1月23日 三越の琳派名品展を見てきました。
400年にわたり継承されてきた「琳派」
桃山時代の光悦、宗達に始まり、光琳、抱一にわたる
全貌が箱根の岡田美術館から、日本橋三越へ
降りてきました。
琳派の大きな特徴は、金・銀などの色彩を基調にしていること。
着物の絵柄として「光琳模様」と名付けられた図案が普及したり
生活の中にも広く親しまれています。
三越と琳派の関わりは、呉服店・越後屋を営んだ三井家が、
尾形光琳らを支援した江戸時代にまで遡り、
明治37年(1904)に「光琳遺品展覧会」を開いたというつながりが、
或るのだそうです。さすがに老舗の歴史は重いです。
岡田美術館は、素晴らしかったですが、箱根は遠い! 展示会場が
広すぎる! 入場料が高い(昨年行ったとき2800円)!・・・というわけで
簡単には行けませんのよ。
その点、三越でのイベントは、近いから最高に便利で素晴らしい。
めったにないチャンスです。是非お出かけ下さい。