2月22日 ブータンシボリアゲハ を見に行ってきました。
ブータンの東部で昨年8月、日本蝶類学会の調査隊によって
78年ぶりに確認された幻の大蝶、ブータンシボリアゲハの標本が、
東京大学総合研究博物館で一般公開されています。 ~24日まで。
朝日新聞の記事
NHKの 幻の ブータンシボリアゲハ の番組 見ました!
飛んでる姿は特に華麗、優雅で美しい蝶ですね。
左: 東大構内にある総合研究博物館の会場
中: 蝶が入って贈られた箱 ブータンの象徴、2頭の龍と印[三鈷]が書かれている。
右: 同種の シナシボリアゲハ、ウンナンシボリアゲハ の標本
これがそうです。 ブータンシボリアゲハ のオス
世界中の蝶研究者、愛好家にとっては、その名前をきいただけで
興奮してしまうという 幻 の存在なのです。
生態を含めて、すべて謎の蝶なのです。
最後の大物と言われているらしいです。
ブータンはヒマラヤ山脈の南東側にある国です。
ユニークな政策として、諸国の国民総生産(GNP)に対して、
国民総幸福(GNH)を提唱している事で 注目を集めています。
国の面積は 九州の1.1倍、人口は70万人だそうです。
大の親日国。顔つきが似ていて、着るものも懐かしい感じがします。
国教が仏教であり、風景も日本の農村に似ていて、親しみを感じます。
東日本大震災に際して、国中で犠牲者を追悼するとともに、
100万ドルもの支援金を供して下さいました。
昨年、結婚され、新婚旅行で日本を訪れてくださった王様ご夫妻、
被災地・福島県相馬市の小学校を訪問され、「龍の話」をされた時の
仲睦まじい国王ご夫妻。
お二人を見ているだけで、こちらも幸せな気分になりました。
ブータン国、国王ご夫妻のお幸せを祈らずにはおれません。
2月14日 映画 「三丁目の夕日 ’64」 を見てきました。
「三丁目の夕日」のシリーズ三回目の作品だそうですが、
一度は見てみたいと思っていましたので、友達と新宿で会いました。
古き良き昭和の時代、東京オリンピック開催に日本中が熱狂した
昭和39年を背景にした物語でした。
「世界中の青空を東京に集めたような、今日の空」(?)にブルーインパルスが
五輪を描いたのを見る主人公ファミリー。
茶川竜之介(吉岡秀隆) は、売れない小説家。三流少年誌で児童小説を
連載中だが、新人作家(実は、血縁はないが、息子同様に育てている子。左の子)
の小説に人気を奪われ、打ち切りの危機に瀕している。
生活は妻(小雪)の収入に頼っており、ヒモ状態。
向いの「鈴木オート」のみなさん。
東北から集団就職で東京に働きにきて、鈴木家の娘同様に可愛がられている、
堀北真希の結婚式の日。
この映画に出てくる俳優さんたち、みんな素晴らしかったです。
心に響くセリフも多く、
堤真一 「この辺全部焼け野原だったんだぞ・・・食うものも何もなくて・・・
それがどうだ、ビルヂングがどんどん出来て、世界一の東京タワーが
出来て、とうとうオリンピックだぞ! 」
小雪 「宅間先生がね、幸せってなんだろうって言ってたんだ、お金持ちになるとか、
出世するとか、そういう事じゃないんじゃないかって。 私 幸せだよ。」
3Dで見ましたが、東京タワーの俯瞰の映像がよかった。
茶川が実家に帰省するために乗る中央線をバックに、無数の赤とんぼが
飛び交うシーンが、あの時代をなつかしく思い起こさせました。
あとは、3Dでなくてもよかったナ。(入場料1500円←普通は1000円)
夕日町三丁目で、いつも変わらぬ人情味あふれるやりとりが交わされていて、
悪人は登場せず、こんな人たちがまだどこかにいるはずだ・・・と
「人っていいよね。」・・・と思わせる あたたかさに溢れていました。
東北の被災地の方々に見ていただきたいな。。。 と思ってしまいました。
2月6日 我が家に、あたらしいお雛様がやってきました。
これは、紙で折ったお内裏さまです。
私が腰痛で家にじっとしていた時、友達がわざわざ届けてくれました。
「10分ぐらいで折って持参したので、雑な出来でお許しください」・・・だなんて!
ものの“10分ぐらい”で、こんな優雅な世界が作り出せるんですよ~。
折敷の白い紙は牛乳パックを梳いたものだそうです。
散らした桜は私の桜好きを、おもばかってのこと?
それとも、旧の(4月)ひな節句まで飾ってて大丈夫ってこと?
昨年は怠けてお雛様は飾りませんでした。
忙しかったり、かたずけるのが面倒だったりして。
今年はお蔭様で、他の雛達も陽の目を拝ませてもらえました。
これは2月の梅の時期のバージョン。
この人、折り紙の達人で、地域の人に請われて教えてあげたりしていますが、
センスがいいんですよ。頂いた作品の1部をご紹介しましょう。
バラ、ばら、薔薇
(形がゆがんでますね ゴメン)
セーラー服
いつも心にかけていただいてKさん、ありがとう。
運転も、お裁縫も、お料理も、折り紙も
何でも上手で、私 心から尊敬しておりますよ。
きっと貴女はA型じゃないですか?
1月30日高尾山へ行ってきました。
雪景色が見られるだろうと、稲荷山コースから 登りました。
高尾山頂上近くまでは、それほど雪はなかったのですが、
奥高尾に入ると、かなりの積雪。お天気がいいので、1枚脱ぎ、2枚脱いで
静かな山歩きができました。
やっぱり 富士山 が見えると 数倍元気がでますね。
登山道に ゆきだるま 10センチほどもあるシモバシラ
東京都にも こんな雪景色があるんです。
高尾山頂 ⇒ 城山山頂 ⇒ 小仏峠 ⇒ 小仏バス停 のコースをとりました。
小仏峠からの簡単な「下山」で、ドジを踏んでしまいました。
カチカチに凍った急坂ですべって、尻餅をついてしまったのです。
ド~ンと腰に痛みが伝わって、しばらく立ち上がれませんでした。
何とか、バス停まで歩けましたが、雪国の人に笑われそうですよね。
お正月に 五木寛之さんの 「下山の思想」を読みました。
山に登って、山頂をきわめたあとは、下山しなければならない。
人生にも 「林住期」から 「遊行期」へいたるプロセスを
人間の最も人間的な時代と考える。
行き過ぎた消費社会の反省も必要だ。
登った山からは、必ず降りるのダ。
安全に、確実に、ゆっくりと、できれば優雅に、風に吹かれて、
そして家へ戻り、又新たな登山の夢をはぐくもう。。。。というものです。
今年は 美しい風景を眺めながら、心の余裕をもって下山するぞ・・・と
決めていたのに、こんなところで! 失敗! 失敗!
朝晩 背中に湿布を張ってもらって、 家事はとうちゃんがやってくれました。
読書とテレビで 所在なさを楽しんでいましたが、
さあ、そろそろ明日からは働くことにしましょう。!!