もいらっしゃると
     思います。 私は、高倉健さん主演の映画「あなたへ」を見て、初めて知りました。

     朝霧の中に浮かぶ風景は1年中見ることができるというわけではなく、一定条件を
     満たさないとだめで、秋冬の期間だそうです。

      
      
      
      縄張りの規模は南北400m、東西100mあり、「日本百名城」に選ばれています。

      
      400年ほど前に築かれた石垣群です。
      この石垣を築いたのは、穴太(あのう)衆という職人集団で、他に姫路城、安土城も築いたそうです。

      
      地理的に交通の要衝でした。

      

      竹田城の対岸に位置する、朝来山の中腹の立雲峡から見た竹田城
     虎が伏せているように見えることから「虎臥城(とらふじょう)」とも言うそうですが
     そう見えますか?  
     悔しいことにここは桜の名所で、「但馬吉野」と言うそうです。一輪の花もなし。

                           4時間歩き         神戸 泊

      


桜行脚・京都

2017-04-08 17:03:17 | 

4月5~7日関西を歩いてきました。
      「《あるく》ツアー旅行」 に参加しましたので、装備は山登り風、ウオーキング風。
      雨の心配もあるので、合羽等の準備も怠りなく。団体なので傘は禁止だといわれました。

      4月5日京都ウオーキング   

      金閣寺 ⇒⇒ ⇒ 原谷苑 ⇒⇒⇒ 仁和寺

      金閣・鹿苑寺 
      
     
      金閣寺  と言う名の寺はなく、鹿苑寺の金閣(舎利殿)と認識してほしい・・・と、ガイドさん。
      金閣の二層と三層は、純金の箔が張ってあり、三層は舎利が置いてある。

      
      金閣の裏山からの角度が美しい・・・と、おススメでしたが。         (下手な写真でした。) 

      原谷苑   二時間山歩きをして 「知られざる名桜」を目指しました。

      
      
      
      
      枝垂れ桜が咲き誇る豪華絢爛な桜の園・・・の筈でしたが、季節が1バージョン先の花ばかり。
      3年前に来たときは、ココは天国だ・・・と気が狂いそうになるほど感激したのに、もう一度夢を見る
      ことは叶いませんでした。今年はどこも遅いのよ。
                                               

      仁和寺 真言宗御室派の総本山       

      
      
      
      
      御室の桜は、低木で花が低い位置に咲く白っぽい桜ですが、遅咲きでも有名。
     だから、京都へ何度来ても見ごろに出会えません。この桜だけに的を絞って
     来なくちゃダメですね。
      
     4時間かけて原谷苑の山を登り下りし、洛西の3ヶ所を見学出来ました。
                                            
                                                  神戸 泊